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アーキタイプとクラス・オプション Archetypes and Class Options

 Pathfinder Roleplaying Gameの基本クラスは、中心となる考え――あるクラスのキャラクターが通常どうあるべきかを理解できるように示された、基本コンセプト――から導かれたもので、多様なキャラクターの数々の基板となるように設計されている。しかし基本コンセプトには無数の解釈と改良の余地がある。より特殊なクラスの解釈を満足するように、ルールを改良する手段である。例えば、スワッシュバックラー・クラスには、大胆な侵入者もいれば女王のために戦う銃士もいるし、仮面の復讐者も存在する。このような選択は詳細な背景、クラス・オプション、特技、技能により洗練される。これらは皆、キャラクターをプレイヤーの想像力で鍛え、独自の個性を具現化し目的を達成するより効果的な方法である。

 キャラクターのコンセプトには既存のクラスに近すぎるために、独自のクラスになり得ないものの、何度もプレイすると議論せずにはいられないものもある。このような状況に備えて、Pathfinder Roleplaying Gameにはアーキタイプがある――これはその注力する場所に手を加える助けとなるもので、既存のクラスの能力と入れ替える修正した能力のセットだ。以下のページでは、新しい選択ルールと、代替クラス特徴の詳細が述べられている。これを用いれば、君は象徴的なファンタジー世界のキャラクターを作り出すことができるだろう。

 本項では新しいアーキタイプ、そして既存クラス全ての他の選択肢を掲載している。Advanced Class Guideの新クラス全てのものもある。アーキタイプに焦点を当てたものもあれば別の新しいクラス・オプションを掲載したものもあるし、それぞれを組み合わせたものもある。本項のアーキタイプと選択肢の多くは、既存のクラスに属しているキャラクターがAdvanced Class Guideで登場した新クラスのクラス特徴を得られるようにしてくれるものだ。


アーキタイプの選択 Selecting Archetypes

 アーキタイプが基本クラスを変更する主な方法は、クラス特徴を置き換えることだ。プレイヤーがキャラクターのクラスを選択する際、クラスの元々の説明に示された標準のクラス特徴を使用することを選択することもできるが、代わりにアーキタイプを採用することもできる。それぞれの代替クラス特徴はアーキタイプに記載されており、基本クラスの特定のクラス特徴を置き換えたり変更させたりする。例えば、首締め屋アーキタイプの首砕きクラス特徴は、標準のブローラー・クラスのふっとばし攻撃ふっとばし攻撃強化特徴を置き換える。特に置き換えると言及されていないクラス特徴は、そのクラスの元々の説明に記載されている通りに機能する。

 アーキタイプに複数の代替クラス特徴がある場合、キャラクターは全てを取得しなければならない――キャラクターが標準のクラス特徴を獲得できなくなることもよくあるが、他のオプションがそれらを置き換える。基本クラスのなかで、代替クラス特徴に言及されていない他のクラス特徴全ては変更されることはなく、特別な記載がなければキャラクターが適切なレベルに到達すれば通常通り獲得することができる。アーキタイプによって代替クラス特徴を得たキャラクターは、必要条件や前提条件を満たすかどうかを判断する際、置き換えられたクラス特徴を持っているものとは見なさない。

 その一方で、存在するクラス特徴を変更する代替クラス特徴は、それ以外の点については元のクラス特徴と同様に機能する。これらは必要条件や前提条件を満たすかどうかを判断する際、例え新しい主題に合うように名前を変えられていたとしても、そのクラス特徴と見なされる。例えば、バードバードの呪芸は、この能力を前提条件や必要条件とする際、バードの呪芸として扱われる。

 キャラクターは複数のアーキタイプを選択し、追加で代替クラス特徴を得ることができる。ただし、どの代替クラス特徴も別の代替特徴で同じクラス特徴を置き換えたり変更することがあってはならない。例えば、ウォープリースト信仰の英雄解呪師の両方になることはできない。両方のアーキタイプはエネルギー放出クラス特徴を他のものに置き換えるからである。

 アーキタイプが一連の成長の一部や基本の応力の追加を伴うクラス特徴(ファイター武器修練レンジャー得意な敵など)を置き換える場合、キャラクターがその能力を次に得る際、通常より低い、アーキタイプで置き換えたレベルの能力と見なされる。効果上、この一連の能力全ては、クラスにおいてその能力が成長する次のタイミングまで成長が遅れることになる。例えば、アーキタイプが3レベルの時点でローグの+2d6急所攻撃ボーナスを置き換えた場合、5レベルの時点で+1d6から+3d6まで一足飛びに成長するわけではない――3レベルでようやく成長したかのように、単に+2d6に成長する。この調整は急所攻撃が成長するレベルごとに続き、19レベルの時点で標準のローグなら+10d6になるところを+9d6になる。

 アーキタイプが一連の成長を伴うクラス特徴を置き換え、成長1つに言及していない場合、そのクラス特徴全てと成長全てが代替クラス特徴に置き換えられる。例えば、クラス特徴が特定のボーナスに言及することなく罠感知を置き換える場合、全ての罠感知を置き換える。