レディ・ダイヤモンドダスト

通称「DD」
35歳だが10年間冷凍され肉体が老いていないので外見は25歳当時のままである。身長170cm。
生まれつき氷の魔力を持つ。幼少時はこの魔力を自身で制御できず「悪魔の子」として恐れられた。
弱冠18歳、史上最年少にして龍皇大武祭で優勝。その賞金で船団を作って世界の海を股に駆けて貿易事業を開始した。
誰もが知り憧れた、常に時代の最先端を駆け続けた女性。

性格は子供っぽくて明るい面と冷静で思慮深い面が複雑に同居している。

右目に自身の魔力の「核」があり、普段はこの目を閉ざす事で力を抑えている。
全力を出すと周囲を氷の魔力で覆い、吹雪が起きる。
自身の両手に氷で作った爪を装着し、猛吹雪と共に相手が息絶えるまでその爪で刻み続ける「ノーザンタイガー」が必殺技。

10年前、DDの指揮する船団が航海の最中に大嵐に巻き込まれ、シードラゴン島へと流れ着いた。
正しくは彼女には「結界破り」の特性があり、シードラゴン島に張られていた嵐の結界をその時に破ってしまった。
彼女は、島の周りに数多く見られたシードラゴン(海藻に擬態するタツノオトシゴに似た魚)より、この島をシードラゴン島と名付けた。
彼女が築いた島の探索の拠点が、現在のアンカーの町へと発展した。
そのためアンカーの港には、彼女の銅像がある。

10年前のある日、数名の仲間を伴って探索へ出たDDはそれっきり消息を絶ったが、それは魔人ペルゼムスに魅入られ、囚われの身となったためだった。
ウィリムによって救出され、魔人ペルゼムスを倒し、自由の身となった。

ウィリアムが無意識に「誰かの為に自分の命を投げ出す」事で「自分が奪ってきた命に帳尻を合わせ」ようとしていることに気づいており、そんな事をしても何一つ贖われる罪は無く、悲しむ人を出すだけであることをウィリアムにわからせる事が使命だと思っている。


尚ベルゼムスの水晶は時の流れを止めるため、現在の彼女は10年前と同じ姿をしている。

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最終更新:2010年04月17日 14:47
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