他が全て倒れるとしても、君は足掻き続ける。
前提条件:
《持久力》、
《不屈の闘志》、基本頑健セーヴ+8。
利益:1日に1回割り込みアクションを使用して、有害な状態や苦痛の効果(
恐慌状態、
麻痺状態、
朦朧状態のような)の開始を1ラウンド遅延させる。これには永続的な状態や瞬間的な状態も含まれる。この特技を使用すると、これらの状態の開始は次の君のターンの終了まで遅延し、その後は通常通り作用する。この特技はヒット・ポイントへのダメージや能力値ダメージには一切効果はない。
君の視覚は特に鋭敏だ。
前提条件:【判】13、“鋭き五感”種族特性。
利益:視覚に依存する
〈知覚〉判定における、距離によるペナルティを-5まで無視する。これにより君は限界よりさらに遠くのものを実際に見ることができる。
君は1種類の盾の活用を極めた。
前提条件:選択した盾の習熟、
《盾熟練》、ファイター・レベル4。
利益:修得時に盾の種類(バックラー、ライト、ヘヴィ、あるいはタワー・シールド)を1つ選択する。その盾を使用する限り、君はクリティカル・ヒットかどうかを確定させるロールに対するACに+2のボーナスを得る。加えて、君は盾の基本ボーナス(
《盾熟練》によるボーナスは加えるが、強化ボーナスは加えない)に等しいボーナスをCMDに得る。
特殊:この特技は複数回修得できる。累積はしない。この特技を修得するたびごとに、異なる盾の種類を選択すること。
君が複雑な呪文を発動する間、仲間は君を覆い守る。
利益:この特技を修得している仲間と隣接しているとき、君は精神集中判定に+4の技量ボーナスを得る。仲間がバックラーかライト・シールドを装備しているのなら、このボーナスは+1増加する。仲間がヘヴィ・シールドかタワー・シールドを装備しているのなら、このボーナスは+2増加する。また、もし君とその仲間を機会攻撃範囲に収めた敵が
《発動妨害》特技か精神集中判定のDCを増加するような能力を持っているなら、この特技によるボーナスは半分になる。
君は周囲の味方と一体化された防御を形成する。
前提条件:
《盾習熟》。
利益:君が盾を装備した上で君に隣接しているこの特技を修得している味方も盾を装備しているなら、その仲間が装備している盾に従い君の盾によるACへのボーナスが増加する。もし仲間がバックラーかライト・シールドを装備しているのなら、盾ボーナスは+1増加する。もし仲間がヘヴィ・シールドかタワー・シールドを装備しているのなら、盾ボーナスは+2増加する。このボーナスは、この仲間が盾攻撃を行うなどして盾ボーナスを失っているときでさえ失われることはない。この特技を修得した仲間がタワー・シールドを使用して完全遮蔽をとり、君への攻撃が盾の角を通って攻撃を行っているなら、君もその利益を得る(『
Core Rulebook』
153P)。
団結して敵に向かうとき、君は仲間を迅速な陽動で援護する事ができる。
前提条件:【知】13、
《攻防一体》、
《団結挟撃》、基本攻撃ボーナス+6。
利益:2人以上の仲間が1体の同じ敵を機会攻撃範囲に収めているのなら、君は移動アクションで援護アクションを行うことができる。
通常:援護アクションは標準アクションである。
君は敵に対してより大人数で向かうことに熟練している。
前提条件:【知】13、
《攻防一体》。
利益:2人以上の仲間が1体の同じ敵を機会攻撃範囲に収めているのなら、君は実際の位置に拘わらずその敵を挟撃していると見なす。
通常:挟撃を行うためには、君の向かい側に仲間がいるように位置しなければならない。
君は雷か悲鳴のような音を伴う、聴覚を喪失させる呪文を呼び出す。
利益:ダメージを与えたクリーチャーを
