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フランフ Flumph

この青白いクラゲのようなクリーチャーは空中を静かに漂い、2本の眼柄をすぼめた口の両脇から伸ばしている。

フランフ 脅威度1 Flumph

経験点400
LG/小型サイズの異形
イニシアチブ +3; 感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+7
防御
AC 18、接触14、立ちすくみ15(+4外皮、+1サイズ、+3【敏】)
hp 9(2d8)
頑健 +0、反応 +3、意志 +5
悪臭の噴霧能力、第2文と第6文の“DC10”を“DC11”に変更。
攻撃
移動速度 5フィート、飛行20フィート(完璧)
近接 =+5(1d6、加えて“酸の噴出”)
特殊攻撃 悪臭の噴霧
一般データ
【筋】10、【敏】16、【耐】11、【知】10、【判】14、【魅】10
基本攻撃 +1; CMB +0; CMD 13
特技 《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+11、〈交渉〉+2、〈真意看破〉+3、〈知覚〉+7、〈飛行〉+18
言語 アクロ語、共通語
生態
出現環境 気候問わず/地上または地下
編成 単体、2体、または共棲集団(4~16)
宝物 標準
特殊能力
酸の噴出(変則)/Acid Injection フランフは針で相手に一撃を加えた時に1d4ポイントの[酸]ダメージを即座に与えてその攻撃の次のラウンドに更なる1d4ポイントの[酸]ダメージを与える、燃えて炎症を起こす酸を噴出する。目標はこの酸の効果を1ラウンドの間傷口を水に浸けるかDC15の〈治療〉判定で手当することで終了できる。フランフに組みついているかフランフを飲み込んでいるクリーチャーは生きているフランフに触れ続けている限り毎ラウンド自動的にこのダメージを受ける。
悪臭の噴霧(変則)/Stench Spray フランフは1d4ラウンドに1回汚臭のする液体を20フィートの直線で噴霧できる。この噴霧はモンスターの共通能力の悪臭と同様に機能するが、噴霧を浴びたクリーチャーにのみ影響を与え、浴びたクリーチャーはDC11の頑健セーヴに成功しない限り5ラウンドのあいだ不調状態になる点が異なる。このセーヴDCは【耐久力】に基づく。また、フランフは5フィート以内の目標1体に噴霧を集中することも選べる。悪臭の噴霧のこのバージョンを使用するには、フランフは遠隔接触攻撃(大抵のフランフなら+5)に成功しなくてはならない。命中した目標はDC11の頑健セーヴに成功しない限り5ラウンドのあいだ吐き気がする状態になる;成功すれば、5ラウンドのあいだ不調状態になる。この噴霧の臭いは範囲内に残り続けて1d4時間のあいだクリーチャー全員を打ち、距離100フィート先からでも感知できる(鋭敏嗅覚の能力を持つクリーチャーは2倍の距離からでもこれを嗅げる)。

 星界の恐怖から無防備な世界を守るために彼方の星から来たフランフは空中を漂うクラゲのようなクリーチャーであり、内側から生えた酸の針で狩りをする。穏やかな心を持つフランフは自身の外見が見る者を恐れさせることを理解しており、姿を隠して遠くから居住地を観察し、姿を現すのは必要不可欠となった時だけである。彼らは自身の脆弱な姿の限界も熟知しているため、化け物と直接相対して打ち負かそうとするよりは英雄たちを探し、そうした危険な仕事に向かわせる助言をすることを好む。
 フランフは白い肉体の微細な気孔から空気を出し続けることで浮遊し会話し、上昇する際には律動的に空気を噴き出す。典型的なフランフは体重15ポンドであり、横幅は3フィートである。フランフは夢を深く崇め、前兆や前触れであると見做している。彼らは通常産まれた世界で交配し子を成すが、時に蒔き付けと呼ばれる儀式を行い、その際には宇宙空間に莢を飛ばし、宇宙空間に守護者を提供する。


最終更新:2016年11月12日 19:33