この筋肉質の人型生物は鷹の頭部と大きな鳥のような翼を持つ。乳白色の鱗で作られたローブを着ている。
アプカル CR23/MR9
防御
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行80フィート(標準)、水泳40フィート
近接 +2アクシオマティック・キーン・ポウテント青銅製スピア=+34/+29/+24/+19(2d6+17/19~20/×3)、噛みつき=+24(1d8+5、加えて“拘束の印”)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
特殊攻撃 神話パワー(9回/日、
活性+1d10)、麻痺の凝視
念術魔法 (術者レベル19;精神集中+28)
修得オラクル呪文 (術者レベル19;精神集中+28)
一般データ
生態
特殊能力
記録保管所(超常)/Archive 妨害のない1分間の精神集中によって、アプカルは、自身が導く文明が生み出す伝説を収集し保存する個人的な別次元の記録保管所への扉を召喚することができる。アプカルの記録保管所はアークメイジの
聖地と類似しているが、2,000立方フィートのサイズである。全ラウンド・アクションとして神話パワーを1回の使用回数分費やすことによって、アプカルは最大9冊までの非魔法的な書物(本、巻物、彫刻など)に、記録保管所内にあって自身が接触しているか所持している大著の内容を即座に記録することができる。アプカルが殺されるか
気絶状態に陥ると(依然として
再生が起動していたとしても)、その身体と運んでいたアイテムは即座に記録保管所へと転送される。アプカルは殺害されたアプカルの死んだ位置に、殺害されたアプカルの記録保管所への扉を召喚することができる。
拘束の印(超常)/Mark of Restraint 敵を噛みつくことに成功したアプカルはフリー・アクションとして神話パワーを1回の使用回数分費やすことでその相手に拘束効果を持つ印を付けられる。この効果はその相手がこのアプカルを攻撃した場合に起動する
マーク・オヴ・ジャスティスとして機能する;敵はこの状況に即座に気が付く。その相手がアプカルを攻撃するならば、印の呪いは起動し、その相手の攻撃ロール、セーヴィング・スロー、能力判定、技能判定に-4の永続的なペナルティを与える。
神話級擬似呪文能力(変則)/Mythic Spell-Like Abilities アプカルは、その能力が神話呪文であるかのように
オーダーズ・ラスの神話版を使用するために、神話パワーを1回の使用回数分費やすことができる。
麻痺の凝視(超常)/Paralyzing Gaze 1ラウンド
麻痺状態、30フィート、頑健・DC30・無効。セーヴDCは【魅力】に基づいている。アプカルがその凝視を能動的に向けるならば、目標となったクリーチャーは代わりに1d6ラウンドの間
麻痺状態となり、セーヴに成功すると同じ持続時間の間
よろめき状態となる。秩序のクリーチャーはこの凝視に完全耐性を持つ。
スケイル・サープリス(超常)/Scale Surplice アプカルは、鎧ペナルティがなく、着用者に40フィートの水泳移動速度、水中で呼吸する能力、そして
〈水泳〉をクラス技能として扱う能力を与える
+2レゾネイティング・スケイル・メイルとして機能する白乳色に光る鱗のローブを着ている。アプカルが形態を変えるならば、サープリスは変形した形態へ吸収され、脱がれた場合、再びアプカルが着用するまで一般のクロース・ローブとなる。アプカルのスケイル・サープリスが破壊されるならば、連続した1d4時間の作成の後神話パワーを9ポイント費やすことによって水中から新しいものを作成することができる。
呪文 アプカルは19レベル・オラクルとして信仰呪文を発動できる。
神秘や他のオラクルの能力への使用権は得ない。
アプカルはユートピアから来る念術的で託宣者めいた来訪者の種族であり、彼らの神々しい創造主によって秩序の定命の文明の保護と指導を任命された、根源的な秩序のクリーチャーである。彼らは混沌の敵であり、支配権や文化、法律、伝承、技術の発展に反対する者、そして定命の共同体の進歩を破壊しようとするものの敵である。この目的のために、アプカルは物質界を通じて異なる世界へとしばしば旅たち、秩序の宗教へ統治者を導き、創造や芸術の価値を促進し、執筆、文書、農業などの基本的な発見の発展を助ける。
定命の者にそうした知識をただ教えるのではなく、アプカルはアドバイザーとして振る舞うのを好み、重要な発見に向けて鍵となる技術を発展させる者の背中を押し、アプカルが世話する範囲内の文明が自分の指示に頼ることのないようにする。アプカルはテレパシーや
マインドリンクを用いて知的なクリーチャーとコミュニケーションを図る。彼らは共有する心象風景を使って彼らの管理下にある者たちに有り得る未来の元気づけるような幻視を授け、飾らない理論と解説を超越した没入型の媒体内で、ずらりと並ぶ発展の可能性を規格化するのを特に好む。
アプカルは公文書保管人にして保護主義者でもあり、知識あるいは進歩が天災や戦争、野蛮な時代の後に回復するように定命の社会の進歩に関する歴史的な文書を丹念に記録している。彼らは特定の情報あるいはその情報の存在についての知識さえもが文明の発展と独立独歩を蝕みうると理解しているため、他次元の記録保管所が良く保護されたままでいるよう大いに留意している。可能な時に、アプカルは彼らの個人的な記録保管所に収集された資料が確実にユートピア内の壮大な図書館の保管室へと転送されるようにしている。ここでは彼らとその味方は無数の文化に渡って収集した情報を分析し、物質界じゅうで法と規律の理念を推進するための戦略を考案することができる。
アプカルは猛禽類の羽毛の生えた頭部と強力な鷹のような翼を持つ大きく筋肉質の人型生物のように見える。彼らは、姿全体に渡って煌めく虹を投射する乳白色の光沢で輝く魚の鱗の短白衣を着、典型的には魔法の青銅のスピアを運んでいる。彼らはまた2種類の形態――1つは人間で1つはマーフォーク――を採る事も出来、それぞれの姿で彼らは地上と水中の居住地と都市へと移動する。
アプカルは本来は平和的であるが、にもかかわらず力な魔法で自身と他の者を防衛する能力を持ち、ユートピアと彼らの保護下にある定命の者の都市を防衛する際にそれは著しい。
最終更新:2023年08月09日 22:07