念能 > クラス > タクティシャン > アーキタイプ

増幅者 Amplifier

 増幅者は集合体のつながりを使用して、精度、速度、武威などの味方の能力を高める。これらのタクティシャンは集合体を調整した戦闘ユニットへと変えるために能力をコストとして機能させる。増幅者は危険なファイターを死に至らしめる殺害マシーンへと変えるように手助けする。
 必然的な打撃(超常)/Inevitable Strike 増幅者は攻撃を成功させるために必要なさらなる洞察力を集合体のメンバーへと与えることができる。1日に3+増幅者の【知力】修正値に等しい回数だけ、増幅者は自身の集合体のメンバー1体に次のターン終了時までに行われる次の1回の攻撃ロールに+5の洞察ボーナスを与えることができる。3レベルの時点と以降2レベルごとに、この洞察ボーナスは1ずつ増加する。
 この能力は協調打撃と置き換える。
 高められた移動力(超常)/Heightened Movement 5レベルの時点で、増幅者は集合体のメンバーの移動力を加速させ、危険を避け移動速度を増加させることができる能力を得る。即行アクションとして、増幅者は自身の集合体のメンバー1体にACと反応セーヴに+1の洞察ボーナスを、移動速度に5フィートのボーナスを与えることができる。この効果は増幅者の【知力】修正値に等しいラウンド数だけ継続し、増幅者の戦略能力の使用回数として数える。
 11レベルの時点で、洞察ボーナスは+2に、移動速度へのボーナスは10フィートに増加する。
 17レベルの時点で、洞察ボーナスは+3に、移動速度へのボーナスは15フィートに増加する。
 この能力は共有強化と置き換える。
 攻勢増強(超常)/Augmented Offense 6レベルの時点で、増幅者は集合体のメンバーに短期間の間攻撃能力を高めることができる。標準アクションとして、増幅者は自身の集合体のメンバーの1人に攻撃ロールと、セーヴDCを持つ集合体のメンバーが発現するあるいは発動する次の1つの念力あるいは呪文のDCに+1の洞察ボーナスを、ダメージ・ロールに+2の洞察ボーナスを与える。9レベルの時点と以降3レベルごとに攻撃ロールとDCへの洞察ボーナスは1ずつ増加し、ダメージ・ロールへの洞察ボーナスは2ずつ増加する。この効果は増幅者の【知力】修正値に等しいラウンド数の間継続する。
 この能力はチームワーク特技と置き換える。
 攻撃威力強化(超常)/Empowered Attack 6レベルの時点で、即行アクションとして、増幅者は集合体のメンバーの攻撃を威力強化するために念能収束を拡張し2ポイントの念力ポイントを費やすことができる。威力強化された攻撃は50%の追加ダメージを与える。威力強化された攻撃は《念力威力強化》などの類似の効果で修正できない。
 この能力は協調と置き換える。

Section 15: Copyright Notice
Psionics Expanded: Advanced Psionics Guide. Copyright 2011, Dreamscarred Press; Authors: Jeremy Smith and Andreas Rönnqvist.

戦闘医 Battle Medic

 負傷した味方を戦場へ戻すことは、タクティシャンが擁する戦闘の一部であり、彼らの戦略の選択肢を犠牲にして傷を治し攻撃に対する防御の技術を学ぶ。これらの戦闘医はヴァイタリストとしての治癒に熟達しているわけではないが、戦闘の流れを変える戦術的能力と治癒能力を混在させ提供する。
 修得済み念力/Powers Known 戦闘医はタクティシャンの念力リストから自身の念力を選択することができるが、ヴァイタリストの念力ポイントから[治癒]の副分野である念力から念力を選択することができる。
 戦闘医の技(擬念)/Medic Tricks すべての形態の戦闘医は下級の方法で体と心のエネルギーを操作する方法を学ぶ。戦闘医はヴァイタリストの念力リストから0レベル念力を3つ選択することができる。
 この能力は下級戦略のクラス特徴を置き換える。
 負傷転送(超常)/Transfer Wounds 戦闘医は触れただけで傷を移す手法を学ぶ。機会攻撃を誘発しない標準アクションとして、戦闘医は目標に接触し1d6ポイントのダメージを回復することができる。戦闘医は同じポイントの非致傷ダメージを受ける(目標が実際に回復した量まで)。4レベルの時点と以降3レベルごとに、目標が回復するダメージと戦闘医が受ける非致傷ダメージは1d6ずつ増加する。戦闘医はこの能力を1日に3+【知力】修正値に等しい回数だけ使用できる。戦闘医は自分自身にこの能力を使用できない。
 この能力は協調打撃と置き換える。
 治癒の絆/Healing Bond 4レベルの時点で、戦闘医は自身のネットワーク上で治癒を共有する方法を学ぶ。距離が自身の治癒の副分野の念力を発現するとき戦闘医は自身の集合体のメンバーを目標に変更することができる。
 これは4レベルで通常得られる戦略と置き換える。
 騒乱の中へ/Back Into the Fray 6レベルの時点で、戦闘医は最も必要な時追加の治癒のエネルギーを放出することを学ぶ。自身の集合体のメンバーに治癒の副分野の念力を初気に、目標が合計ヒット・ポイントの50%を下回るとき、戦闘医は《念力威力強化》(念力修正)特技の影響を受けているかのように念能収束を拡張することができる。
 この能力は協調と置き換える。
 打撃吸収/Cushion the Blow 6レベルの時点で戦闘医はボーナス特技として《打撃吸収》特技を得る。12レベルの時点で戦闘医はボーナス特技として《打撃吸収強化》特技を得る。18レベルの時点で戦闘医はボーナス特技として《上級打撃吸収》特技を得る。戦闘医は利益を得るためにこれらの特技の前提条件を満たす必要はない。