聴覚喪失状態にするように、君は呪文を修正する。この呪文によりクリーチャーがダメージを受けたなら、そのクリーチャーは元の呪文レベルに等しいラウンドの間
聴覚喪失状態になる。セーヴを行える呪文は成功すればこの効果を無視できる。セーヴを行なわない呪文は頑健セーヴに成功すればこの効果を無視できる。この呪文が元々対象を
聴覚喪失状態にする呪文であれば、その持続時間が増加する。《聴覚喪失の呪文》は通常の呪文レベルよりも2レベル高い呪文スロットを消費する。
ダメージを与えない呪文はこの特技の利益を受けることはない。
君は通常より多くの特徴を持っている。
利益:君は追加で2つのキャラクター特徴(
8章を参照)を選択して獲得する。これらの特徴はそれぞれ異なるリストから選択せねばならず、既に選択しているキャラクター特徴は獲得できない。獲得する際に必要な前提は満たさなければならない。
君は通常移動を妨げずに、敵が移動しようとする距離を縮めることができる。
前提条件:【敏】13、
《追尾》。
利益:隣接した敵を追いかけるために
《追尾》特技を使用する際、10フィートまで移動してもよい。君は依然として次のターンに5フィート・ステップを行うことができ、この特技を使用した移動が次のターンの間に君が移動する距離から引かれるということもない。
通常:
《追尾》を使用して敵を追いかける際には、5フィート・ステップしか行えない。
敵が移動しようとする時に、君は追いかけた上に攻撃できる。
前提条件:【敏】13、
《追尾》、
《追尾強化》、基本攻撃ボーナス+6。
利益:隣接した敵を追いかけるために
《追尾》もしくは《追尾強化》特技を使用する際、君は最も高い基本攻撃ボーナスを使用して、その敵に1回の近接攻撃を行ってもよい。この攻撃はそのラウンドにおける1回の機会攻撃として数えられる。この特技を使用することは君がラウンドごとに通常行えるアクションの総数としてはカウントされない。
通常:君は通常、毎ラウンド1回の標準アクションと1回の5フィート・ステップのみを行うことができる。
君は弓を使い続ける為の活路を拓ける。
前提条件:
《速射》、エルフ。
利益:隣接した敵に対してショートボウかロングボウ(コンポジット・ボウでもよい)を使用して全力攻撃を使用した攻撃を行う際、射撃の代わりに抜いたアローを使用してその敵に近接攻撃を試みてもよい。この攻撃が目標に命中したなら、(ダメージを与えたかどうかに拘わらず)目標を君から5フィート押しやる。君はその後元々の目標に射撃を通常通り行ってもよいし、距離内の別の目標を攻撃しても構わない。この近接攻撃は
《速射》による追加攻撃と置き換える。そのためこのラウンドに君が行う全ての攻撃ロールには-2のペナルティが与えられる。もし初めの攻撃により君を機会攻撃範囲内に収めている敵がいなくなったのなら、君はそれの次からの遠隔攻撃を、機会攻撃を誘発することなく続けることができる。
君のクリティカル・ヒットは敵を押し戻すことができる。
前提条件:【筋】13、
《強打》、
《突き飛ばし強化》、基本攻撃ボーナス+9。
利益:近接攻撃でクリティカル・ヒットを行ったときに、通常ダメージに加えて敵を後方へ押しやることができる。クリティカルかどうかを決定する際にロールした結果が相手のCMD以上となれば、突き飛ばしの戦技に成功したように相手を押しやることができる。判定に成功しても、君は敵に向けて移動する必要はない。この試みは機会攻撃を誘発しない。
通常:敵を突き飛ばすためには、君は突き飛ばしの戦技を試みなければならない。
特殊:君は以下に示す特技の1つしか、クリティカル・ヒット時に適用することはできない。
《足払い打撃》、
《位置ずらし打撃》、《突き飛ばし打撃》、
《武器落とし打撃》、
