このクリーチャーの前半分は馬で後ろ半分は魚だ。前足の先端は
蹄ではなく広がる鰭になっている。
ヒポカンパス 脅威度1 Hippocampus
防御
AC 12、接触8、立ちすくみ12(+4外皮、-1サイズ、-1【敏】)
hp 15(2d10+4)
頑健 +5、反応 +2、意志 +1
攻撃
移動速度 5フィート、水泳60フィート
近接 噛みつき=+4(1d4+3)、
尾の打撃=-1(1d4+1)
接敵面 10フィート;
間合い 5フィート
一般データ
【筋】16、
【敏】9、
【耐】15、
【知】2、
【判】12、
【魅】11
基本攻撃 +2;
CMB +6;
CMD 15
特技 《持久力》
技能 〈水泳〉+11、
〈知覚〉+6
その他の特殊能力 水への依存
生態
出現環境 気候問わず/水
編成 単体、2体、または群れ(3~16)
宝物 なし
特殊能力
水への依存(変則)/Water Dependency ヒポカンパスは、【耐久力】×1分の間、水の外でも生き延びられる。この制限時間を超えると、ヒポカンパスは“溺れ”ているかのように、窒息の危険が生じる。
ヒポカンパスの鱗の色合いは象牙色、深緑から銀色がかった水色までさまざまだ。マーフォークやロキャーサのような水棲種族はしばしばヒポカンパスを乗騎や上手く設計された水中用の荷台を引っぱる牽引獣として訓練する。野生下ではヒポカンパスは彼らの好む食物(海草やケルプ)がより豊富で大型の捕食者がより少ない比較的浅い水域に住むことを好む。このクリーチャーは地上世界の野生馬の群れが自由にうろつくのと同様に、しばしば大きな群れで旅をする。
ヒポカンパスは比較的容易に訓練される。それに要求される作業量とコストは馬の訓練に必要なものに等しい。鎧はヒポカンパスの水泳速度に大きな影響を与えるため、戦争用にヒポカンパスを訓練するものはこのクリーチャーにバーディングをつけることに煩わされることはほとんど無い。そのようにする場合は、一般にパデッドまたはレザー・バーディングのような最も軽い鎧をつける。ヒポカンパスに騎乗して戦闘することは馬に乗って戦うことに似ているが、ヒポカンパスは陸上では不器用なクリーチャーで、騎手が重荷になっている場合は水の外では全く動くことができない。ヒポカンパスは2本の前足があるだけだが、その運搬能力は四足であるかのように決定する。そのため、ヒポカンパスの軽荷重は228ポンドまで、中荷重は459ポンドまで、重荷重は690ポンドまでである。
ヒポカンパスにはいくつかの種が存在するが、これらの種の大多数はここで上げられているクリーチャーと色と特技の選択が異なるだけである。
《持久力》以外のヒポカンパスの他の種によくある特技は
《頑健無比》、
《イニシアチブ強化》、
《鋼の意志》、
《神速の反応》、
《技能熟練:水泳》、
《追加hp》である。ヒポカンパスの一部の種はより大きく頑丈である。このクリーチャーは一般により冷たい水域に見られ、ポーラー・ヒポカンパスとして知られている。ポーラー・ヒポカンパスは
アドヴァンスト・クリーチャー・シンプル・テンプレートを適用されている。中でも最も印象的な物は深海にすむヒポカンパスである。ジャイアント・ヒポカンパスとして知られるこのクリーチャーははるかに大きい。ジャイアント・ヒポカンパスの一般的な能力値は、通常のヒポカンパスを超大型サイズにし、ヒット・ダイスを10に上昇させる。ジャイアント・ヒポカンパスは脅威度8である。
最終更新:2016年11月12日 06:51