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#region(''目次'') #contents() #endregion *パラディン &link(Paladin){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advanced/coreClasses/paladin.html}  聖なる戦士にして信仰を守るものであるパラディンは「善なるクリーチャーは臆病であるために闇の力に抗することができない。この事実こそ、邪悪なるクリーチャーよりも忌むべきことである」ということを知っている。パラディンは信仰を守るものであり、彼らの人生を光と正義の奉仕に費やしている。彼らはいつも自らの力の全てを投げ打つことで、無辜なるものを守ることができるだろうか、世界を浄化することができるだろうかと問い続けている。この生き方は困難なものだ。大いなる自己犠牲と道徳規範への極限までの献身を必要とする。にもかかわらずパラディンは最後の一呼吸においてまで、絶対なる正しさという生き方に慰みを見出すことができるのである。以下に述べるのは一般的なパラディンのアーキタイプを肉付けする手助けとなる多様なクラス特徴である。善なる戦いをこなすキャラクターの個性化に役立つだろう。 **輝きの騎士 Shining Knight  パラディンはしばしば忠実なる乗騎に騎乗した姿で見られるが、輝きの騎士こそは騎乗する勇猛の真なる象徴である。彼らは決してその乗騎から遠く離れることはなく、輝き磨かれた鎧を身にまとっている。輝きの騎士は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){卓越した乗馬術(変則および超常)/Skilled Rider}:3レベルの時点で輝きの騎士は[[〈騎乗〉>技能の詳細/1#Ride]]判定に対して、鎧による判定ペナルティを受けなくなる。加えて、輝きの騎士が騎乗する乗騎はパラディンのクラス特徴である信仰の恩寵の利益を獲得し、セーヴィング・スローに対して輝きの騎士の【魅力】ボーナスを(もしあるならば)加える。この能力は頑健なる肉体と置き換える。  &b(){信仰の絆(超常)/Divine Bond}:5レベルに到達した際、輝きの騎士は乗騎に対する絆を選択しなければならない。その他の点では、この能力は通常のパラディンの能力と同様に機能する。  &b(){騎士の突撃(超常)/Knight's Charge}:11レベルの時点で、輝きの騎士が突撃を行う際には、輝きの騎士もその乗騎も移動によって機会攻撃を誘発しない。加えて対象に対して悪を討つ一撃が使用されている状態で突撃による攻撃が命中したなら、対象は意志セーヴを行わなければならず、失敗すれば[[恐慌状態>用語集/状態#Panicked]]になる。この状態は輝きの騎士レベルの1/2に等しいラウンドの間持続する。このセーヴのDCは10+輝きの騎士レベルの1/2+輝きの騎士の【魅力】修正値に等しい。この能力は正義のオーラと置き換える。 **救護騎士 Hospitaler  病人に対して施しを行うことでパラディンは知られている。救護騎士はこのように呼ばれることならば他の何よりふさわしい。貧しきものの治療と必要な場所への援助を与えることに、彼らのほとんどの時間は費やされているのだから。救護騎士は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){悪を討つ一撃(超常)/Smite Evil}:通常のパラディンの能力と同様に機能するが、救護騎士は悪を討つ一撃の追加の使用回数を7レベルの時点と、以降6レベル毎に獲得する(通常、4レベルと以降3レベル毎に獲得することと置き換える)  &b(){正のエネルギー放出(超常)/Channel positive energy}:救護騎士は4レベルに達すると、パラディン・レベル-3に等しいクレリック・レベルを保持するかのように正のエネルギー放出の能力を獲得する。救護騎士はこの能力を1日に3+自身の【魅力】修正値に等しい回数だけ使用できる。他のパラディンとは異なり、この能力を癒しの手の1日の使用回数を消費する必要は無い。この能力はパラディンの正のエネルギー放出能力と置き換える。  &b(){癒しのオーラ(超常)/Aura of Healing}:11レベルの時点で、救護騎士は1日の正のエネルギー放出の回数を1回分消費することで、パラディン・レベルに等しいラウンドの間30フィートに広がる癒しのオーラを放つことができる。このオーラの中にいる仲間(救護騎士自身も含む)はヒット・ポイントが0未満になると自動的に容態安定化し、出血ダメージに完全耐性を得る。加えて、少なくとも1全ラウンドをこのオーラの中で過ごした仲間(救護騎士自身も含む)は、ヒット・ダイスの総数に等しいダメージを回復するとともに、現在受けている(呪い、病気、毒などの)効果に対してセーヴィング・スローを試みることができる。このセーヴィング・スローは回復するかどうかを判断する際の成功数には数えるが、不利な影響を被るかどうかを判断する際の失敗数には数えない。この能力による治癒は1日に1回だけであり、追加のセーヴィング・スローも1日に1回だけ行うことができる。1日に複数回このオーラに入ったとしてもこれらの1日あたりの回数は変化しない。この能力は正義のオーラと置き換える。 **&aname(divine-defender)信仰の守り手 &small(){Divine Defender}  パラディンの中には、膨大な悪の大群と厳しく容赦ない世界の中で生き抜こうとする罪無き民との間に建つ最後の砦たらんとするものもいる。