《武器破壊打撃》。クリティカルかどうかを決定する際のロールを行った後に、君はどの特技を使用するか選択してもよい。
君の爪攻撃は、敵により大きな傷を与える。
前提条件:【筋】13、2回の爪攻撃、基本攻撃ボーナス+6。
利益:1ラウンドに1回、同じ対象に爪攻撃を2回命中させたなら、2回目の爪攻撃は追加で1d6ポイントのダメージを与える。このダメージは精密性によるダメージであり、クリティカル・ヒットにおいて増加しない。君はこの特技をラウンドごとに1回だけ使用できる。
君は前進か退却かに関係なく、敵に矢を雨のように降らせる事を専門としている。
前提条件:【敏】13、
《回避》、
《強行突破》、
《近距離射撃》、
《機動射撃》、基本攻撃ボーナス+6。
利益:1遭遇に1回、撤退アクションを行なう際に、移動中の任意の場所で1回の遠隔攻撃を行うことができる。
通常:撤退アクションを使用している際に攻撃を行うことはできない。
特殊:弓術スタイルのレンジャーは、6レベル以降、戦闘スタイル特技として《撤退射撃》を修得できる。
君は胃が特に強い。
前提条件:【耐】13、ドワーフかハーフオークかオーク。
利益:
吐き気がする状態あるいは
不調状態を与える効果と摂取型の毒に対するセーヴに+2の種族ボーナスを得る(ただし摂取型以外の毒に関してはこのボーナスを得ることはない)。加えて、君自身のため(だけ)に行う、食料調達のための
〈生存〉判定に+2のボーナスを得る。
君の皮膚は厚く、君の種族のほとんどのものよりも頑丈だ。
前提条件:【耐】13、ドワーフかハーフオークかオーク。
利益:君は皮膚が硬いため、+1の外皮ボーナスを得る。
君は巧みに指示し、望むところに他の注意を引き付ける。
前提条件:【判】13、ハーフエルフ。
利益:移動アクションを使用して、30フィート以内の友好的なクリーチャー全ての
〈知覚〉判定に+2のボーナスを与える。このボーナスは君の【判断力】修正値に等しいラウンドの間(最低1ラウンド)持続する。
君の頭脳は獲物からの攻撃に対して盾となる。
前提条件:“得意な敵”クラス特徴。
利益:“得意な敵”から1種類を選択する。その種類の“得意な敵”から攻撃されたとき、その敵に対する“得意な敵”によるボーナスの半分をACおよびCMDに回避ボーナスとして加える。
特殊:この特技は複数回修得できる。累積はしない。この特技を修得するたびに、新しい“得意な敵”を選択すること。
君の種族にしてみれば君はまだ若いが、長い間、知識を蓄え訓練を受けてきた。
前提条件:ドワーフかエルフかノーム、100歳以上。
利益:あらゆる
〈知識〉判定と
〈職能〉判定に+2のボーナスを得、未修得であってもこれらの判定を行える。
君は武器による強烈な一撃に続き、好機を逃さず盾で攻撃を加える。
前提条件:
《盾攻撃強化》、
《盾攻撃の達人》、
《二刀流》、基本攻撃ボーナス+11。
利益:近接武器を使用してクリティカル・ヒットとなったなら、君はフリー・アクションとして同じ対象に盾攻撃を行なってもよい。
迅速な反応は失敗した攻撃を2番目のチャンスへと変える。
前提条件:
《攻防一体》、基本攻撃ボーナス+6。
利益:全力攻撃において最初の攻撃が失敗した際、以降の攻撃を全て諦めることでその攻撃を再ロールできる。
君は以降に続く攻撃を犠牲にすることなく、外れた攻撃を2番目のチャンスに変えることができる。
前提条件:【知】13、
《攻防一体》、
《二度目の正直》、基本攻撃ボーナス+11。
利益:
《二度目の正直》特技を使用して失敗した攻撃を再ロールする際にも君はそのターンの残りの攻撃を依然として行えるが、それらの残りの攻撃それぞれに-5のペナルティを受ける。
通常:
《二度目の正直》特技を使用する際、君は通常そのターンの攻撃の残りを諦めなければならない。
