ぼろ布をかけ山羊のような脚を持つこのクリーチャーは、牙に囲まれた大きな目を除いて特徴のない顔をしている。
アガシ 脅威度4 Aghash
防御
AC 18、接触12、立ちすくみ16(+6外皮、+2【敏】)
hp 42(5d10+15)
頑健 +4、
反応 +6、
意志 +7
DR 5/冷たい鉄または善;
完全耐性 [火]、
毒;
抵抗 [酸]10、[電気]10;
SR 15
攻撃
移動速度 30フィート
近接 爪(×2)=+8(1d6+2)
特殊攻撃 砂塵嵐、呪いの
凝視
擬似呪文能力 (術者レベル6;精神集中+10)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(破滅界アバドン)
編成 単体
宝物 標準
特殊能力
呪いの凝視(超常)/Cursed Gaze アガシが選択する:1ラウンドの間
混乱状態、1ラウンドの間
怯え状態、1ラウンドの間
朦朧状態、1d4ポイントのダメージを及ぼす。30フィート、頑健・DC16・無効。
プロテクション・フロム・イーヴルの効果を受けているクリーチャーはアガシの凝視に
完全耐性を持つ。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
砂塵嵐(超常)/Sandstorm 1日に1回、1回の全ラウンド・アクションとして、アガシは一時的な砂塵嵐を作り出すことができる。この嵐はアガシを中心とした半径100フィートを覆い、アガシのヒット・ダイス(通常は5)ごとに1分間持続する。これは砂塵嵐として機能する(
『Core Rulebook』P.431)。
アガシは悪意の視線の具現化であり、この破滅と不運の化身を目にするだけで呪いに見舞われる。非常に恐ろしいハグのような存在であるアガシは、その凝視でもって滅びを振り撒きながら物質界の砂漠を彷徨する。このあさましいクリーチャーには畏怖に値することは何もなく、虚栄心が強く傲慢な定命のもの(特に呪文の使い手)に滅びをもたらすことに格別の喜びを抱く。汚くみすぼらしいアガシはよろめくように動く。その蹄のついた脚は山羊のもののように曲がっており、そのやせ細った身体による不愉快な震える足取りの原因となっている。
全てのディヴは強迫観念を示す。アガシの場合は美しい定命のものへの嫌悪だ。2体の異なる敵のいずれを攻撃するか選択する機会があれば、アガシは常に最も肉体的に美しい敵を選択する。魅力的な敵に忍び寄るのは、彼らの憎しみ――ひょっとしたら、嫉妬――によってである。彼らは敵の【魅力】を吸い取るような呪いをかけたり、魅力を損なわせることに喜びを感じる。
スペクトラル・ハンド能力を使用することで、アガシは離れた距離から呪いを伝達することができる。これにより病気にかかったとか、自らの信じる神々から呪いを受けたと信じる犠牲者もいる。その間ずっと、アガシはすぐ近くにとどまり、呪われたものが苦しむ姿をみて喜悦に浸る。
アガシは全長5~6フィート(約1.5m~1.8m)で、重量はおおよそ100ポンド(約45.4kg)。
最終更新:2017年01月04日 03:09