このような守り手たちは他者を守り、一般の人ならば存在すら知ることのない敵に対することでその人生を過ごす。その聖なる任務において自らを守るため、彼らは自身と周りのものを守るための特別な能力を手に入れた。信仰の守り手は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){防御共有(超常)/Shared Defense}:3レベルにおいて、信仰の守り手は標準アクションとして癒しの手の使用回数を1回分消費することで、隣接する全ての仲間(信仰の守り手自身を含む)にボーナスを与えることができる。3レベルの時点で、隣接する仲間はAC、CMD、セーヴィング・スローに+1の清浄ボーナスを得る。このボーナスは信仰の守り手の【魅力】修正値に等しいラウンドの間持続する。6レベルと15レベルの時点で、このボーナスは+1ずつ増加する。6レベルの時点で、これらのボーナスは10フィート以内の仲間全てに適用されるようになり、範囲内のヒット・ポイントが0より少ない仲間は自動的に[[容態安定状態>用語集/状態#Stable]]となる。12レベルの時点で、これらのボーナスは15フィート以内の仲間全てに適用されるようになり、この範囲内にいる仲間は出血ダメージに完全耐性を得る。18レベルの時点で、これらのボーナスは20フィート以内の仲間全てに適用されるようになり、範囲内の仲間は急所攻撃やクリティカル・ヒットを25%の確率で無効化する能力を獲得する。この能力は&i(){ライト}、&i(){ミディアム}、&i(){ヘヴィ・[[フォーティフィケイション>魔法のアイテム/防具/1#Fortification]]}の鎧の特殊能力とは累積しない。これらの能力でもっともすぐれたボーナスが適用される。仲間たちにこれらのボーナスが適用されるのは、範囲内にいる間のみである。この能力は慈悲と置き換える。  &b(){信仰の絆(超常)/Divine Bond}:5レベルにおける信仰の絆の形態として、信仰の守り手は武器や乗騎との絆の代わりに、鎧との絆の形態を選択することができる。標準アクションとして、信仰の守り手は聖霊の助力を宿すことで自らの鎧を強化できる。この絆はパラディン・レベル毎に1ラウンド持続する。強化したなら、聖霊の宿った鎧は松明のように光を放つ。5レベルの時点で、聖霊は鎧に+1の強化ボーナスを提供する。5レベルを超える3レベル毎に、鎧は追加の+1の強化ボーナスを獲得し、20レベルの時点で最大の+6となる。これらのボーナスは鎧に加わり、強化ボーナスとして+3まで累積させることができる。また、以降に示す鎧の特殊能力を獲得してもよい(アスタリスクの書かれた特殊能力は、[[APG/魔法のアイテム]]に詳細が記載されている、新しい魔法の鎧の特殊能力である):&i(){[[インヴァルナラビリティ>魔法のアイテム/防具/1#Invulnerability]]}、&i(){[[ゴースト・タッチ>魔法のアイテム/防具/1#Ghost-Touch]]}、&i(){[[スペル・レジスタンス>魔法のアイテム/防具/1#Spell-Resistance]]}(13、15、17、19のいずれか)、&i(){[[チャンピオン>APG/魔法のアイテム/防具#Champion]]}*、&i(){ヘヴィ・[[フォーティフィケイション>魔法のアイテム/防具/1#Fortification]]}、&i(){モデレット・[[フォーティフィケイション>魔法のアイテム/防具/1#Fortification]]}、&i(){ライト・[[フォーティフィケイション>魔法のアイテム/防具/1#Fortification]]}。これらの特殊能力を獲得するには、対応する市価ボーナスに等しい強化ボーナスを支払う必要がある([[魔法のアイテム]]もしくは[[APG/魔法のアイテム]]を参照のこと)。加えて、これらのボーナスは以下の鎧の特殊能力を付与することもできる:&i(){[[インプルーヴド・エナジー・レジスタンス>魔法のアイテム/防具/1#Energy-Resistance-Improved]]}(+5ボーナス)、&i(){[[エナジー・レジスタンス>魔法のアイテム/防具/1#Energy-Resistance]]}(+3ボーナス)、&i(){[[ライチャス>APG/魔法のアイテム/防具#Righteous]]}*(+4ボーナス)。これらのボーナスは鎧が元々所持している特殊能力と累積するが、重複する能力は累積しない。もし鎧が魔法のものでないなら、少なくとも+1強化ボーナスを付与してからでなければ他の能力を与えることはできない。聖霊により与えられたこれらのボーナスおよび特殊能力は聖霊を呼び出した際に決定されなければならず、再び呼び出すまで変更することはできない。信仰の守り手以外のものが装備した場合には聖霊は鎧にボーナスを与えることはない。しかし(一度手を離したとしても)再び信仰の守り手が所持するならまたボーナスを提供する。5レベルの時点で信仰の守り手はこの能力を1日に1回使用することができる。以後5レベルを超える4レベル毎に1日の使用回数は1回ずつ増加し、最大で17レベルの1日4回になる。  もし聖霊の宿った鎧が破壊されたなら、信仰の守り手は30日が経過するか新しいレベルを得るまで(いずれか早い方)この能力を失う。30日が過ぎるまでの間、信仰の守り手は攻撃ロールと武器によるダメージ・ロールに-1のペナルティを被る。 **神聖なる従者 Sacred Servant  一般的なルールの通り、パラディンは善と清浄の神を崇める。しかしそれをさらに推し進め、特定の神格を崇め信仰の拠り所とするものもいる。彼ら神聖なる従者はその信仰心により追加の呪文と強力な仲間を獲得する。