Section 15: Copyright Notice
Psionics Expanded: Advanced Psionics Guide. Copyright 2011, Dreamscarred Press; Authors: Jeremy Smith and Andreas Rönnqvist.

指揮官 Commander

 一部のタクティシャンは、味方に指示を出し戦場の戦術を調整するのでは不十分である。彼らは集合体のメンバーが言われた通り正確に行動していることを保証する必要がある。これらの指揮官は個人を集合体へと強制し、集合体内のメンバーが工匠的な案よりもテレパシー的な強制力を用いることでアクションを行うことを強制させる。
 強制参加/Forced Participant 1レベルの時点で、指揮官はボーナス特技として《不本意な参加者》を得る。5レベルと以降4レベルごとに、集合体に同意なく加わることに抵抗するためのDCは1ずつ増加する。
 この能力は協調打撃と置き換える。
 命令(超常)/Issue Order 4レベルの時点で、指揮官は即行アクションとして、自身の集合体のメンバー1体に標準アクションあるいは移動アクションを必要とするアクションを行わせることができる。そのメンバーの次のターンで、指揮官の《不本意な参加者》のDCと同じDCでセーヴィング・スローを成功させない限りこの命令を実行しなければならない。
 この能力は4レベルで得られる戦略と置き換えるが、戦略と同じように機能し、1日に3+タクティシャンの【魅力】修正値の同じプールを使用する。
 奴隷(超常)/Thrall 12レベルの時点で、指揮官は集合体のメンバー1体を奴隷であるかのように扱い、そのメンバーは指揮官の指令に従うようにさせることができる。奴隷のように、この集合体のメンバーがこの効果化で死亡すると、指揮官は1日1レベルの負のレベルを受ける。この奴隷効果はフリー・アクションとして指揮官によって終了することができるが、それ以外は永続的な効果として扱われる。指揮官が奴隷自身に危害を与えるあるいは自殺を命じるような命令を与える場合、目標となった集合体のメンバーは、司令官の《不本意な参加者》のDCと同じDCで意志セーヴを行うことができる。
 この能力は12レベルで得られるチームワーク特技と置き換える。

Section 15: Copyright Notice
Psionics Expanded: Advanced Psionics Guide. Copyright 2011, Dreamscarred Press; Authors: Jeremy Smith and Andreas Rönnqvist.

恐怖の投影者 Fear Projector

 恐怖というものは強力な感情であり、戦闘の最中では、最強の戦士でさえも立ち止まらせることができるものだ。恐怖の投影者はこれらの偏在する恐怖症を利用し、敵の心へと放出する。そして影響を拡大させるために自身の集合体のメンバーさえも利用する。
 恐怖の投影/Project Fear 恐怖の投影者は恐ろしいイメージを敵の心へと投射することができる。標準アクションとして、クリーチャーが意志セーヴに成功しない限り、30フィート以内のクリーチャー1体を目標年、クリーチャーの精神に恐怖のイメージを投射することができる(DC 10+恐怖の投影者レベルの1/2+【魅力】修正値)。セーヴに失敗することは、恐怖の投影者の【魅力】修正値に等しいラウンド数の間、怯え状態とさせることを意味する。
 この能力は下級戦略と置き換える。
 集合体の恐怖(超常)/Collective Fear 6レベルの時点で、恐怖の投影者は、集合体を介して恐怖の力を伝える方法を学んだ。恐怖の投影者は自身の集合体のメンバー1体を選択し、効果を向け直す一方で念能収束を拡張することによって、恐怖の投影を含む恐怖の投影が使用することができる[恐怖]に基づく効果の源として扱うことができる。この能力はどのクリーチャーが効果の目標となるか、どのクリーチャーが効果によって影響を受けるかなどの変更を行うことが含まれる。加えて、選択された集合体のメンバーは次のターン終了時までACに+1の反射ボーナスを与える恐怖のイメージに包まれる。
 この能力は協調と置き換える。
 恐怖からの力(超常)/Power from Fear 6レベルの時点で、恐怖の投影者の味方は[恐怖]に基づく力を使用することができる。集合体のメンバーがクリーチャーによって怯え状態恐慌状態恐れ状態となったとき、集合体のメンバーは恐怖の投影者の【魅力】修正値に等しいラウンド数の間攻撃ロールとセーヴィング・スローに+1の士気ボーナスを得る。以降4レベルごとに(9、13、17レベル)、この士気ボーナスは1ずつ増加する。
 この能力は6レベルで得られるチームワーク特技と置き換える。
 恐怖の浸透(超常)/Permeating Fear 10レベルの時点で、恐怖の投影者は集合体を通じて恐怖の投影を放出し集合体のメンバーから30フィート以内の全てのクリーチャーを目標するために念能収束を拡張することができる。恐怖の投影者はこの能力を使用してから再び使用するまでに10分間待たなければならない。
 この能力は10レベルで得られる戦略と置き換える。

