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フォーミアン・ウォリアー Formian Warrior

黒く赤く輝くキチン質で頭から爪の先まで装甲している、この昆虫の戦士の尾はひどく鋭い針で終わっている。

フォーミアン・ウォリアー CR3

XP 800
秩序にして中立/中型サイズの人型怪物
イニシアチブ +3(+7 集合知性);感覚 暗視60フィート、集合知性非視覚的感知30フィート;〈知覚〉+7(+11 集合知性
防御
AC 17、接触13、立ちすくみ14(+4外皮、+3【敏】)
HP 30(4d10+8)
頑健 +3、反応 +7、意志 +4
抵抗 [音波]10
攻撃
移動速度 40フィート
近接 針=+6(1d4+2、加えて“毒”)、爪(×2)=+6(1d4+2、加えて“つかみ”)
遠隔 ジャヴェリン=+7(1d6+2、加えて“毒”)
特殊攻撃 致死の手、毒
一般データ
【筋】14、【敏】17、【耐】15、【知】11、【判】10、【魅】12
基本攻撃 +4;CMB +6(+10組みつき);CMD 19(対足払い23)
特技 《技能熟練:軽業》《追尾》
技能 〈威圧〉+8、〈隠密〉+7、〈軽業〉+10(跳躍は+14)、〈知覚〉+7(+11 集合知性)、〈登攀〉+8
言語 共通語;テレパシー60フィート
その他の特殊能力 調和、フォーミアンの特性
生態
出現環境 暑熱または温暖/地上または地下
編成 単体、2体、一団(5~8、加えてワーカー3~15およびタスクマスター1)、または巡視体(3~12)
宝物 標準(ジャヴェリン×6、その他の宝物)
特殊能力
調和(超常)/Coordinate 一度フォーミアン・ウォリアーが戦闘で行動するならば、集団知性のすべての味方のフォーミアンは、もはや立ちすくみ状態であると考慮しない。フォーミアン・ウォリアーがクリーチャーを近接攻撃する時、味方のフォーミアンは次のウォリアーのターン開始時まで、そのクリーチャーに対して近接攻撃ロールに+2の洞察ボーナスを与える。
致死の手(変則)/Deadly Grasp フォーミアン・ウォリアーが敵に組みつく時、敵にダメージを与えるための組みつき判定に成功したときに針のダメージを与える。
毒(変則)/Poison ジャヴェリンまたは針―致傷型;セーヴ 頑健・DC14;頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);効果 1d2【敏】;治癒 1回のセーヴ成功。

 集団で戦うカーストを構成しているフォーミアン・ウォリアーは、肉食動物及びそれに類する獰猛なクリーチャーの肉で孵化する地虫から成長する。全ては不妊のメスであり、しかしまれな状況では彼らは自発的に女王の死後子を多く生む。フォーミアンの集団の厳格な階層において、彼らはワーカーより上位に、他の全てより下位にランクする。より自分たちの戦いの技術を磨くために独立した発言権を与えられているフォーミアン・ウォリアーは、多くの他のフォーミアンよりも命令に従うことに対し自由を持つ。この自由のためにフォーミアン・ウォリアーは、ワーカーとタスクマスターよりも巣の縮小に対し苛立つ傾向がある。
 全てのフォーミアン・ウォリアーはミルマーチのカースト制度に完璧に応え、そしてそれらを通してクイーンに完璧に応える。命令のこの階層の下で、ウォリアーには彼ら自身の命令体系がある。戦い、個人の才能、集団での長年の奉仕において、彼らの業績に関連性をつける複雑な手法によってフォーミアン・ウォリアーはランクを進歩させる。
 フォーミアン・ウォリアーは彼らのランクと顕著な偉業を表す模様をキチン質に彫る。失脚したウォリアーは模様をえぐり出し、自らの針を抜き出す。
 フォーミアン・ウォリアーは身長7フィートで体重200ポンドである。その甲羅は一式の鎧の昆虫の外骨格と非常に似ているが、鎧であるかのように魔法で強化することはできない。同じ集団に属するフォーミアンには通常類似した模様があるが、フォーミアン・ウォリアーの縞模様は個人によって異なる。
 ウォリアーは早く成熟し、寿命が短く、およそ15歳で戦うにはあまりにも虚弱となる。危険な任務を引き受けることによってまたは自主的な飢餓を通して、老兵は集団のために彼らの命を終えることとなる。最も特別なウォリアー数名は教官や軍事訓練の指導官として余生を過ごす許可を与えられ、彼らの技術をフォーミアン・ウォリアーの新世代に伝授する。
最終更新:2023年08月18日 00:40