神聖なる従者は崇拝する神格を1つ選択しなければならない。その神格の属性は秩序にして善、秩序にして中立、中立にして善のいずれかでなければならない。神聖なる従者は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){悪を討つ一撃(超常)/Smite Evil}:通常のパラディンの能力と同様に機能するが、神聖なる従者は悪を討つ一撃の追加の使用回数を(通常、4レベルと以降3レベル毎に獲得する代わりに)7レベルの時点と、以降6レベル毎に獲得する。これは悪を討つ一撃と置き換える。  &b(){呪文}:4レベルの時点で神聖なる従者が呪文を発動する能力を獲得したなら、神聖なる従者は自身の信仰する神格の持つ領域を1つ選択し獲得する。この領域における神聖なる従者の有効クレリック・レベルはパラディン・レベルに等しい。加えて、神聖なる従者は発動できるパラディン呪文の各レベルに1つの領域呪文スロットを獲得する。この呪文スロットには、選択した領域の領域呪文しか準備することはできない。  &b(){信仰の絆(超常)/Divine Bond}:5レベルにおける信仰の絆の形態として、神聖なる従者は武器や乗騎との絆の代わりに、聖印との絆の形態を選択することができる。標準アクションとして、神聖なる従者は聖霊の助力を宿すことで自らの聖印を強化できる。この絆はパラディン・レベル毎に1分持続する。強化したなら、聖霊の宿った聖印は松明のように光を放つ。5レベルの時点で、聖霊は1つのボーナスを提供する。5レベルを超える3レベル毎に、追加で1つのボーナスを提供する。これらのボーナスにより、パラディンの正のエネルギー放出能力や呪文発動能力はいくつかの形態で強化される。それぞれのボーナスは以下の強化のうちの1つとして効果を及ぼす:パラディン呪文を発動する際の術者レベルに+1、アンデッドを傷つけるために使用される正のエネルギー放出のダメージを半減するためのDCに+1、正のエネルギー放出+1d6、癒しの手の1日の使用回数を+1。これらの強化は累積するため、同じものを複数回選択してもよい。これらの強化は精霊を呼び出した際に決定しなければならず、一度決定すれば再度呼び出すまで変更することはできない。この能力により神聖なる従者が癒しの手の使用回数を追加したなら、例え精霊を再び呼び出したとしても追加の使用回数が回復することはない。この精霊は神聖なる従者以外のものが聖印を所持したとしても、神聖なる従者以外にボーナスを提供することは無い。しかし再度神聖なる従者の手元に戻れば神聖なる従者にボーナスを提供する。神聖なる従者はこの能力を5レベルの時点で1日に1回使用することができる。5レベルを超える4レベルごとに追加で1回の使用回数を獲得し、17レベルで最大の1日4回になる。  もし精霊を宿した聖印が破壊されたなら、神聖なる従者は30日が経過するかレベルを獲得するまで(いずれか早い方)この能力を失う。また30日の間、神聖なる従者は攻撃ロールと武器によるダメージ・ロールに-1のペナルティを受ける。  &b(){&i(){コール・セレスチャル・アライ}(擬呪)/Call Celestial Ally}:8レベルの時点で、神聖なる従者は自らの神格に、力ある従者を呼び出すという形で助力を願うことができる。この能力は神聖なる従者に、擬似呪文能力として&i(){[[レッサー・プレイナー・アライ>呪文/は行/ふり~ふれいみ#Planar-Ally-Lesser]]}を1週間に1回発動する能力を与える。この能力の発動に物質要素や従僕(より軽い命令の場合)は不要である。この能力は12レベルの時点で&i(){[[プレイナー・アライ>呪文/は行/ふり~ふれいみ#Planar-Ally]]}に、16レベルの時点で&i(){[[グレーター・プレイナー・アライ>呪文/は行/ふり~ふれいみ#Planar-Ally-Greater]]}に強化される。この能力における神聖なる従者の術者レベルは自身のパラディン・レベルに等しい。この能力は不屈のオーラと置き換える。 **聖光の戦士 Warrior of the Holy Light  自らの魂の中で輝く聖なる光にその身を捧げたパラディンがいる。純粋なものか贖罪によるものか、そのようなパラディンたちは他のものが真実の道を見出せるよう手を差し伸べることにその人生のほとんどを費やす。この力を解き放つことは忍耐が必要であり、法外なまでの価値がある。聖光の騎士は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){信仰の力(超常)/Power of Faith}:4レベルの時点で、聖光の騎士は信仰の力により自身と仲間の守りの力を強化する方法を修得する。このクラス特徴はパラディンの呪文発動能力と置き換える。聖光の戦士は呪文、呪文発動能力、術者レベルを一切獲得しない。また、呪文解放型や呪文完成型の魔法のアイテムを使用することもできない。  4レベルの時点で、聖光の戦士は1日に使用できる癒しの手の使用回数を1回追加で獲得する。聖光の戦士は4レベルを超える4レベル毎に癒しの手の使用回数を1回追加で獲得する。聖光の戦士は標準アクションとして癒しの手の使用回数を1回分消費することで、信仰の力を呼び降ろすことができる。これにより聖光の戦士の半径30フィートに後光が放たれる。この範囲内の全ての仲間(聖光の戦士自身も含む)はこのオーラの中にいる限り、AC、攻撃ロール、ダメージ・ロール、[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに+1の士気ボーナスを得る。この能力は1分の間持続する。  8レベルの時点で、この後光はパラディンとその仲間を治療する。