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セリーブレマンサー Cerebremancer

 セリーブレマンサーは精神と神秘的な芸術の力を利用する。彼らは秘術の神秘を解き明かし、念能の内部の秘密を調査することに長けている。ほとんどのセリーブレマンサーは野心的で、念力の1つの源だけに集中する退屈な一面であると考えるものではなく、魔法と念能の力へのアクセスを望んでいる。
 セリーブレマンサーになるためには、念力の発現と秘術呪文の発動の両方を訓練しなければならない。セリーブレマンサーの最も一般的なものは、サイオンとウィザードのものであるが、ワイルダーとソーサラーのような他の組み合わせも可能である。サイキック・ウォリアーは肉弾戦闘に焦点を当てているため発現能力とあまりにかけ離れていることから、セリーブレマンサーの道を選択するものはまれである。

 役割:セリーブレマンサーは念力を増強するための柔軟性と、秘術の魔法の多様性を組み合わせる。彼らはより強力な効果への使用権を遅らせる一方で、呪文や念力を使用することで、実用的な潜在能力を得、真なる歩く道具箱/ウォーキング・ツールボックスとしても、戦闘中の相手から危険な者となる。

属性:どれでも

ヒット・ダイス:d6

必要条件

 セリーブレマンサーになるためには、キャラクターは以下の基準すべてを満たさなければならない。

 技能〈知識:神秘学〉3ランク、〈知識:念能〉3ランク

 呪文:2レベルの秘術呪文を発動することができる。

 念能:2レベルの念力を発現することができる。

クラス技能

 セリーブレマンサーのクラス技能(と各技能の主要能力値)は次の通り:〈知識:神秘学〉【知】、〈知識:念能〉【知】、〈言語学〉【知】、〈呪文学〉【知】。
レベル毎の技能ランク:2+【知】修正値。

表:セリーブレマンサー
レベル 基本攻撃ボーナス 頑健セーヴ 反応セーヴ 意志セーヴ 特殊 1日毎の呪文/修得済み念力
1 +0 +0 +0 +1 魔法的発現(1レベル) 既存の秘術呪文発動クラスに+1レベル/既存の念力発現クラスに+1レベル
2 +1 +0 +0 +1 魔法を超えた精神(+1) 既存の秘術呪文発動クラスに+1レベル/既存の念力発現クラスに+1レベル
3 +1 +1 +1 +2 魔法的発現(2レベル) 既存の秘術呪文発動クラスに+1レベル/既存の念力発現クラスに+1レベル
4 +2 +1 +1 +2 既存の秘術呪文発動クラスに+1レベル/既存の念力発現クラスに+1レベル
5 +2 +1 +1 +3 魔法的発現(3レベル) 既存の秘術呪文発動クラスに+1レベル/既存の念力発現クラスに+1レベル
6 +3 +2 +2 +3 魔法を超えた精神(+2) 既存の秘術呪文発動クラスに+1レベル/既存の念力発現クラスに+1レベル
7 +3 +2 +2 +4 魔法的発現(4レベル) 既存の秘術呪文発動クラスに+1レベル/既存の念力発現クラスに+1レベル
8 +4 +2 +2 +4 既存の秘術呪文発動クラスに+1レベル/既存の念力発現クラスに+1レベル
9 +4 +3 +3 +5 魔法的発現(5レベル) 既存の秘術呪文発動クラスに+1レベル/既存の念力発現クラスに+1レベル
10 +5 +3 +3 +5 同源からの織 既存の秘術呪文発動クラスに+1レベル/既存の念力発現クラスに+1レベル

クラス特徴

 セリーブレマンサーのクラスの特徴は以下の通り。

 武器と防具の習熟 シャーク・インカーネイセリーブレマンサーは武器と鎧の習熟を得ない。

 1日毎の呪文/修得済み念力Spells per Day/Powers Known 新しいセリーブレマンサー・レベルを得ると、そのキャラクターはこの上級クラスに就く前に属していた秘術呪文発動クラスのレベルが上がったかのように、新しい呪文を得る。また、1日ごとの追加の念力ポイントを得、この上級クラスに就く前に属していたクラスのレベルが上がったかのように、新しい念力の使用権を得る。しかし、そのクラスのキャラクターが得たであろう他の利益(ボーナス特技、念能修正特技、アイテム作成特技など)を得ることはできない。これは本質的に、キャラクターが持っている他の秘術呪文発動クラスと念力発現クラスを表現するレベルにセリーブリマンサーを加え、それに応じて、1日毎の呪文数、術者レベル、1日毎の念力ポイント、修得済み念力、発現者レベルを決定することを意味する。キャラクターがセリーブリマンサーになる前に複数の秘術呪文発動クラスや念力発現クラスをとっていたなら、レベルの上昇があるたび、その新たなレベルをどのクラスに、1日毎の呪文、術者レベル、1日毎の念力ポイント、修得済み念力、発現者レベルを決定するために適用するか決めなければならない。

 魔法的発現(超常)/Magical Manifesting セリーブレマンサーは自身の呪文を用いて発現する念力の念力レベルを増加させることができる。念力を発現するとき呪文スロットを1つ消費することで、その念力はレッサー・グローブ・オヴ・インヴァルナラビリティなどのように、セーヴDCや念力レベルで与える効果の目的で1レベル高いものとして扱われる。
 3レベルと以降2レベルごとに、セリーブレマンサーは消費する呪文スロットが1つ増加し、消費した呪文のレベルによって念力の有効レベルは増加する。消費した呪文のその他の効果は得られず、念力は増強したかのようには扱われない。念力のレベルは9レベルを超えることはないが、セリーブレマンサーは念力を通常通り増強することができる。
 例えば、7レベルのセリーブレマンサーでは、セリーブレマンサーはセーヴDCを4増加させ5レベル念力であるかのように1レベル念力を扱うために4レベルの呪文スロットを消費できたり、3レベル念力を6レベル念力であるかのように扱うために3レベルの呪文スロットを消費することができる。

 魔法を超えた精神(超常)/Mind Over Magic セリーブレマンサーは呪文の秘術の性質を念力の増強と融合させる方法を学ぶ。2レベルの時点で、セリーブレマンサーが呪文を発動するとき、セーヴDCを1増加させるために2ポイントの念力ポイントを費やすことができる。6レベルの時点で、セリーブレマンサーはセーヴDCを2増加させるために4ポイントの念力ポイントを費やすことができる。

 同源からの織(超常)/Weave the Sources 10レベルの時点で、セリーブレマンサーは1つのアクションを用いて念力を発現させ呪文を発動することができる。念力と呪文両方は同じ発現時間/発動時間でなければならない。セリーブレマンサーは念力と呪文を別々に決定することができる。念力と呪文両方の影響を受ける目標はそれぞれのセーヴに対して-2のペナルティを受ける。セリーブレマンサーはこの念力と呪文において念力抵抗あるいは呪文抵抗を克服するための発現者レベルあるいは術者レベルに+2のボーナスを得る。セリーブレマンサーは1日に1回この能力を使用することができる。

Section 15: Copyright Notice
Psionics Unleashed. Copyright 2010, Dreamscarred Press.
最終更新:2021年04月30日 22:06