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ダークランド(The Darklands)
ダークランド
は、
ゴラリオン世界の下に広がる巨大な地下世界であり、独自の生態系や文化が存在する。地表に近い順にナル・ヴォス Nar-Voth、セカミナ Sekamina、オーヴ Orv と呼ばれる領域に分けられている。
ナル・ヴォス
ナル・ヴォス
はダークランドの最上層に位置する領域であり、地表から約2,000フィートまでの範囲にある無数の洞窟網やダンジョンから成る。孤立した洞窟はダークランドの一部とはみなされず、セカミナや他のナル・ヴォスに通じる経路を持つ物のみが含まれる。
かつてこの領域で有力な種族は
ドワーフと
オークであったが、スターストーン落下 Earthfall に伴ってナル・ヴォスも大きな被害を受けた。ドワーフたちは
トラグ神の神託を受け、新たな安住の地を求め暗黒の世界となった地上を目指す the Quest for Sky に旅立ち、オークたちもそれに押し出されるように地上に現れ、征服行を始めた。
コルガンビア
Corgunbier:
タルドールの都市カソミールの地下にあるデロの最大の
居住地。実験体をとらえるために下水道から這い出てくる。
エーテル宮
Court of Ether:
アンドーランのキャンドルストーン洞窟 the Candlestone Caverns の地下にある、オーヴまで通じる巨大な裂け目 the Endlesss Gulf の縁にある幻想的な都市。さまざまな邪悪なフェイ、ゾーン、
エレメンタルを嗜虐的な
ニンフの女王が支配する。
ハゲグラフ
Hagegraf:
五王山脈北の地下に位置する最大のドゥエルガルの都市。
クヴォシク
Kuvhoshik:トログロダイトの100を下らない部族がお互いの争いあっている洞窟網。
セカミナ
セカミナ
はダークランドの中層に位置する領域であり、約2,000~8,000フィートの範囲にある。各地に点在する他の2層と違い、1つの大陸を超える範囲にまで広がっているダークランド最大の領域である。
かつてこの領域で最大の勢力を持っていたのはサーペントフォークだったが、
アズラントと敵対してその軍勢に攻め込まれ、大いに衰退、野蛮化した。現在最も有力なのは Earthfall から逃れて来て地下の環境に適応したエルフである
ドラウである。
グール、
スカム、セカミナで例外的に友好的な
スヴァーフネブリンも多い。他の少数種族は
ドライダー、ガグ、
モーロック、
ローパーなどがいる。
ドゥイモヴェル
Dwimovel:アンドーランの地下にあるスヴァーフネブリンの最大都市。
エンドレスガルフ
The Endless Gulf:エーテル宮からオーヴのミッドナイト山脈まで続く巨大な裂け目。その壁面は無数のコウモリ、ローパー、ケイヴフィッシャーの巣窟である。
ニースラン湖
Lake Nirthran:
内海その物の下に位置する巨大な湖。
アボレスに見捨てられたスカムが多く住む。北はドラウの帝国、南はグールの地である。
ネムレト・ノクトリア
Nemret Noktoria:
オシーリオンの砂漠の下にあるグールの文明の中心地。その神官王コルタシュ・カイン Kortash Khain はデーモン・ロード Kabriri に仕える高位の神官であり、ゴラリオン最強の存在の1人と目される(ソーサラー6/クレリック6/ミスティックシーアージ10)。
ゲブや
スーヴィアと交易をしており、スーヴィアの遊牧部族の豪胆な奴隷商人たちもこの地ではよく見られる。
ジルナケイニン
Zirnakaynin:
アヴィスタン全土の地下に散らばっているドラウの居住地の中でも最大の都市。
ニアマサスの下にある、かつて地下に逃れてきたエルフが最初の築いた都市であり、“エルフの最後の故郷”と呼ばれる。
オーヴ
オーヴ
は
ダークランドの最下層に位置する領域であり、地表から約8,000フィート以上はなれた所、しばしばマントル層の中に存在する。地表の者にはほとんど知られていないが、多くは球洞 Vault として知られるアーチ状の天井を持つ空間となっており、最も小さいものでも地表の小王国と同じほどの大きさを持ち、それぞれが独自の生態系を有する。かつて球洞守り the Vault Keepers と呼ばれる謎の存在がその魔法によって、恐らくは何かの実験のために作ったとされる。ダークランド自体も彼らの手になる物と考えられているが、伝説によると
アボレスとの戦争に敗れて彼らはいずこかへと姿を消した。the Vault Keepers に仕えていた大地のフェイが デロの祖先であるペック Pechである。
ディープ・トルゴス
Deep Tolguth:
マンモス諸侯領の地下にあるジャングル、沼地、廃墟と化したジグラットで満ちており、空には偽りの太陽が12時間点灯し、その次の12時間は完全な闇となる。恐竜、
フロフェモス、巨大な蟲、太古の知性を保ったトログロダイトが支配する。
デナブラム
Denebrum:
ヴァリシアの地下にあるネオセリッドがのたうつ球洞。かつて彼らはアボレスと球洞守りの双方を敵としていた。敵が去った後も、彼らはその地を支配し続けている。
ドーガ・デロス
Doga-Delloth:かつてダイモンに造られたという吸血種族 urdefhan の地。他の球洞に勢力を広げようとしている。
イルヴァランディン
Ilvarandin:かつて球洞守りが築いた巨大な都市がある。現在はインテレクト・ディヴァウラーの巣窟。
黒血の地
Land of Black Blood:
キョーニンの地下にある。さまざまな種族の小部族が乱立し、この地の名前の由来となった死霊術の力を高める力を持つ黒い粘液を求めている。
ミッドナイト山脈
The Midnight Mountains:ドライダー、モーロック、ローパー、ガグ、アンブラル・ドラゴンがうろつく岩だらけの山脈。空からは飢えた巨大な“眼”が見下ろしている。
無明海
Sightless Sea:
アルカディア洋の下にある大海。島々には urdefhan を始めとしたさまざまな種族の帝国があり、レンの住人や
ティーフリングの船乗りが行き交っている。しかし、この球洞の真の主は海中のアボレスである。
参考文献
[1] : James Jacobs and Greg A. Vaughan. (2008).
Into the Darklands, Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-140-4
[2] James Jacobs et al. (2011).
The Inner Sea World Guide, p. 85. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-169-2
最終更新:1970年01月01日 09:00