&i(){[[レッサー・レストレーション>呪文/ら行/れ~#Restoration-Lesser]]}呪文のように、1d4ポイントの能力値ダメージを治癒するのである。この能力により治療されることができるのは、1日に1回だけである。  12レベルの時点で、この後光は光に対して敏感なクリーチャーに対して&i(){[[デイライト>呪文/た行/ていみ~てん#Daylight]]}呪文のように扱う。加えて、この後光は1つのエネルギー種別に対する抵抗10を与える。エネルギー種別は聖光の戦士がこの能力を起動した際に選択する。  16レベルの時点で、この後光は聖光の戦士とその仲間に、クリティカル・ヒットからの防護を提供する。このオーラの中にいる聖光の戦士とその仲間に対するクリティカル・ヒットは25%の確率で通常の命中のように扱われる。この効果は(&i(){ライト・[[フォーティフィケイション>魔法のアイテム/防具/1#Fortification]]}のような)同様の防御能力とは累積しない。  20レベルの時点で、この後光は60フィートの距離にまで拡大される。加えて、全てのボーナスが増加する。AC、攻撃ロール、ダメージ・ロール、[恐怖]に対するセーヴィング・スローへの士気ボーナスは+2に増加する。能力値ダメージは2d4ポイントだけ治療する。1つのエネルギー種別への抵抗は20に増加する。最後に、クリティカル・ヒットに対する防護は50%に増加する。  &b(){輝ける光(超常)/Shining Light}:14レベルの時点で、聖光の戦士は標準アクションにより、30フィート爆発の範囲に純粋な白光を放つことができる。この爆発の範囲内にいる悪のクリーチャーはパラディン・レベル2ごとに1d6ポイントのダメージを受け、1ラウンドの間[[盲目状態>用語集/状態#Blinded]]になる。悪の竜、悪の来訪者、悪のアンデッドはセーヴに失敗すると1d4ラウンドの間[[盲目状態>用語集/状態#Blinded]]となる。反応セーヴに成功すればダメージを半減し[[盲目状態>用語集/状態#Blinded]]を無効化できる。この能力に対するセーヴDCは10+聖光の戦士レベルの1/2+聖光の戦士の【魅力】修正値に等しい。この爆発の範囲内にいる善のクリーチャーはパラディン・レベル2ごとに1d6ポイントのヒット・ポイントを回復し、1ラウンドの間能力値判定、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、技能判定に+2の清浄ボーナスを得る。14レベルの時点で聖光の戦士はこの能力を1日に1回使用でき、17レベルと20レベルの時点で1日の使用回数が追加で1回ずつ増加する。この能力は信仰のオーラと置き換える。 **不死者懲罰官 Undead Scourge  アンデッドは正義と公平の視点に立てば唾棄すべき存在である。この不浄なる脅威を世界から排除するためにその身を捧げるパラディンがいることは驚くに値しない。不死者懲罰官は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){悪を討つ一撃(超常)/Smite Evil}:この能力はパラディンの同名の能力のように機能するが、不死者懲罰官は悪の竜および悪の来訪者に対する最初の攻撃の成功の際にレベル毎に2ポイントのダメージを与えることはない。不死者懲罰官は悪のアンデッド・クリーチャーに対する全ての一撃による攻撃にレベル毎に2ポイントのダメージを与える。  &b(){命のオーラ(超常)/Aura of Life}:8レベルの時点で、不死者懲罰官はアンデッド・クリーチャーの力を削ぐ命のオーラを10フィートに放つことができる。このオーラ内にいるアンデッドは正のエネルギー放出に抵抗するための意志セーヴに-4のペナルティを被る。加えて、このオーラ内にいるアンデッドは負のエネルギー放出によってヒット・ポイントを回復することができない。この能力は不屈のオーラと置き換える。  &b(){不死者殲滅(超常)/Undead Annihilation}:11レベルの時点で、不死者懲罰官は悪を撃つ一撃の使用回数を1回消費することで、標準アクションとしてアンデッド・クリーチャーに1回の近接攻撃を行なうことができる。この攻撃が命中したなら、対象となったアンデッド・クリーチャーは意志セーヴを行なわねばならず、失敗すれば破壊される。このセーヴDCは10+不死者懲罰官レベル+不死者懲罰官の【魅力】修正値に等しい。ヒット・ダイスが不死者懲罰官の2倍以上あるアンデッドはこの能力の効果を受けない。この攻撃が外れると、悪を撃つ一撃の使用回数は効果を発揮することはなく無駄になってしまう。この能力は正義のオーラと置き換える。 #include_cache(APG/基本クラス/アンティパラディン)
#region(''目次'') #contents() #endregion *パラディン &small(){&link(Paladin){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advanced/coreClasses/paladin.html}}  聖なる戦士にして信仰を守るものであるパラディンは「善なるクリーチャーは臆病であるために闇の力に抗することができない。この事実こそ、邪悪なるクリーチャーよりも忌むべきことである」ということを知っている。パラディンは信仰を守るものであり、彼らの人生を光と正義の奉仕に費やしている。彼らはいつも自らの力の全てを投げ打つことで、無辜なるものを守ることができるだろうか、世界を浄化することができるだろうかと問い続けている。この生き方は困難なものだ。大いなる自己犠牲と道徳規範への極限までの献身を必要とする。