この鯨に似たクリーチャーは重々しく浮かんでおり、輝くエネルギーの弧が口腔を満たし、身体の周りで迸っている。
オウマ CR16
XP 76,800
真なる中立/超巨大サイズの
魔獣
イニシアチブ -2;
感覚 暗視60フィート、
夜目;
〈知覚〉+24
防御
AC 30、接触0、立ちすくみ30(+30外皮、-8サイズ、-2【敏】)
HP 290(20d10+180)
頑健 +23、
反応 +10、
意志 +7
完全耐性 [雷撃]、[火炎]、[氷雪]
攻撃
移動速度 飛行200フィート(標準)
近接 噛みつき=+33(4d6+21、加えて2d6[雷撃]および“
つかみ”)、
尾の打撃=+28(4d6+10)
接敵面 30フィート;
間合い 30フィート
特殊攻撃 転覆、
飲み込み(6d6[強酸]ダメージ、AC25、29HP)
一般データ
生態
出現環境 ガス惑星もしくは真空空間
編成 単体、2体、または小群(3~6)
宝物 乏しい
特殊能力
運搬(変則)/Carrier オウマに
飲み込みを受けたクリーチャーは、内側から切り裂いて脱出することもできるが、その代わりに自分のターンにDC20の反応セーヴを試みることもできる。成功すれば、そのクリーチャーはオウマの大きな2つ目の胃に入り込むことができる。この胃はいつまでいても安全な場所であり、ダメージを受けない。乗り込んだものが脱出しようと試みれば、通常のルールを用いて脱出することもできるし、DC20の反応セーヴを追加で行うことで、オウマに隣接したマスに安全に出て行くことができる。オウマの運搬用の胃は超巨大サイズのクリーチャー1体まで(あるいは1段階サイズが小さい毎に2倍までの数。巨大サイズなら2体、超大型サイズなら4体、以下同様)を収めておくことができる。望むならば、オウマは
飲み込みの際に通常受ける
噛みつきによるダメージを与えないことを選択することができる。ただしそのようにしたとしても、最初の胃における[強酸]ダメージは受けてしまう。
星間飛行(変則)/Starflight オウマは大気圏外の真空中で生存できる上、真空中を信じられない速度で飛行することができる。しかし移動時間は大きなものになる。星系内での惑星間の移動であれば3d20時間程度かかる。星系を超えた移動の場合は3d20週程度である(GMの判断によっては、あるいはそれ以上)。ただし、オウマは目的地への道筋を知っていなければならない。
転覆(変則)/Capsize オウマは突撃攻撃を行い戦技判定を試みることで、体当りして船などの乗り物を転覆させようと試みることができる。この判定のDCは25もしくは船長の
〈職能:船乗り〉判定の結果のいずれか高い方である。船がオウマよりもサイズ段階が1高い毎に、オウマはこの戦技判定に-10のペナルティを受ける。このペナルティはそれ自身と累積する。
オウマは魔法の電磁場に乗って、ガス惑星や惑星間にある広い空間を漂う。彼らはエネルギーを集める髭を使って、惑星環や大気から宇宙物質をこし取り、食糧とする。オウマに食べられたものは、排出されるまでは意外にも居住性の高い第2の胃で隔離される。星の外からやってきたクリーチャーは生ける宇宙船としてオウマを用いるものもいる。彼らは
テレパシーでこの巨大なクリーチャーを操り、目的地へ向かわせる。
一般的なオウマは全長150フィートで、重量は250米トン。
最終更新:2023年08月06日 02:37