この不明瞭な物体は突然悪夢のような形を取る。それは人でも動物でもフィーンドでもない。
アニメイト・ドリーム 脅威度8 Animate Dream
防御
AC 20、接触20、立ちすくみ15(+1回避、+5反発、+4【敏】)
hp 90(12d10+24)
頑健 +10、
反応 +8、
意志 +12
防御能力 非実体;
SR 19
攻撃
移動速度 飛行40フィート(完璧)
近接 非実体の接触=+16(6d8負のエネルギー、加えて“悪夢の呪い”)
擬似呪文能力 (術者レベル12;精神集中+17)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(エーテル界)
編成 単体
宝物 なし
特殊能力
悪夢の呪い(変則)/Nightmare Curse アニメイト・ドリームの接触は対象の精神に恐ろしい映像を送り込む。
呪い―非実体の接触;
セーヴ 意志 DC21;
頻度 1回/日;
効果 1d4【判断力】
吸収および対象は
疲労状態になる;
治癒 3回連続のセーヴ成功、または
ディスペル・イーヴル、
ドリーム、
リムーヴ・カース。
時々、凄まじい創造力のあるものが極端に色鮮やかで異常な夢から目覚めると、その夢の欠片がエーテル界に残ることがある。生き残るため、維持するために、このアニメイト・ドリーム(自律した夢)は生きるものの意志や創造力、感情の力を必要とする。アニメイト・ドリームは定命のものの精神を探し、暗くしばしば恐ろしい夢のカタチでその姿を見せる。その真の姿はぼんやりとして不明瞭だが、まわりにある恐怖と感情に反応し、見るものそれぞれに異なる恐ろしい姿を取る。
アニメイト・ドリームはそのおぼろげな脚を定命のものの肉体に通すことで充足感と栄養を得る――この行為は定命のものに、アニメイト・ドリームの異常な飢えを満たす負のエネルギーを注ぎこむ。クリーチャーを眠りや恐れ(あるいはその両方)に追いやることで、アニメイト・ドリームは満足な食事を得ることができる。そのような状態で解き放たれる感情を食事としているためだ。アニメイト・ドリームは食事の終わりに、その悪夢によって傷ついたクリーチャーそれぞれに
擬似呪文能力を使用する。
コンフュージョンや
フィアーによって一時的な狂気に陥らせたり、完全に殺すために
ファンタズマル・キラーを使用することで、このモンスターはさらなる滋養を得ることができるのだ。アニメイト・ドリームは長期にわたり食事を与えられることなく捨て置かれても飢えて死ぬことはないが、そのようにされると本来の獰猛さと凶暴さを強めることになる。
アニメイト・ドリームはエーテル界の他のクリーチャーや、
ジル、
ナイト・ハグ、
フェイズ・スパイダーのような夢や悪夢と関わりのあるクリーチャーと共に行動することがある。このような同盟は相互に利益のあるものであることもあるが、往々にしてアニメイト・ドリームは奴隷として扱われる。特に
ナイト・ハグはアニメイト・ドリームを奴隷とすることを好み、時々その精油を心臓石を作る際の構成要素に用いる。
最終更新:2016年11月12日 06:47