この4本の腕を持つ人型の恐怖は、黄金の鎧を纏い、後光のような宙に浮かぶ輝く武器類に取り囲まれている。
アスレンドラ 脅威度20 Asurendra
防御
AC 35、接触25、立ちすくみ26(+1回避、+10外皮、-2サイズ、+3洞察、+5反発、+8【敏】)
hp 385(22d10+264);
再生10([善]の武器、[善]の呪文)
頑健 +25、
反応 +17、
意志 +20;心術系統の呪文に対して+2
DR 15/混沌および善;
完全耐性 挟撃、
毒、
呪い効果、
病気、(ポリモーフ);
抵抗 [酸] 10、[電気] 10;
SR 31
攻撃
移動速度 50フィート、登攀50フィート、
飛行50フィート(完璧)、水泳50フィート
近接 噛みつき=+33(2d6+13、加えて“
つかみ”および“
毒”)、
爪(×6)=+33(2d6+13、加えて“
呪い”)
接敵面 15フィート;
間合い 15フィート
特殊攻撃 偽りの叡智の
呪い、
飲み込み(4d6+19殴打加えて4d8+12[酸]ダメージ、AC15、hp38)、霊剣(+29、3d6+7/19~20)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル)
編成 単体または2体
宝物 ×2
特殊能力
偽りの叡智の呪い(超常)/Curse of False Wisdom 爪・接触型;
セーヴ 意志・DC31;
頻度 1日;
効果 1d6【判】吸収。
毒(変則)/Poison 噛みつき・致傷型;
セーヴ 頑健・DC33;
頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);
効果 1d6【耐】;
治癒 2回連続のセーヴ成功。
霊剣(超常)/Spirit Blades 即行アクションとして、アスレンドラは指示するまで自身の側を浮遊する6本までのロングソード状の力場効果を呼び起すことができる。アスレンドラは標準アクションを用いて1本の剣に50フィートまで離れた1体の目標を攻撃するか、全ラウンド・アクションを用いて6本の剣全てに50フィートまで離れた6体の異なる目標(望むならばそれぞれが異なった場所にいてもよい)に攻撃するように指示することができる。一度アスレンドラが1本の霊剣に1体の敵を攻撃することを指示すると、その剣はアスレンドラに他の指示を受けず、またその敵がアスレンドラから50フィート以内に留まる限り、その敵に対して毎ラウンドアスレンドラのターンに1回の攻撃を行う。移動アクションとして、アスレンドラは全ての現在攻撃を行っている剣に50フィート以内にいる新しい敵に目標を変えるように指示することができる。この武器攻撃はアスレンドラの基本攻撃ボーナスに【判断力】修正を加えたもの(ほとんどのアスレンドラが+29)を用い、3d6+アスレンドラの【判断力】修正値に等しい力場ダメージ(ほとんどのアスレンドラが3d6+7)を与える。物理的攻撃はこの剣に効果を与えないが、
ディスインテグレイト、
スフィアー・オヴ・アニヒレイションまたは
ロッド・オヴ・キャンセレイション (接触AC25)によってこれを消滅させることができる。霊剣の目標が死亡または50フィートの有効距離を越えて移動し、かつアスレンドラはそのターンの終了時までその剣に再び目標を与えない場合、その剣は消滅する。同様にアスレンドラのターンの終了時にアスレンドラから50フィート以内にない全ての剣も消滅する。
唯一個体たるアスラ・ラーナという著しい例外を除き、アスレンドラはその種の中で最強のものである。ヘルや他の場所で拡張された領域のようなものを持っているアスレンドラはほとんどいないが、このアスラはアスラ種の中の「賢明なるもの」である。ほとんどはその破滅的な神秘主義を実践し、彼らの教えを求める下位のアスラに命令を下すことができる神殿めいた要塞の中に住む。ほとんどのアスラにとって、アスレンドラの指令は神格の勅命同様のものである。
