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ステュムパーリデス Stymphalidies

この聳え立つような朱鷺に似た鳥は銀と銅の彫刻のようであるが、その動きは生きているクリーチャーそのものである。

ステュムパーリデス CR8 Stymphalidies

XP 4,800
真なる中立/大型サイズの魔獣
イニシアチブ +6;感覚 夜目〈知覚〉+12
防御
AC 22、接触11、立ちすくみ20(+11外皮、-1サイズ、+2【敏】)
HP 94(9d10+45)
頑健 +11、反応 +10、意志 +5
DR 10/魔法およびアダマンティン;完全耐性 [火炎]
弱点 [音波]に対する脆弱性
攻撃
移動速度 20フィート、飛行120フィート(貧弱)
近接 噛みつき=+14(1d8+6、加えて“出血”)、鉤爪(×2)=+14(1d6+6)、(×2)=+9(1d6+3、加えて“出血”)
遠隔 翼の剃刀(×2)=+10(2d6+6、加えて“出血”)
接敵面 10フィート;間合い 5フィート
特殊攻撃 彩光、出血(1d6)、翼の剃刀
一般データ
【筋】22、【敏】15、【耐】20、【知】2、【判】15、【魅】17
基本攻撃 +9;CMB +16;CMD 28
特技 《イニシアチブ強化》《かすめ飛び攻撃》《技能熟練:知覚》《クリティカル熟練》《神速の反応》
技能 〈知覚〉+12、〈飛行〉+4
生態
出現環境 暑熱/平地または湾岸
編成 単体、2体、または小編成(3~9)
宝物 乏しい
特殊能力
彩光(超常)/Glare 標準アクションとして、通常の明るさ以上の範囲において、スチュムパーリデスはその金属の翼を逆立てることで近くのクリーチャー全てを盲目状態にすることができる。30フィート以内にいるクリーチャーはDC19の頑健セーヴに成功しない限り1d6分間のあいだ盲目状態になる。クリーチャーは凝視攻撃に対するのと同じやり方でこの効果を防御できる。これは視覚に基づく効果である。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
翼の剃刀(変則)/Wing Razors スチュムパーリデスの金属の翼は剃刀のように鋭い。近接攻撃としてその翼でクリーチャーを斬撃できるのに加え、スチュムパーリデスは両翼を羽撃かせ、羽根の生えた2つの大きな破片を1体の目標に飛ばせる。これらの翼の剃刀は2d6ポイントのダメージを与え出血を発生させ、その射程単位は50フィートである。スチュムパーリデスはこの攻撃を1日に自身の【耐久力】修正値に等しい回数使用できる(大抵のスチュムパーリデスなら1日に5回)。

 人食いの猛禽である、スチュムパーリデスとして知られるこの希少なクリーチャーは平地や海岸を歩き、温血動物や不注意な旅人をその鋼のような刃を持つ翼とダガーのような顎門で切り裂く。遠くからだとスチュムパーリデスを鶴、朱鷺、あるいは他の首の長い鳥に見間違えることは容易だが、その羽根の日光のような光と、過去の食事から長く残る血の靄は見間違えようがない。
 休んでいない時のこのクリーチャーの群れは暖かい空気に乗って高く飛び、その鋭い視覚に頼って下にいる遠くの獲物を視認する。その飽くことを知らない食欲により、スチュムパーリデスの群れは食性を満たそうと広大な縄張りを狩猟区として主張する。
 文明化された土地の人々にとっては幸運なことに、こうした金属の翼をした鳥類の1羽を仕留められるほど器用な人型生物や他のクリーチャーがよく旅するような場所にスチュムパーリデスが近づくことは稀である。スチュムパーリデスは驚くばかりの頻度で卵を産み、過密化と獲物の枯渇が、頻繁にこのクリーチャーの異常なほどの大規模かつ致命的な集団を、新たな土地を求め新たな獲物を貪るために団結させる。
 異様なことに、スチュムパーリデスの羽根とゴルゴンの金属の革と同様、顎門は鋼に似た金属でできている。スチュムパーリデスにはより小さな亜種がおり、それには群がることが大好きな種も含まれるが、ここに記載したこの聳えるクリーチャーはその種の中で際立って最も遭遇しやすい種である。スチュムパーリデスは身長13フィート、両翼を広げると長さ25フィートで、体重は250ポンドである。


最終更新:2020年09月16日 21:20