にもかかわらずパラディンは最後の一呼吸においてまで、絶対なる正しさという生き方に慰みを見出すことができるのである。以下に述べるのは一般的なパラディンのアーキタイプを肉付けする手助けとなる多様なクラス特徴である。善なる戦いをこなすキャラクターの個性化に役立つだろう。 **&aname(shining-knight)輝きの騎士 &small(){&link(Shining Knight){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advanced/coreClasses/paladin.html#shining-knight}}  パラディンはしばしば忠実なる乗騎に騎乗した姿で見られるが、輝きの騎士こそは騎乗する勇猛の真なる象徴である。彼らは決してその乗騎から遠く離れることはなく、輝き磨かれた鎧を身にまとっている。輝きの騎士は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){卓越した乗馬術(変則および超常)/Skilled Rider}:3レベルの時点で輝きの騎士は[[〈騎乗〉>技能の詳細/1#Ride]]判定に対して、鎧による判定ペナルティを受けなくなる。加えて、輝きの騎士が騎乗する乗騎はパラディンのクラス特徴である信仰の恩寵の利益を獲得し、セーヴィング・スローに対して輝きの騎士の【魅力】ボーナスを(もしあるならば)加える。この能力は頑健なる肉体と置き換える。  &b(){信仰の絆(超常)/Divine Bond}:5レベルに到達した際、輝きの騎士は乗騎に対する絆を選択しなければならない。その他の点では、この能力は通常のパラディンの能力と同様に機能する。  &b(){騎士の突撃(超常)/Knight's Charge}:11レベルの時点で、輝きの騎士が突撃を行う際には、輝きの騎士もその乗騎も移動によって機会攻撃を誘発しない。加えて対象に対して悪を討つ一撃が使用されている状態で突撃による攻撃が命中したなら、対象は意志セーヴを行わなければならず、失敗すれば[[恐慌状態>用語集/状態#Panicked]]になる。この状態は輝きの騎士レベルの1/2に等しいラウンドの間持続する。このセーヴのDCは10+輝きの騎士レベルの1/2+輝きの騎士の【魅力】修正値に等しい。この能力は正義のオーラと置き換える。 **&aname(hospitaler)救護騎士 &small(){&link(Hospitaler){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advanced/coreClasses/paladin.html#hospitaler}}  病人に対して施しを行うことでパラディンは知られている。救護騎士はこのように呼ばれることならば他の何よりふさわしい。貧しきものの治療と必要な場所への援助を与えることに、彼らのほとんどの時間は費やされているのだから。救護騎士は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){悪を討つ一撃(超常)/Smite Evil}:通常のパラディンの能力と同様に機能するが、救護騎士は悪を討つ一撃の追加の使用回数を7レベルの時点と、以降6レベル毎に獲得する(通常、4レベルと以降3レベル毎に獲得することと置き換える)  &b(){正のエネルギー放出(超常)/Channel positive energy}:救護騎士は4レベルに達すると、パラディン・レベル-3に等しいクレリック・レベルを保持するかのように正のエネルギー放出の能力を獲得する。救護騎士はこの能力を1日に3+自身の【魅力】修正値に等しい回数だけ使用できる。他のパラディンとは異なり、この能力を癒しの手の1日の使用回数を消費する必要は無い。この能力はパラディンの正のエネルギー放出能力と置き換える。  &b(){癒しのオーラ(超常)/Aura of Healing}:11レベルの時点で、救護騎士は1日の正のエネルギー放出の回数を1回分消費することで、パラディン・レベルに等しいラウンドの間30フィートに広がる癒しのオーラを放つことができる。このオーラの中にいる仲間(救護騎士自身も含む)はヒット・ポイントが0未満になると自動的に容態安定化し、出血ダメージに完全耐性を得る。加えて、少なくとも1全ラウンドをこのオーラの中で過ごした仲間(救護騎士自身も含む)は、ヒット・ダイスの総数に等しいダメージを回復するとともに、現在受けている(呪い、病気、毒などの)効果に対してセーヴィング・スローを試みることができる。このセーヴィング・スローは回復するかどうかを判断する際の成功数には数えるが、不利な影響を被るかどうかを判断する際の失敗数には数えない。この能力による治癒は1日に1回だけであり、追加のセーヴィング・スローも1日に1回だけ行うことができる。1日に複数回このオーラに入ったとしてもこれらの1日あたりの回数は変化しない。この能力は正義のオーラと置き換える。 **&aname(divine-defender)信仰の守り手 &small(){&link(Divine Defender){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advanced/coreClasses/paladin.html#divine-defender}}  パラディンの中には、膨大な悪の大群と厳しく容赦ない世界の中で生き抜こうとする罪無き民との間に建つ最後の砦たらんとするものもいる。このような守り手たちは他者を守り、一般の人ならば存在すら知ることのない敵に対することでその人生を過ごす。