君は自身の種族の仲間として見られるのではなく、容易に人間と間違われる。
前提条件:ハーフエルフかハーフオークかハーフリング(特殊項を参照)。
利益:自らを人間に偽装するための
〈変装〉判定に+10のボーナスを得る。この判定では、種族が違うことによるペナルティを受けない。多くの人がいる地域ならば、この判定で出目10を選択できる。これはほとんどの人々は考慮すべき理由が与えられない限り、君が人間だと考えやすいことを意味している。
特殊:ハーフリングもこの特技を修得できるが、その場合
《子供の振り》特技が前提条件となる。この2つの特技の利益は累積する。
君は道具を敵から盗み取るためのコツを心得ている。
前提条件:【知】13、
《攻防一体》。
利益:君は“盗み取り”戦技を使用する際に機会攻撃を誘発しない。加えて敵からアイテムを盗み取る際の戦技判定に+2ボーナスを得る。君はまた、相手が君からアイテムを盗み取ろうとする際に戦技防御に+2ボーナスを得る。
通常:君は“盗み取り”戦技を試みる際、機会攻撃を誘発する。
君の秘術の才能は幻想を越える。
前提条件:【魅】13、ノーム、“ノームの魔法”種族特性。
利益:通常のノームの擬似呪文能力に加えて、君は以下の擬似呪文能力を獲得する。1/日―
プレスティディジテイション、
メイジ・ハンド。
君は、特に魔法に抵抗力がある。
前提条件:ドワーフ、“頑丈”種族特性。
利益:呪文および擬似呪文能力に対するセーヴィング・スローに対して+4のボーナスを得る。このボーナスは“頑丈”種族特性の通常のボーナスを置き換える。
通常:ドワーフは通常、呪文及び擬似呪文能力に対するセーヴィング・スローに対して+2のボーナスを得る。
君は1日により多くの爆弾を投擲できる。
前提条件:“爆弾”クラス特徴。
利益:1日に追加で2回“爆弾”を投擲できる。
特殊:君は《爆弾追加》を複数回修得できる。効果は累積する。
君は新しい錬金術の発見をした。
前提条件:“発見”クラス特徴。
利益:“発見”を1つ追加で獲得する。この“発見”の前提条件は満たさなければならない。
特殊:君は《発見追加》を複数回修得できる。
君は違う職業を選択する才能を持っている。
前提条件:人間。
利益:追加で適性クラスを1つ選択し、それらのクラス・レベルを獲得するごとに+1ヒット・ポイントあるいは+1技能ポイントを獲得する。君が既にそのレベルを所持している場合、この利益は遡って適用される。
それが呪文によるものであろうと自然治癒によるものであろうと、君は治癒から大きな利益を得ることができる。
前提条件:【耐】13、
《持久力》、
《不屈の闘志》。
利益:休息や魔法的な治癒によってヒット・ポイントを回復する際、君は【耐久力】修正値の半分(最低+1)だけ追加でヒット・ポイントを回復する。
君は気を得るために迅速に蒸留酒をがぶ飲みする。
前提条件:【耐】18、“酒気蓄積”クラス特徴。
利益:一時的気ポイントを得るために強い酒を飲む際、標準アクションではなく即行アクションで行える。
君は、戦場で敵を引きずる事に熟練している。
前提条件:【筋】13、
《強打》、基本攻撃ボーナス+1。
利益:君は引きずりの戦技を試みる際に機会攻撃を誘発しない。加えて、君は敵を引きずる際の判定に+2のボーナスを得る。君はまた、敵が君を引きずろうという試みに対するCMDに+2のボーナスを得る。
通常:君は引きずりの戦技を試みる際に機会攻撃を誘発する。
君の小さい身長は、遠隔攻撃を避ける助けになる。
前提条件:【敏】13、小型サイズかそれより小さい。
利益:君は遠隔攻撃に対するACに+1の回避ボーナスを得る。加えて、君がいるマスを通る遠隔武器に対して、君はクリーチャーに柔らかい遮蔽を提供しない。
