歯軋りを続ける何列もの不釣合いな歯で一杯の口が、この恐ろしいクリーチャーの球状の体の多くを占めている。
カコダイモン 脅威度2 Cacodaemon
防御
AC 16、接触12、立ちすくみ16(+4外皮、+2サイズ)
hp 19(3d10+3);高速治癒2
頑健 +2、
反応 +5、
意志 +4
DR 5/善または銀;
完全耐性 [酸]、[即死]効果、
毒、
病気;
抵抗 [電気]10、[火]10、[冷気]10
攻撃
移動速度 5フィート、
飛行50フィート(完璧)
近接 噛みつき=+6(1d4+1、加えて“
病気”)
接敵面 2・1/2フィート;
間合い 0フィート
特殊攻撃 魂封印
擬似呪文能力 (術者レベル6;精神集中+7)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(アバドン)
編成 単体または群れ(2~10)
宝物 標準
特殊能力
病気(超常)/Disease カコダイモニア :
噛みつき・致傷型;
セーヴ 頑健 DC12;
潜伏期間 1日;
頻度 1回/日;
効果 1d2【判】
ダメージ;
治癒 2回連続のセーヴ成功。病気の通常の効果に加えて、犠牲者が感染している限り、カコダイモンはどんなに距離が離れていても(同一の次元界にいる限り)
テレパシーでそのクリーチャーと交信することができる。
魂封印(超常)/Soul Lock 1日に1回全ラウンド・アクションとして、カコダイモンは1分以内に死亡した知性のあるクリーチャーの魂を摂取することができる。これによってカコダイモンの腸の中にソウル・ジェムができ、標準アクションとして吐き出すことができる。ソウル・ジェムは1ヒット・ポイントと硬度を持つ微小サイズの物品である。ソウル・ジェムを破壊することで内部の魂を自由にできるが、死亡したクリーチャーがそれで生き返るわけではない。これは[即死]効果である。魂がソウル・ジェムの中にとらわれている者の肉体を復活させようとする試みには、DC12の術者レベル判定が必要である。失敗した場合は呪文は何の効果も発しないが、成功した場合は犠牲者のソウル・ジェムは砕け、クリーチャーは通常通り復活する。ソウル・ジェムが
アンハロウ呪文で作られた物ような不浄な場所にある場合は、この術者レベル判定のDCは+2上昇する。術者レベル判定のDCは【魅力】修正値を基に算出されている。
何らかの悪の来訪者は、標準アクションとしてソウル・ジェムを摂取することができる。そうすることで中にある魂は自由になるが、下方次元界の1つに行くように有罪判決を受ける(とはいえ、魂は通常通り生き返ることはできる)。その来訪者はそのヒット・ダイスに等しいラウンド数の間、
高速治癒2を得る。
ダイモン類の中で最弱のカコダイモンは、アバドンの霧の中の怒れる暴力的な狂った魂の渦の中から生まれる。知性は鈍いが全くの邪悪である彼らは、苦しみを与え飢えを満たすため、終わることなく定命の魂を探している。多くのより強力なフィーンドは、このちっぽけなクリーチャーのソウル・ジェムを収穫できる限り、カコダイモンをペットとしている。7レベルの術者は
《上級使い魔》の特技を持っている場合はカコダイモンを使い魔にできる。
最終更新:2016年11月12日 06:49