Section 15: Copyright Notice
Psionics Expanded: Advanced Psionics Guide. Copyright 2011, Dreamscarred Press; Authors: Jeremy Smith and Andreas Rönnqvist.

超結合体 Metanexus

 合計というものはその部分部分よりも大きい。そして、超結合体より真実でないものはない。味方を利用して、必要に応じて再定義する彼らの能力は戦場での柔軟性を高め、味方をほかの目標とするノードとして使用することにより文字通り同時にどこにでも存在できるようにする。
 念力架橋化/Bridged Power 5レベルの時点で、超結合体は自身が発現した念力の源を変えるためにリンクとして集合体のメンバーを利用することを学ぶ。超結合体が接触よりも長い距離の念力を発現する時、自身の集合体のメンバーを選択し、そのメンバーが念力の目標や範囲を決定するための起点として扱うことができる。超結合体は依然として自身がその念力を発現するための目標や範囲へ視線が通っていなければならない。例えば、近距離(40フィート)の念力を発現する6レベル超結合体は、念力の近距離を超えて、集合体のメンバーから40フィート以内にいるクリーチャーを目標とするために100フィート離れた集合体のメンバーを 利用することができる。
 この能力は共有強化(1)と置き換える。
 種族特徴のプール(超常)/Pooled Traits 8レベルの時点で、超結合体は自身の集合体のメンバーの特殊能力を配布する方法を学んだ。集合体のいずれかのメンバーは他の同意する集合体のメンバーの種族特使絵の1つを使用することを選択することができる。この種族特性を使用することは、使用する能力を持つメンバーが使用することをみなし、集合体のメンバーの利益を得ることは、能力を使用するための適切なアクションを費やさなければならない。ゼフのburstの能力のような1日の使用回数の制限のある種族特性や、エランのダメージ軽減の能力のような念力ポイントをコストとして必要とする種族特性はこの方法で配布することができるが、能力が念力ポイントをコストとして必要とする場合、メンバーが利益を得るためには、通常の2倍の念力ポイントをコストとして費やさなければならない。
 この能力は8レベルで得られる念力の修得と置き換える。
 味方の利用(超常)/Harness Ally 11レベルの時点で、超結合体は自身の念力のために味方を使うことだけでなく、その集合体のメンバーの間隔を実際に利用することを学ぶ。即行アクションとして、超結合体は自身の念能収束を拡張し、1ラウンドの間集合体のメンバー1体の資格と聴覚を使うことができる。そのラウンドで超結合体は選択された集合体のメンバーが行うことができるならば、念力を発現することができ、念力の目標を選択することができる。その集合体のメンバーの視線と効果線を使用して適格な目標を決定する。選択される集合体のメンバーはこの能力う使用するために超結合体の100フィート以内にいなければならない。超結合体はフリー・アクションとしていつでも集合体のメンバーの間隔を使うことをやめることができる。そうすると超結合体は通常通り念力を発現する。
 この能力は共有強化(2)と置き換える。
 集合体の知識(超常)/Collective Knowledge 16レベルの時点で、超結合体は集合体のメンバーすべての念能の知識を集約し利用することができる。全ラウンド・アクションとして、超結合体は、超結合体の修得済み念力リストであるかのように、集合体のメンバーが修得している念力を発現することができる。念力の発現時間が標準アクションより長いものであるならば、発現時間にこの能力を使用するためにかかる時間を加える。念力がタクティシャンの念力リストでないならば、この能力を使用するために戦術の能力の1日の使用回数を費やす。
 この能力は16レベルで得られる戦略と置き換える。

Section 15: Copyright Notice
Ultimate Psionics, © 2013, Dreamscarred Press; Authors: Andreas Rönnqvist, Jeremy Smith.