魔術は君の血、君の手の中にある。
前提条件:【魅】10、エルフかハーフエルフかノーム。
利益:ウィザード/ソーサラー呪文の0レベル呪文を1つ選ぶ。君はこの呪文を1日3回、擬似呪文能力として発動できる。術者レベルはキャラクター・レベルに等しい。セーヴDCは10+君の【魅力】修正値である。
君はどのような呪文でも防御に変換することができる。
前提条件:秘術呪文を発動する能力、術者レベル10。
利益:割り込みアクションとして、呪文レベルが1以上の準備している呪文か未使用の呪文スロットを消費することで、1ラウンドの間君のACに消費した呪文(もしくは呪文スロット)の呪文レベルに等しい反発ボーナスを得る。この方法で0レベル呪文を消費することはできない。
君はどのような呪文でも攻撃に変換することができる。
前提条件:秘術呪文を発動する能力、術者レベル10。
利益:標準アクションとして、呪文レベルが1以上の準備している呪文か使用していない呪文スロットを消費することで光線を放ち、30フィート以内の敵に遠隔接触攻撃を行える。この攻撃は2d6+消費した呪文もしくは呪文スロットのレベルごとに1d6のダメージを与える。この方法で0レベル呪文を消費することはできない。(訳注:
更新;これは超常能力である。)
君はとどめの一撃を試みるために敵の衰弱した状態を利用することができる。
前提条件:急所攻撃+5d6。
利益:君は“とどめの一撃”を
戦慄状態や
朦朧状態のクリーチャーに対しても行える。
通常:君は
無防備状態の目標にのみ“とどめの一撃”を行うことができる。
君はより大量の気を飲酒から汲み上げることができる。
前提条件:【耐】13、モンク・レベル11、“酒気蓄積”クラス特徴。
利益:君が“酒気蓄積”により一時的気ポイントを獲得する際、1ではなく2気ポイントを獲得する。
君はクリティカル・ヒットにより敵の武器を落とすことができる。
前提条件:【知】13、
《攻防一体》、
《武器落とし強化》、基本攻撃ボーナス+9。
利益:近接攻撃でクリティカル・ヒットを確定させたときに、攻撃による通常のダメージに加えて相手の武器を落とせる。クリティカルかどうかを決定するためのロールが相手のCMD以上となっていた場合、武器落としの戦技と同様に敵の武器を落とすことができる。この行為は機会攻撃を誘発しない。
通常:敵の武器を落とすためには、君は武器落としの戦技を試みなければならない。
特殊:君は以下に示す特技の1つしか、クリティカル・ヒット時に適用することはできない。
《足払い打撃》、
《位置ずらし打撃》、《突き飛ばし打撃》、《武器落とし打撃》、
《武器破壊打撃》。クリティカルかどうかを決定する際のロールを行った後に、君はどの特技を使用するか選択してもよい。
君のクリティカル・ヒットは敵の武器を破壊できる。
前提条件:【筋】13、
《強打》、
《武器破壊強化》、基本攻撃ボーナス+9。
利益:近接攻撃でクリティカル・ヒットを確定させたときに、攻撃による通常のダメージに加えて相手の武器を破壊できる。クリティカルかどうかを決定する際にロールが相手のCMD以上となっていた場合、武器破壊の戦技と同様に目標の武器にダメージを与える(武器用に別に通常のダメージをロールすること)。この行為は機会攻撃を誘発しない。
通常:敵の武器を破壊するためには、君は武器破壊の戦技を試みなければならない。
特殊:君は以下に示す特技の1つしか、クリティカル・ヒット時に適用することはできない。
《足払い打撃》、
《位置ずらし打撃》、《突き飛ばし打撃》、
《武器落とし打撃》、《武器破壊打撃》。クリティカルかどうかを決定する際のロールを行った後に、君はどの特技を使用するか選択してもよい。
