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ラークシャサ:ダンダスカ Rakshasa, Dandasuka

この小さなクリーチャーは身なりがよく宝石で飾りたてた汚らわしいノームに見えるが、その顔はほとんど全て口と牙で覆われている。

ダンダスカ 脅威度5 Dandasuka

経験点1,600
LE/小型サイズの来訪者原住変身生物ラークシャサ
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+9
防御
AC 19、接触16、立ちすくみ14(+1回避、+3外皮、+1サイズ、+4【敏】)
hp 51(6d10+18)
頑健 +5、反応 +9、意志 +6
DR 5/善または刺突; SR 20
攻撃
移動速度 30フィート、登攀20フィート
近接 噛みつき=+8(1d6+1、加えて“出血”)、(×2)=+8(1d4+1)
特殊攻撃 急所攻撃+1d6、出血(1d4)、ディテクト・ソウツ(DC15)
擬似呪文能力 (術者レベル5;精神集中+7)
修得呪文 (術者レベル2;精神集中+4)
1レベル(5回/日):ヴェントリロキズム(DC13)、チャーム・パースン(DC13)
0レベル(回数無制限):ゴースト・サウンド(DC12)、デイズ(DC12)、ディテクト・マジックブリード(DC12)、メイジ・ハンド
一般データ
【筋】13、【敏】18、【耐】16、【知】13、【判】12、【魅】15
基本攻撃 +6; CMB +6; CMD 21
特技 《一撃離脱》《回避》《強行突破》
技能 〈隠密〉+17、〈軽業〉+10、〈真意看破〉+10、〈知覚〉+9、〈手先の早業〉+10、〈登攀〉+10、〈はったり〉+15、〈変装〉+19;種族修正 +4〈はったり〉、+8〈変装〉
言語 共通語、地獄語、地下共通語
その他の特殊能力 変身人型生物いずれか;オルター・セルフ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、2体、または殺人集団(3~10)
宝物 標準
特殊能力
呪文 ダンダスカは2レベル・ソーサラーとして秘術呪文を発動する。

 ラークシャサの中で「噛むもの」として知られるダンダスカは密偵や暗殺者としての役割を担う。彼らはラークシャサの随行員や秘密のネットワークの一部として現れることが多い。操り殺すために生まれた彼らは、その仕事を楽しみ血を見ることで喜ぶ。そのため、ダンダスカは敵を操り犠牲者をばらばらにするといった自らの仕事を、楽しげに笑いながらこなす。
 ダンダスカは皆じっとしていることができず精力的だ。彼らは活動と娯楽を強く望んでおり、伝統的な報酬として病人や狂人を好む。ダンダスカのいたずらが犠牲者に楽しまれることは滅多にない。
 ひどい飢えが非常に活動的なダンダスカの肉体を苦しめると、このクリーチャーは人型生物の肉と血を強く求める。そのような血が流れると、ダンダスカはしばしばその汚らわしき欲求を抑えることができなくなる。血のついた刃を舐め、こぼれた血を舌ですくい、戦闘でより戦術的に優れた選択肢を犠牲にして倒れた敵をかじることさえある。ダンダスカは必要なときには他の肉でも我慢するが、常に人型生物の肉を好む。
 殺害と騒乱のみがダンダスカの任務というわけではない。より強力なラークシャサは使者や従者として、仲間にダンダスカを派遣する。その通常は無秩序な性向にもかかわらず、彼らは約束を違えた場合の恐ろしい結果を仄めかせるだけで、愛想良く信頼を得て交渉を行う。ダンダスカの交渉役は有利な結果に到達できない場合には何とかしてこの難局を切り抜ける。同様に、仲間のラークシャサに派遣された従者のダンダスカはできる限り忌まわしき手段を抑え込むが、彼らの雇い主は依然として彼らを楽しませ良く食わせるようにする。しかしダンダスカがあまりにも喜び続けることには、注意しなければならない。というのは、彼らはある人が死ねばいいというくだらない願いのような、不用意な悪口を言うがためによけいな注目を浴びることで知られているからだ。
 ダンダスカの欲望は娯楽や食料から富にまで渡る。ダンダスカは皆、快適で出来のよい衣服、ピカピカのおもちゃをこよなく愛する。そのほとんどはばかばかしい見た目にならない程度にできるだけ多く宝石を身につけ、紐を交差させるものもいる。ダンダスカは全長3フィート(約90cm)、重量55ポンド(約24.8kg)。
最終更新:2016年11月27日 19:35