その聖なる任務において自らを守るため、彼らは自身と周りのものを守るための特別な能力を手に入れた。信仰の守り手は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){防御共有(超常)/Shared Defense}:3レベルにおいて、信仰の守り手は標準アクションとして癒しの手の使用回数を1回分消費することで、隣接する全ての仲間(信仰の守り手自身を含む)にボーナスを与えることができる。3レベルの時点で、隣接する仲間はAC、CMD、セーヴィング・スローに+1の清浄ボーナスを得る。このボーナスは信仰の守り手の【魅力】修正値に等しいラウンドの間持続する。6レベルと15レベルの時点で、このボーナスは+1ずつ増加する。6レベルの時点で、これらのボーナスは10フィート以内の仲間全てに適用されるようになり、範囲内のヒット・ポイントが0より少ない仲間は自動的に[[容態安定状態>用語集/状態#Stable]]となる。12レベルの時点で、これらのボーナスは15フィート以内の仲間全てに適用されるようになり、この範囲内にいる仲間は出血ダメージに完全耐性を得る。18レベルの時点で、これらのボーナスは20フィート以内の仲間全てに適用されるようになり、範囲内の仲間は急所攻撃やクリティカル・ヒットを25%の確率で無効化する能力を獲得する。この能力は&i(){ライト}、&i(){ミディアム}、&i(){ヘヴィ・[[フォーティフィケイション>魔法のアイテム/防具/1#Fortification]]}の鎧の特殊能力とは累積しない。これらの能力でもっともすぐれたボーナスが適用される。仲間たちにこれらのボーナスが適用されるのは、範囲内にいる間のみである。この能力は慈悲と置き換える。  &b(){信仰の絆(超常)/Divine Bond}:5レベルにおける信仰の絆の形態として、信仰の守り手は武器や乗騎との絆の代わりに、鎧との絆の形態を選択することができる。標準アクションとして、信仰の守り手は聖霊の助力を宿すことで自らの鎧を強化できる。この絆はパラディン・レベル毎に1ラウンド持続する。強化したなら、聖霊の宿った鎧は松明のように光を放つ。5レベルの時点で、聖霊は鎧に+1の強化ボーナスを提供する。5レベルを超える3レベル毎に、鎧は追加の+1の強化ボーナスを獲得し、20レベルの時点で最大の+6となる。これらのボーナスは鎧に加わり、強化ボーナスとして+3まで累積させることができる。また、以降に示す鎧の特殊能力を獲得してもよい(アスタリスクの書かれた特殊能力は、[[APG/魔法のアイテム]]に詳細が記載されている、新しい魔法の鎧の特殊能力である):&i(){[[インヴァルナラビリティ>魔法のアイテム/防具/1#Invulnerability]]}、&i(){[[ゴースト・タッチ>魔法のアイテム/防具/1#Ghost-Touch]]}、&i(){[[スペル・レジスタンス>魔法のアイテム/防具/1#Spell-Resistance]]}(13、15、17、19のいずれか)、&i(){[[チャンピオン>APG/魔法のアイテム/防具#Champion]]}*、&i(){ヘヴィ・[[フォーティフィケイション>魔法のアイテム/防具/1#Fortification]]}、&i(){モデレット・[[フォーティフィケイション>魔法のアイテム/防具/1#Fortification]]}、&i(){ライト・[[フォーティフィケイション>魔法のアイテム/防具/1#Fortification]]}。これらの特殊能力を獲得するには、対応する市価ボーナスに等しい強化ボーナスを支払う必要がある([[魔法のアイテム]]もしくは[[APG/魔法のアイテム]]を参照のこと)。加えて、これらのボーナスは以下の鎧の特殊能力を付与することもできる:&i(){[[インプルーヴド・エナジー・レジスタンス>魔法のアイテム/防具/1#Energy-Resistance-Improved]]}(+5ボーナス)、&i(){[[エナジー・レジスタンス>魔法のアイテム/防具/1#Energy-Resistance]]}(+3ボーナス)、&i(){[[ライチャス>APG/魔法のアイテム/防具#Righteous]]}*(+4ボーナス)。これらのボーナスは鎧が元々所持している特殊能力と累積するが、重複する能力は累積しない。もし鎧が魔法のものでないなら、少なくとも+1強化ボーナスを付与してからでなければ他の能力を与えることはできない。聖霊により与えられたこれらのボーナスおよび特殊能力は聖霊を呼び出した際に決定されなければならず、再び呼び出すまで変更することはできない。信仰の守り手以外のものが装備した場合には聖霊は鎧にボーナスを与えることはない。しかし(一度手を離したとしても)再び信仰の守り手が所持するならまたボーナスを提供する。5レベルの時点で信仰の守り手はこの能力を1日に1回使用することができる。以後5レベルを超える4レベル毎に1日の使用回数は1回ずつ増加し、最大で17レベルの1日4回になる。  もし聖霊の宿った鎧が破壊されたなら、信仰の守り手は30日が経過するか新しいレベルを得るまで(いずれか早い方)この能力を失う。30日が過ぎるまでの間、信仰の守り手は攻撃ロールと武器によるダメージ・ロールに-1のペナルティを被る。 **&aname(sacred-servant)神聖なる従者 &small(){&link(Sacred Servant){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advanced/coreClasses/paladin.html#sacred-servant}}  一般的なルールの通り、パラディンは善と清浄の神を崇める。