君は1回の接触によって、残酷な敵の脅威さえ抑えることができる。
前提条件:【判】18、
《素手打撃強化》、基本攻撃ボーナス+8。
利益:攻撃ロールを行う前に、この特技を使用するかどうかを選択すること(そのため、攻撃ロールが失敗するとこの試みは無駄になってしまう)。攻撃が命中しても、この攻撃はダメージも他の効果や状態を及ぼすこともない。しかし目標は1ラウンドの間、呪文を発動したり攻撃を行なうこと(機会攻撃や割り込みアクションとしての攻撃も含む)ができなくなる。目標は意志セーヴ(DC10+君のキャラクター・レベルの1/2+君の【判断力】修正値)に成功すればこの効果を免れる。《平穏なる接触》は1日に4レベルごとに1回使用することができる(特殊項を参照)が、1ラウンドには1回しか行うことはできない。
特殊:蓮華拳士のアーキタイプを選択したモンクは、例え前提条件を満たしていなくとも1レベルにおいて《平穏なる接触》をボーナス特技として獲得する。モンクは《平穏なる接触》を1日にモンク・レベルごとに1回+モンク以外のクラス・レベル4につき1回だけ使用することができる。
君は正しく狙いをつけた射撃によって、近くの敵が呪文を発動することをより困難にする。
前提条件:【敏】13、
《近距離射撃》、ファイター・レベル6。
利益:君が30フィート以内にいる呪文の発動する相手を撃つアクションを待機し、その相手に遠隔攻撃を命中させるのが成功した場合、その呪文を発動するための精神集中DCが+4だけ増加する。
君の迅速な打撃は、近くの味方を攻撃している敵を防ぐ。
前提条件:
《迎え討ち》。
利益:隣接する味方が攻撃された際、機会攻撃の回数を使用して仲間のACを上げるために援護アクションをとることができる。この援護アクションを使用して、仲間の攻撃ロールを増加するために援護アクションを行うことはできない。
通常:援護は標準アクションである。
誰に魔法の武器が必要だというのか? 気味の悪い奇術は、君の凶暴な残忍性に全くそぐわない。
前提条件:【筋】15、肉体武器、基本攻撃ボーナス+6。
利益:君の肉体武器はダメージ減少を克服する際、魔法かつ銀の武器として扱われる。
君の鋭い感覚は隠れた敵にその手を誘う。
前提条件:
〈知覚〉10ランク、
《無視界戦闘》。
利益:君の近接攻撃は、完全視認困難よりも小さな失敗確率を無視する。完全視認困難においては、通常通り失敗確率ロールを振り直すことができる。
不可視状態や隠れ身を行なっている30フィート以内の相手の位置を正確に捕捉することができたなら、その者からの遠隔攻撃は一切の優位性を持たない。すなわち、君はACへの【敏捷力】ボーナスを失わないし、攻撃側は不可視であることにより得られる+2ボーナスを得ることができない。
特殊:《無視界戦闘強化》特技の効果は、
ブリンク呪文の対象となったキャラクターに対しては一切効果を及ぼさない。
君は這いずり、かすめるように飛んで刺すものたちとの特別な絆を持つ。
前提条件:“野生動物との共感”クラス特徴。
利益:動物に対してのみ効果のある呪文や特殊能力を、蟲に対しても効果を及ぼすことができる(蟲に対して効果を及ぼす呪文もまた、通常通り彼らに適用される)。君は“野生動物との共感”の効果を、動物に適用するのと同じように蟲に対しても及ぼすことができる。
君の強力で不正確な攻撃は、敵を朦朧化させる。
前提条件:【筋】13、
《強打》、基本攻撃ボーナス+16。
利益:全ての近接攻撃とCMBに-5のペナルティを受けることで、近接攻撃が命中した対象を1ラウンドの間
朦朧状態にすることを選択することができる。対象は頑健セーヴに成功すればこの効果を無効化できる。セーヴDCは10+君の基本攻撃ボーナスである。この特技を使用するかどうかは攻撃ロールの前に決定しなければならず、ペナルティは君の次のターンまで続く。