アスレンドラはそれぞれ巨大な体格をした人型のクリーチャーである。その正確な外見は人型生物の外見が異なるのと同様にさまざまだが、全てのアスレンドラは6本の腕と複数の目と頭部を持つ。アスレンドラの体は物理的な完全性の具体例であり、筋骨たくましく優雅な体格をしているが、その顔は怪物めいた、あるいは非人間的な造作で、牙があったり奇妙な配置の容貌であったりする。ほとんどのアスレンドラは身の丈19フィート、体重8,000ポンド。
その強さのままに生まれたアスレンドラはほとんどいない。彼らは数え切れない生涯を下位のアスラとしてすごすことによってのみその力に達する。それぞれの化身を通じて、この粘り強いアスラは破壊のいくつかの概念を統合することを求める。最終的に、暗黒の瞑想と邪悪な行いにより、そのアスラは反創造のいくつかの側面を結合した存在の位に登る。また彼らは同類を超えた力を得、ゆっくりと自分自身を完璧な自己、神々とその神聖な作品を引きずり降ろすことに理想的に適合した破滅の道具の姿へと作り直す。
戦闘においては、アスレンドラは全ての敵を破壊することに最善をつくし、あらゆる敵が倒れた場合にはその死を確実にするために時間をとる。アスレンドラは倒れた敵の肉体を食べることを楽しみ、一部は貪り食った肉と骨を自分に仕える新たなアスラを創り出すために使用する。
冒涜の賢者 Blasphemous Sages
それぞれのアスレンドラは神格に対する特別なやり方の復讐に向かう至福の道を進む。哲学者が叡智を広めるように、彼らはより多くのアスラが完全へと至るように自分たちのやり方を他のものに教える。ここにあげたものはアスレンドラがその「啓発された」憎悪を用いることができる邪悪な方法についてのアイデアのいくつかである。
死:全ての生けるものは死ぬことができる。戦争の代わりに、あるアスレンドラは戦争の余波に重点を置く。そのようなアスレンドラは高速化
ベイルフル・ポリモーフを高速化
スレイ・リヴィングに、高速化
ブレード・バリアーを高速化
サークル・オヴ・デスに置き換える。その霊剣は力場ダメージの代わりに負のエネルギー・ダメージを与え、そのため生者に対する武器として用いるのと同様に味方のアンデッドを治癒することができる。
神聖冒涜:冒涜はあらゆるアスラにとって喜びであるが、真に不敬なアスレンドラは神格の奇跡を模倣する能力を学んでいる。このアスレンドラのカルトは、ほとんど常に一見恵み深いように見えるが、人々を真の神格の信仰から改宗させようとする。これのアスレンドラは特殊攻撃の霊剣を持たないが、1日1回、その奇跡がもたらすものが彼らの冒涜的な目的に適う限り、
擬似呪文能力として
ミラクルを使用できる。
改変:一部のアスレンドラは神々が創造した物を作り直すことを好む。改変者の目を逃れる物は何もなく、その敵は自らの体、心、そして魂が改変者の手の中の粘土の様なものであると知る。アスレンドラの改変の賢者は特殊攻撃の霊剣を持たないが、以下の特殊能力を得る。
アスラ作成(超常):全ラウンド・アクションとしてアスレンドラは直近の24時間以内に食べた1体のクリーチャーをトリプラースラに変え、現実世界に排泄することができる。このようなトリプラースラはトリプラースラである限り自分を創り出したアスレンドラに忠実である。アスレンドラの手元に十分なトリプラースラがいる場合には、この能力を用いて彼らを同様に貪り食いより強力なアスラを作り出すことができる。アスレンドラは直近の24時間以内に食べたトリプラースラを、食べたトリプラースラの数に等しいヒット・ダイス数のアスラに変換することができる。アスレンドラはこの能力によって望むだけの数のトリプラースラを作り出すことができるが、複数のトリプラースラを結合してより強力なアスラを作ることができるのは1日1回である。アスレンドラはこの能力によって別のアスレンドラを作り出すことができない。新たに創り出されたアスラはそのアスレンドラを主とみなす。トリプラースラを作り出すために使われたクリーチャーの魂の全てが消費されるわけではない。このやり方で飲み込まれアスラを作るために使われたものは死亡し、通常通り生き返らせることができる
最終更新:2016年11月12日 19:29