腐敗した衣装が歩く死体の萎んだ肉に引っかかっている。その口は無音の叫びを上げ、その目は不浄の輝きを放っている。
ヒューキューヴァ 脅威度2 Huecuva
経験点600
CE/中型サイズの
アンデッド
イニシアチブ +6;
感覚 暗視60フィート;
〈知覚〉+5
オーラ 不実(30フィート)
防御
AC 15、接触12、立ちすくみ13(+3外皮、+2【敏】)
hp 16(3d8+3)
頑健 +2、
反応 +3、
意志 +4
DR 5/魔法あるいは銀;
完全耐性 アンデッドの種別特性
攻撃
移動速度 30フィート
近接 爪(×2)=+4(1d4+1、加えて“
病気”)
一般データ
言語 共通語
その他の特殊能力 偽りの人間性
生態
環境 どこでも
編成 単体、2体、あるいは修道院生活(3~10)
宝物 標準
特殊能力
不実のオーラ(超常)/Aura of Faithlessness ヒューキューヴァおよび30フィート以内のすべてのアンデッド・クリーチャーはエネルギー放出や正のエネルギー効果に抵抗するための意志セーヴに+2の不浄ボーナスを受ける。
病気(変則)/Disease 汚穢熱;
セーヴ 頑健・DC12;
潜伏期間 1d3日;
頻度 1回/日;
効果 1d3【敏】および1d3【耐】
ダメージ;
治癒 2連続セーヴ。セーヴDCは【魅力】に基づく。
偽りの人間性(超常)/False Humanity 日中、ヒューキューヴァは自身の外見、音、そして与える印象をかつて生前のクリーチャーだった頃のようにする幻術を纏う。この効果は
ディスガイズ・セルフのように機能する――クリーチャーがヒューキューヴァに直接触れる場合、そのクリーチャーはこの幻術を見通すためのDC12の意志セーヴを試みて良い。この能力にも関わらず、ヒューキューヴァの臭いは変わらない――ヒューキューヴァは常に微小な墓場の土と腐敗の香りを漂わせている。
鋭敏嗅覚の能力を持つクリーチャーはこの幻術を見通すための意志セーヴィング・スローに+4のボーナスを受ける。夜間(ヒューキューヴァ自身が夜の帳が落ちたかを知っているかにかかわらず)、この幻術は薄れ消え、このクリーチャーの真の姿が明らかになる。セーヴDCは【魅力】に基づく。
ヒューキューヴァは死ぬ前に神格を冒涜し絶縁した異端のクレリックが、死体として起き上がったものである。不生命の間、彼らは信念を保つ敬虔な魂を憎み破壊しようと彷徨っている。
ゾンビや
スケルトンとさえ間違えやすい外見にも関わらず、ヒューキューヴァは狡猾さと敵を騙す知性の閃きを持っている。日中、ヒューキューヴァは幻術の衣を纏い、生前の姿を取る――そうした時間にヒューキューヴァは文明へと潜入し、憎んでいる者たちの只中で生活する。夜が来ると、ヒューキューヴァは獲物を探し始める。生者にとっては幸運なことに、一般的なヒューキューヴァには知性の断片しか残っておらず、このアンデッド・クリーチャーが判断を誤ったり単にモンスターの正体を表してしまうまでそう時間はかからない。
ヒューキューヴァの多くはその呪われた命運を辿らせることとなった冒涜行為を除き、生前のことはほとんど覚えていない。彼らは神格たちに激怒するかあるいは完全に神格たちからの失望を確信した場所である古い寺院の廃墟に自身がいることに気付くことがある。ヒューキューヴァはときに同じ場所を共有する他のアンデッド・クリーチャーと協力して働くことがある。
ヒューキューヴァの多くは神が異端の司祭の魂を見放したときに目覚め、恐ろしいアンデッドとして殺されるために甦ることを強要されるが、ヒューキューヴァをアンデッドとして
クリエイト・アンデッドで作成することもできる。術者は最低11レベルなければならず、そして変成させる死体は生前は悪のクレリックだったものでなければならない。ヒューキューヴァを作成するために使用する呪文で悪でないクレリックの死体を使用することもできるが、それにはDC20の術者レベル判定が要求される。
最終更新:2017年06月15日 04:01