棘のような先端の巻きひげと花咲く花糸は、この小さな悶えている地虫のような植物から芽を出している。
グリーフゴール 脅威度6 Griefgall CR 6
防御
AC 17、接触17、立ちすくみ12(+1回避、+2サイズ、+4【敏】)
hp 58(9d8+18)
頑健 +8、
反応 +7、
意志 +5
DR 5/斬撃;
完全耐性 植物の種別特性
弱点 [冷気]による活力低下
攻撃
移動速度 5フィート、穴掘り5フィート、登攀 5フィート
近接 巻きひげ=+12(1d2-3、加えて“麻痺”)
接敵面 2・1/2フィート;
間合い 0フィート(巻きひげは5フィート)
特殊攻撃 寄生、麻痺(1d3分、DC16)
念術魔法 (術者レベル9;精神集中+11)
一般データ
生態
出現環境 温暖または暑熱/森林または都市
編成 単体または大量発生(2~5)
宝物 乏しい
特殊能力
[冷気]による活力低下(変則)/Cold Lethargy [冷気]ダメージを受けたグリーフゴールは1d4ラウンドの間減速状態となる(
スローの呪文と同様)。
発芽(超常)/Germinate 1日1回、寄生しているグリーフゴールは1時間その宿主の感情を貪ることができ、2d4ポイントの【魅力】ダメージを与える。この念術的食事の後、1週間以内に新しい宿主に移植しなければ枯れてしまう苗を発芽させる。グリーフゴールは1度に1本の苗しか持つことができない。
寄生(超常)/Parasitize 機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクションとして、グリーフゴールは自身または苗を隣接した
無防備状態もしくは同意する人型生物の喉に入れることができる。入れられた苗は1分間で成熟したグリーフゴールになり、その間に目標以外のクリーチャーがDC20の
〈治療〉判定に成功することで苗を取り出すことができる。入れられたグリーフゴールの花糸は宿主の神経系へ侵入し、宿主を
ドミネイト・パースンとして制御する。この制御は
プロテクション・フロム・イーヴルや類似の効果によって妨げられず、宿主は制御に抵抗するためのセーヴィング・スローを行えない。毎日グリーフゴールはその感情を摂取し宿主に1d2ポイントの【魅力】ダメージを与える。グリーフゴールはお互いを不利にすることなく同じマスを共有し、見聞きするためにその花を使い、宿主の口からその巻きひげで宿主と独立して攻撃することができる。
範囲呪文はグリーフゴールと宿主の両方に影響を及ぼす。敵は、グリーフゴールだけを攻撃することができるが、攻撃ロールに-4のペナルティを受ける。寄生しているグリーフゴールが殺害されるならば、その宿主は1d4時間の間
気絶状態となり、その間グリーフゴールの花糸は衰え、宿主を傷つけることなく取り除くことができる。花糸が萎れる前に前に花糸を取り除くことは1d4分かけてDC25の
〈治療〉判定に成功することを必要とし、成功以外の場合宿主は永続的な
麻痺状態となる。
グリーフゴールは感情をエサにする残酷な念術的寄生虫である。彼らの体は地虫に良く似た、身動ぎする小さな植物の莢の姿をしている。長い巻きひげは莢から芽を出し、麻痺させるような樹液を滴らせる棘が先端にある。より短い、開花している花糸によって、このクリーチャーは見聞きができる。グリーフゴールは人型生物に移植させられなければならず、急速に最大限の大きさまで成長するが、人型生物の宿主なしでは1週間以上生存することができない。それは宿主の口の中で体と巻きひげを隠そうとする。犠牲者の首や頭皮に花糸を押し出すことによって感覚器官を外面化し、花柄の頭飾りや華麗な花輪に変身する。
不規則に広がった都市の区域の放棄された家に集まり、苗木から芽生えるグリーフゴールと他のグリーフゴールは捻じれた家族を作る。年を取るにつれますます多くの巻きひげを出すので、エルダー・グリーフゴールは指導者の役割を担う。
最終更新:2017年02月18日 20:08