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アイオーン:テレートス Aeon, Theletos

曲がった4本の脚(それぞれはひじから2つの3本の指のついた脚に分かれている)がこのクリーチャーの水晶のような肉体から生えている。

テレートス 脅威度7 Theletos

経験点3,200
N/中型サイズの来訪者アイオーン他次元界
イニシアチブ +6;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+16
防御
AC 20、接触15、立ちすくみ17(+1回避、+5外皮、+2反発、+2【敏】)
hp 76(9d10+27);高速治癒5
頑健 +9、反応 +5、意志 +12
完全耐性 [冷気]、クリティカル・ヒット、抵抗 [電気]10、[火]10;SR 18
攻撃
移動速度 30フィート、飛行30フィート(貧弱)
近接 叩きつけ(×2)=+13(1d6+4)、触手(×2)=+8(1d4+2、加えて“運命吸収”)
接敵面 5フィート;間合い 5フィート
特殊攻撃 運命のリース
擬似呪文能力 (術者レベル9;精神集中+10)
一般データ
【筋】18、【敏】14、【耐】17、【知】11、【判】19、【魅】12
基本攻撃 +9;CMB +13;CMD 28(足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》《回避》《鋼の意志》《鋼の意志強化》《ホバリング》
技能 〈威圧〉+13、〈隠密〉+14、〈呪文学〉+12、〈真意看破〉+16、〈知覚〉+16、〈知識:次元界〉+16、〈飛行〉-2
言語 心象
その他の特殊能力 虚空形態、万物への伸張
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(外方次元界)
編成 単体、2体、または集団(3~12)
宝物 なし
特殊能力
運命吸収(超常)/Fate Drain テレートスはクリーチャーの破滅や運命の感覚を吸収する事のできる水晶のような伸び縮みする触手を一組持つ。この触手を使用して敵への攻撃が成功すると、そのクリーチャーはDC17の意志セーヴを行わねばならず、失敗すると1d4ポイントの【魅力】ダメージを被る。この能力からの【魅力】ダメージが回復するまで、この効果を受けたものはすべてのセーヴィング・スローに-2のペナルティを被る(実際に受けている【魅力】ダメージの総量には関係ない)。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
運命のリース(超常)/Wreath of Fate 1d4ラウンドに1回、1回の全ラウンド・アクションとして、テレートスは自身の腰から60フィート円錐形にエネルギーを放射することができる。この円錐形の範囲に収まる全ての知性あるクリーチャーはDC15の意志セーヴを行わねばならず、失敗するとテレートスが保持している様々な運命の知識に圧倒される――それらの無数の破滅と恩恵を表す言葉はなく、その結果、目標はよろめき状態となる。この状態が続く限り、効果を受けたものは攻撃ロール、セーヴィング・スロー、技能判定を行う際、2回ロールを行う――2つのロールのうち悪い方を選択しなければならず、そのようにすればその魂から運命のリースを取り外すことができ、この能力によって受けたよろめき状態は解除される。運命のリースは[呪い]効果であり、ブレイク・エンチャントメントリムーヴ・カースなどの効果で解除できる。この呪いの有効術者レベルはテレートスのHDに等しい(ほとんどの場合、術者レベル9である)。このセーヴDCは【魅力】に基づいている。

 この奇妙なテレートスは自由と運命の二重性の守護者である。テレートスにとっては奴隷制度はもはや、真なる自由と同じように問題ではない。しかし一方がなければ、他方は存在することができない。奴隷制度がはびこるある地域では、テレートスは奴隷何人かを解放することを目標とするだろう。しかし奴隷制度が廃止されたところでは、この奇妙な存在は自らの[精神作用]呪文に似た能力を使用して多くのクリーチャーを支配下に置こうと動く――しばしば、将来奴隷制度を始めようとするものたちと協力しながら。テレートスはまた運命と予言の守護者でもある。未来を垣間見るクリーチャーがいる一方で、アイオーンの物理的な痛みの原因となるような未来を見出す者もいる。なぜある者が未来を予言することができるのに、他の者ができないのか、テレートスは説明することができない――予言者はその追求は否定されるべきだということを知っているだけである。
 テレートスは立つと5フィートの高さがあり、重量は100ポンド。


最終更新:2016年11月12日 06:46