群生(ドロマイト) Swarmer (Dromite)

 群生は家や家族を守る昆虫が用いている古典的なふるまいを専門としている――敵に群がることにだ。
 不可避なスウォーム(超常)/Unavoidable Swarm 即行アクションとして、群生は集合体を精神的に活性させることができ、群生の次のターン終了時まで、集合体のメンバーが目標を挟撃しているとき、集合体のメンバーは挟撃による通常に+2のボーナスの代わりに1+クリーチャーを挟撃している集合体のメンバーの数に等しいボーナスを攻撃ロールに得る。群生は1日に3+群生の【知力】修正値に等しい回数だけこの能力を使用できる。
 この能力は協調打撃と置き換える。
 戦略/Strategy 4レベルの時点で、群生の戦略は次のユニークなものしか得られない。
 スウォームの同調性/Swarm Sync:群生は集合体のメンバー2体をお互いのサイズ1段階内で選択することができる。これら2体のクリーチャーは群生の【魅力】修正値に等しいラウンド数の間同じマスを共有することができる。
 スウォームの挟撃(超常)/Swarm Flanking 8レベルの時点で、スウォームの同調性の戦略によって同じマスを共有している群生の集合体のメンバーは、常に間合いの敵を挟撃しているものとみなす。
 この能力は効果の反響と置き換える。
 死に至る道(超常)/Death of a Thousand Cuts 10レベルの時点で、群生の集合体のメンバーは、目標に対するダメージ・ロールに目標を挟撃している集合体のメンバーの数に等しいボーナスを得る・例えば、群生とその集合体のメンバー3体全てが1体のクリーチャーを挟撃している場合、各集合体のメンバーはその目標に対するダメージ・ロールに+4のボーナスを得る。
 この能力は10レベルで得られる戦略と置き換える。

Section 15: Copyright Notice
Ultimate Psionics, © 2013, Dreamscarred Press; Authors: Andreas Rönnqvist, Jeremy Smith.


統べし者(フォージボーン) Unifier (Forgeborn)

 フォージボーンの中には、戦闘が終わった後でなく戦場で生まれ変わったものもいる。これらの珍しいフォージボーンは戦争という名の劇場に対する生得的な理解と鑑賞力を持っている。
 集合体/Collective 統べし者自身の一部をとり、意図された集合体のメンバーの形態を修正することによって、他人と統べし者の集合体のつながりは強化される。統べし者は一度に1体のクリーチャーを自身の集合体の加えることができるだけであり、そうすることは1分間かかる。そして統べし者と目標の両方は繋がりが形成されたことによる1ヒット・ポイントのダメージを受ける。集合体に加わると、統べし者は、1レベル・イージスとして利用でき1ポイントのカスタマイズのコストを必要とするイージスのカスタマイズ・リストから1つのカスタマイズを選択する。即行アクションとして、すべし者は、集合体のメンバーにそのカスタマイズを起動するために1ポイントの念力ポイントを費やすことができる。このカスタマイズは統べし者の次のターン開始時まで継続する。
 戦場への命令(超常)/Command the Field 標準アクションとして、統べし者は自身の30フィート以内の目標あるいは自身の周囲に念動力場を作り、目標がすぐ近くを進むことを困難にする。目標のマスと全ての隣接するマスは統べし者の【知力】修正値と等しいラウンド数の間、移動困難な地形とみなされる。統べし者はフリー・アクションとしてこの効果を解除することができる。この効果は目標とともに移動はせず、統べし者はこの効果の移動困難な地形の影響を受けない。5レベルの時点と以降4レベルごとに、統べし者は目標のマスから5フィートずつこの効果の半径を増加させることを選択でき、最大半径20フィートとなる。この能力は1日に3+統べし者の【知力】修正値に等しい回数だけ使用できる。
 この能力は協調打撃と置き換える。
 内なる強さ/Strength From Within 統べし者は有効な戦闘のけ核には戦術だけでなく、その戦術を実行するための忍耐力も必要であることも理解している。統べし者は自身の戦略に【魅力】修正値でなく【耐久力】修正値を使用する。
 一団を通じた強さ/Strength through Unity 10レベルの時点で、統べし者の協調の能力の利益は自身だけでなく、集合体のメンバー全員に適用される。
 この能力は10レベルで得られる戦略と置き換える。

Section 15: Copyright Notice
Ultimate Psionics, © 2013, Dreamscarred Press; Authors: Andreas Rönnqvist, Jeremy Smith.
最終更新:2023年07月08日 01:13