しかしそれをさらに推し進め、特定の神格を崇め信仰の拠り所とするものもいる。彼ら神聖なる従者はその信仰心により追加の呪文と強力な仲間を獲得する。神聖なる従者は崇拝する神格を1つ選択しなければならない。その神格の属性は秩序にして善、秩序にして中立、中立にして善のいずれかでなければならない。神聖なる従者は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){悪を討つ一撃(超常)/Smite Evil}:通常のパラディンの能力と同様に機能するが、神聖なる従者は悪を討つ一撃の追加の使用回数を(通常、4レベルと以降3レベル毎に獲得する代わりに)7レベルの時点と、以降6レベル毎に獲得する。これは悪を討つ一撃と置き換える。  &b(){呪文}:4レベルの時点で神聖なる従者が呪文を発動する能力を獲得したなら、神聖なる従者は自身の信仰する神格の持つ領域を1つ選択し獲得する。この領域における神聖なる従者の有効クレリック・レベルはパラディン・レベルに等しい。加えて、神聖なる従者は発動できるパラディン呪文の各レベルに1つの領域呪文スロットを獲得する。この呪文スロットには、選択した領域の領域呪文しか準備することはできない。  &b(){信仰の絆(超常)/Divine Bond}:5レベルにおける信仰の絆の形態として、神聖なる従者は武器や乗騎との絆の代わりに、聖印との絆の形態を選択することができる。標準アクションとして、神聖なる従者は聖霊の助力を宿すことで自らの聖印を強化できる。この絆はパラディン・レベル毎に1分持続する。強化したなら、聖霊の宿った聖印は松明のように光を放つ。5レベルの時点で、聖霊は1つのボーナスを提供する。5レベルを超える3レベル毎に、追加で1つのボーナスを提供する。これらのボーナスにより、パラディンの正のエネルギー放出能力や呪文発動能力はいくつかの形態で強化される。それぞれのボーナスは以下の強化のうちの1つとして効果を及ぼす:パラディン呪文を発動する際の術者レベルに+1、アンデッドを傷つけるために使用される正のエネルギー放出のダメージを半減するためのDCに+1、正のエネルギー放出+1d6、癒しの手の1日の使用回数を+1。これらの強化は累積するため、同じものを複数回選択してもよい。これらの強化は精霊を呼び出した際に決定しなければならず、一度決定すれば再度呼び出すまで変更することはできない。この能力により神聖なる従者が癒しの手の使用回数を追加したなら、例え精霊を再び呼び出したとしても追加の使用回数が回復することはない。この精霊は神聖なる従者以外のものが聖印を所持したとしても、神聖なる従者以外にボーナスを提供することは無い。しかし再度神聖なる従者の手元に戻れば神聖なる従者にボーナスを提供する。神聖なる従者はこの能力を5レベルの時点で1日に1回使用することができる。5レベルを超える4レベルごとに追加で1回の使用回数を獲得し、17レベルで最大の1日4回になる。  もし精霊を宿した聖印が破壊されたなら、神聖なる従者は30日が経過するかレベルを獲得するまで(いずれか早い方)この能力を失う。また30日の間、神聖なる従者は攻撃ロールと武器によるダメージ・ロールに-1のペナルティを受ける。  &b(){&i(){コール・セレスチャル・アライ}(擬呪)/Call Celestial Ally}:8レベルの時点で、神聖なる従者は自らの神格に、力ある従者を呼び出すという形で助力を願うことができる。この能力は神聖なる従者に、擬似呪文能力として&i(){[[レッサー・プレイナー・アライ>呪文/は行/ふり~ふれいみ#Planar-Ally-Lesser]]}を1週間に1回発動する能力を与える。この能力の発動に物質要素や従僕(より軽い命令の場合)は不要である。この能力は12レベルの時点で&i(){[[プレイナー・アライ>呪文/は行/ふり~ふれいみ#Planar-Ally]]}に、16レベルの時点で&i(){[[グレーター・プレイナー・アライ>呪文/は行/ふり~ふれいみ#Planar-Ally-Greater]]}に強化される。この能力における神聖なる従者の術者レベルは自身のパラディン・レベルに等しい。この能力は不屈のオーラと置き換える。 **&aname(warrior-of-the-holy-light)聖光の戦士 &small(){&link(Warrior of the Holy Light){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advanced/coreClasses/paladin.html#warrior-of-the-holy-light}}  自らの魂の中で輝く聖なる光にその身を捧げたパラディンがいる。純粋なものか贖罪によるものか、そのようなパラディンたちは他のものが真実の道を見出せるよう手を差し伸べることにその人生のほとんどを費やす。この力を解き放つことは忍耐が必要であり、法外なまでの価値がある。聖光の騎士は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){信仰の力(超常)/Power of Faith}:4レベルの時点で、聖光の騎士は信仰の力により自身と仲間の守りの力を強化する方法を修得する。このクラス特徴はパラディンの呪文発動能力と置き換える。聖光の戦士は呪文、呪文発動能力、術者レベルを一切獲得しない。また、呪文解放型や呪文完成型の魔法のアイテムを使用することもできない。  4レベルの時点で、聖光の戦士は1日に使用できる癒しの手の使用回数を1回追加で獲得する。聖光の戦士は4レベルを超える4レベル毎に癒しの手の使用回数を1回追加で獲得する。