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ポルターガイスト Poltergeist

幽霊のような骸骨の姿が、道具類、板、家庭用品、そのほかの固定されていない物品の竜巻の中で立ち上がっていく。

ポルターガイスト 脅威度2 Poltergeist

経験点600
LE/中型サイズのアンデッド(非実体)
イニシアチブ +1;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+9
防御
AC 12、接触12、立ちすくみ11(+1 反発、+1【敏】)
hp 16(3d8+3)
頑健 +2、反応 +2、意志 +4
防御能力 生来の不可視状態非実体状態、黄泉がえり;完全耐性 アンデッドの種別特性
攻撃
移動速度 飛行20フィート(完璧)
特殊攻撃 脅かし屋、テレキネシス
一般データ
【筋】―、【敏】13、【耐】―、【知】5、【判】12、【魅】12
基本攻撃 +2;CMB +3;CMD 14
特技 《鋭敏感覚》《能力熟練:恐怖》
技能 〈真意看破〉+14、〈知覚〉+9、〈飛行〉+9
言語 共通語
その他の特殊能力 地縛
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体または大出没(2~7)
宝物 乏しい
特殊能力
脅かし屋(超常)/Frightener 1分間に1回標準アクションとして、ポルターガイストは生来の不可視状態を一時的に無くし、骸骨のような亡霊めいた人型としてその姿を現すことができる。ポルターガイストがこの能力を使用した際に30フィート以内にいる全てのクリーチャーはDC14の意志セーヴを行わなければならず、失敗した場合は1d4ラウンドの間恐れ状態になる。ポルターガイストはそのターンの終了時にフリー・アクションとして不可視状態を再開することができる。セーヴに成功したクリーチャーはそのポルターガイストによる[恐怖]効果に24時間の間完全耐性を持つ。ポルターガイストの不可視状態が他の手段で無効化された場合はこの能力を使用することはできない。同様に、不可視状態のクリーチャーを見ることができる者はこの特殊攻撃に完全耐性を持つ。これは[精神作用][恐怖]効果である。このセーヴDCは【魅力】に基づいている。
黄泉がえり(超常)/Rejuvenation ポルターガイストが破壊された場合、2d4日の間しか破壊されたままでいない。この時よりも後は、アンデッドの魂は破壊されたところに完全に回復した状態で再生する。ポルターガイストを恒久的に破壊する唯一の方法はその存在する理由を確定し、安らかに眠ることを妨げているものを片付けることである。正確なところはそれぞれの霊ごとに変わり、かなりの調査を必要とし、GMがそれぞれのポルターガイストやポルターガイストの集団ごとに作成するべきである。
地縛(変則)/Site Bound ポルターガイストは作成されたら形成された地点から120フィートより遠く移動することはできない。
テレキネシス(超常)/Telekinesis ポルターガイストはテレキネシス以外に攻撃手段を持たない。この能力はテレキネシス呪文と同様に機能し、術者レベルはポルターガイストのヒット・ダイスに等しい(ほとんどのポルターガイストは術者レベル3)。典型的なポルターガイストはテレキネシスを用いて物品やクリーチャーを放り投げる場合、+3で遠隔攻撃ロールを行い、この能力を75ポンドまでの物品やクリーチャーに対して使用することができる。ポルターガイストがこの能力でクリーチャーを放り投げようと試みた場合、そのクリーチャーはDC12の意志セーヴを行うことでその効果に抵抗することができる。このセーヴDCは【魅力】に基づいている。

 ポルターガイストは理由はどうあれ死んだ場所から離れられなくなった魂から形作られた怒れる霊である。時として、これは成し遂げられなかった仕事によるものかもしれないし、他の場合には強力な死霊術の効果によるものかもしれない。建物を作るためにその下にある死体の墓の神聖を損なうことが、ポルターガイストを偶然作り出す最もありふれた方法である。ポルターガイストはその状況に関して大きなトラウマを経験しており、このトラウマによってその精神は悪へと捩れ、生者に怒りを爆発させる全てに対する憎しみを育んでいる。ポルターガイストは特定の場所、通常は建造物、部屋、それと認識できる地域(墓場の一部、人気の無い道の一角など)に縛られている。この場所は通常は死亡した場所や定命の者の死骸が眠っている場所と同じである。

最終更新:2019年06月11日 22:57