魔法によるものか血の呪いか、君のいくつかの部分は人というより、むしろ野獣のようだ。
前提条件:“自然の化身”クラス特徴、特殊を参照。
利益:君の獣の肉体は以下に示す顕現の1つを発現させる。君はこの特技を選択した際にこの顕現を選択する。その後これを変えることはできない。
夜の知覚(変則)Night Senses:基本種族の視覚が通常なら、夜目を得る。夜目なら暗視30フィートを得る。暗視なら有効距離が30フィート伸びる。
獣の爪(変則)Claws of the Beast:爪を一組生やす。これらのひっかき攻撃は主要攻撃として扱い、1d4(君が小型なら1d3)ポイントのダメージを与える。
捕食者の跳躍(変則)Predator's Leap:君は跳躍の前に10フィートの助走がなくても走り幅跳びを行なうことができる。
野生の勘(変則)Wild Instinct:イニシアチブ判定と
〈生存〉技能判定に+2のボーナスを得る。
特殊:もし君がライカンスロピーに罹患しているなら、前提を無視してこの特技を修得できる。肉体武器の戦闘スタイルを選択したレンジャーもまた、(ボーナス特技として《野獣の化身》特技を修得しない場合であっても)前提を無視してこの特技を修得できる。
君の感覚は完全なる暗闇の中では特に鋭くなる。
前提条件:暗視60フィート。
利益:君の暗視の間合いが120フィートになる。
通常:暗視は通常60あるいは90フィートまで届く。
君は、盾で遠隔攻撃をそらす事に熟練している。
前提条件:【敏】13、
《盾熟練》。
利益:この特技を使用するには、ライト、ヘヴィ、タワー・シールドのいずれかを使用していなければならない。1ラウンドに1回、遠隔攻撃が通常なら命中するような場合(呪文の効果、肉体攻撃、巨大な遠隔武器によるものは含まない)、君は
《矢止め》特技を修得しているかのようにダメージを受けないようにその攻撃を弾くことができる。君はその攻撃に気付いていなければならず、また
立ちすくみ状態であってはならない。
君は状態を損なう効果を振り捨てることができる。
前提条件:
《持久力》、
《不屈の闘志》、基本頑健セーヴ+4。
利益:1日に1回標準アクションを使用して、君が受けている、頑健セーヴに成功すれば回復する効果に対して新たに1回のセーヴを試みることができる。この効果に対するセーヴに失敗しても追加効果は生じないが、セーヴに成功すれば毒や病気のような効果を治療する目的においては成功した回数として数えられる。君は瞬間的な効果、セーヴィング・スローを行なえない効果、頑健セーヴを要求しない効果に対してこの特技を使用することはできない。
君の錬金術への精通は、神技に近い。
前提条件:
〈製作:錬金術〉5ランク。
利益:
〈製作:錬金術〉判定に+2のボーナスを得る。また君は通常よりもはるかに速い速度で錬金術アイテムを作り出すことができる。毒を作成する際、一度に【知力】修正値に等しい数(最低1)までまとめて作成することができる。必要な時間は1つを作る場合と変わらないが、原材料の費用は通常通り支払うこと。
加えて、君が
〈製作:錬金術〉を使用して錬金術アイテムや毒を作成する際、1日あたりの進捗を計算する際のSP価格を、GP単位で計算する(SP価格として考慮するために、そのアイテムのGP価格を10倍にしない)。
不断の練習を通して、君はどうやって特別なトリックを実行するかを学んだ。
前提条件:“ローグの技”クラス特徴。
利益:“ローグの技”を1つ追加で獲得する。前提条件は満たさなければならない。
特殊:君は《ローグの技追加》を複数回修得できる。
最終更新:2024年03月22日 21:22