聖光の戦士は標準アクションとして癒しの手の使用回数を1回分消費することで、信仰の力を呼び降ろすことができる。これにより聖光の戦士の半径30フィートに後光が放たれる。この範囲内の全ての仲間(聖光の戦士自身も含む)はこのオーラの中にいる限り、AC、攻撃ロール、ダメージ・ロール、[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに+1の士気ボーナスを得る。この能力は1分の間持続する。  8レベルの時点で、この後光はパラディンとその仲間を治療する。&i(){[[レッサー・レストレーション>呪文/ら行/れ~#Restoration-Lesser]]}呪文のように、1d4ポイントの能力値ダメージを治癒するのである。この能力により治療されることができるのは、1日に1回だけである。  12レベルの時点で、この後光は光に対して敏感なクリーチャーに対して&i(){[[デイライト>呪文/た行/ていみ~てん#Daylight]]}呪文のように扱う。加えて、この後光は1つのエネルギー種別に対する抵抗10を与える。エネルギー種別は聖光の戦士がこの能力を起動した際に選択する。  16レベルの時点で、この後光は聖光の戦士とその仲間に、クリティカル・ヒットからの防護を提供する。このオーラの中にいる聖光の戦士とその仲間に対するクリティカル・ヒットは25%の確率で通常の命中のように扱われる。この効果は(&i(){ライト・[[フォーティフィケイション>魔法のアイテム/防具/1#Fortification]]}のような)同様の防御能力とは累積しない。  20レベルの時点で、この後光は60フィートの距離にまで拡大される。加えて、全てのボーナスが増加する。AC、攻撃ロール、ダメージ・ロール、[恐怖]に対するセーヴィング・スローへの士気ボーナスは+2に増加する。能力値ダメージは2d4ポイントだけ治療する。1つのエネルギー種別への抵抗は20に増加する。最後に、クリティカル・ヒットに対する防護は50%に増加する。  &b(){輝ける光(超常)/Shining Light}:14レベルの時点で、聖光の戦士は標準アクションにより、30フィート爆発の範囲に純粋な白光を放つことができる。この爆発の範囲内にいる悪のクリーチャーはパラディン・レベル2ごとに1d6ポイントのダメージを受け、1ラウンドの間[[盲目状態>用語集/状態#Blinded]]になる。悪の竜、悪の来訪者、悪のアンデッドはセーヴに失敗すると1d4ラウンドの間[[盲目状態>用語集/状態#Blinded]]となる。反応セーヴに成功すればダメージを半減し[[盲目状態>用語集/状態#Blinded]]を無効化できる。この能力に対するセーヴDCは10+聖光の戦士レベルの1/2+聖光の戦士の【魅力】修正値に等しい。この爆発の範囲内にいる善のクリーチャーはパラディン・レベル2ごとに1d6ポイントのヒット・ポイントを回復し、1ラウンドの間能力値判定、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、技能判定に+2の清浄ボーナスを得る。14レベルの時点で聖光の戦士はこの能力を1日に1回使用でき、17レベルと20レベルの時点で1日の使用回数が追加で1回ずつ増加する。この能力は信仰のオーラと置き換える。 **&aname(undead-scourge)不死者懲罰官 &small(){&link(Undead Scourge){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advanced/coreClasses/paladin.html#undead-scourge}}  アンデッドは正義と公平の視点に立てば唾棄すべき存在である。この不浄なる脅威を世界から排除するためにその身を捧げるパラディンがいることは驚くに値しない。不死者懲罰官は以下のようなクラス特徴を持つ。  &b(){悪を討つ一撃(超常)/Smite Evil}:この能力はパラディンの同名の能力のように機能するが、不死者懲罰官は悪の竜および悪の来訪者に対する最初の攻撃の成功の際にレベル毎に2ポイントのダメージを与えることはない。不死者懲罰官は悪のアンデッド・クリーチャーに対する全ての一撃による攻撃にレベル毎に2ポイントのダメージを与える。  &b(){命のオーラ(超常)/Aura of Life}:8レベルの時点で、不死者懲罰官はアンデッド・クリーチャーの力を削ぐ命のオーラを10フィートに放つことができる。このオーラ内にいるアンデッドは正のエネルギー放出に抵抗するための意志セーヴに-4のペナルティを被る。加えて、このオーラ内にいるアンデッドは負のエネルギー放出によってヒット・ポイントを回復することができない。この能力は不屈のオーラと置き換える。  &b(){不死者殲滅(超常)/Undead Annihilation}:11レベルの時点で、不死者懲罰官は悪を撃つ一撃の使用回数を1回消費することで、標準アクションとしてアンデッド・クリーチャーに1回の近接攻撃を行なうことができる。この攻撃が命中したなら、対象となったアンデッド・クリーチャーは意志セーヴを行なわねばならず、失敗すれば破壊される。このセーヴDCは10+不死者懲罰官レベル+不死者懲罰官の【魅力】修正値に等しい。ヒット・ダイスが不死者懲罰官の2倍以上あるアンデッドはこの能力の効果を受けない。この攻撃が外れると、悪を撃つ一撃の使用回数は効果を発揮することはなく無駄になってしまう。この能力は正義のオーラと置き換える。 #include_cache(APG/基本クラス/アンティパラディン)

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