TOEFLってなんだ?

!これからTOEFLを受験する方へ!

TOEFLは何かと手続きが面倒で、また結果が出るまでに約1ヵ月ほど時間がかかるので、しっかり計画を練って受験するようにしましょう!一回の受験代も馬鹿になりません!
また平成23年度京都大学工学部編入学試験では、願書提出時にTOEFLのスコアを送付することが原則ですので、早め早めの対応をしましょう!!!


TOEFLとは?


TOEFL(トーフル、Test of English as a Foreign Language = 第二言語としての英語テスト)は、アメリカ合衆国のNPOであるETS(Educational Testing Service)が主催している英語の技能試験である。
その名称の通り非英語圏の出身者を対象としており、英語圏の高等教育機関による入学希望者の英語力判定のために用いられる・・・ 
                             BY wikipedia

以上がTOEFLの説明です。

編入(特に工学部系?)に絡んでいる人ならご存知の通り、京都大学工学部の編入学試験では、このTOEFLを受験することが必要であり、このTOEFLのスコアが入試の英語の点になるのです。


では、TOEFLってどんなものなのかを詳しく見てみましょう!


テストの中身


テストは4つのパートに分かれています。

Reading part 1時間 配点30

一般的なリーディングです。そこそこ長い文章を読まされます。問題は選択式で、選択肢は4~5つぐらいです。
単純に単語の意味を聞くものから問題文の全体の意味を答えるものまであります。

Listening part 1時間 配点30

ヘッドギアで、コンピュータから流れる問題を聞き取ります。聞き直せる問いもありますが、大抵は一回限りの聞きとりです。

~休憩~ 約10分

Speaking part 約45分 配点30

英語で表示または話されるお題に対し、英語で返答します。返答はヘッドギアのマイクで録音されます。
質問に対する返答、ある情景や、状態を自分の言葉で表すものなど、形式は様々です。

Writting part 1時間と少し 配点30

あるお題に対し、250~300wardsくらいで小論文形式の英文を書きます。一題に使える時間はおおよそ30分程度。それが2つもしくは3つ出題されます。


とっても簡単に説明するとこんなところでしょうか。

実際筆者は2回ほど受験しましたが、みなさん御存じのTOEICなどとは比べ物にならないような難しさです。
いわゆる『NO勉』で受験したならば、場合によっては0点も夢じゃありません。


さて、それではTOEICのスコアがいくらくらいだったら、TOEFLのスコアはいくらなのか?
これといった統計が手元にないので何とも言えませんが、TOEICスコアが500台の場合、TOEFLのスコアはおおよそ30~40あたりではないかと思います。
TOEICスコアが600台~700台の場合、TOEFLスコアは40~50くらいではないでしょうか?(筆者はこの範囲でした)

ちなみに、ある方から聞いた話ですが、京大の院試でのTOEFLの最低ラインは45だそうです。



満点が120点に対し、半分もとれない・・・そのくらい、このテストは高得点をとることが難しいのです。
なにせTOEICにはしゃべるパートと書くパートはありませんから、普段の英語の授業でやってるようなレベルじゃ、まず無理です。
ここでホントに英語ができる人と点をとるのがうまい人の差が出るわけですね。



さてさて、では京大編入試験受験者のTOEFLスコアはだいたいいくらなのか?
筆者が受験した平成22年度編入学試験では、おおよそ30~50後半くらいだったのではないかと思います。
40後半をとっていたら高いほうだったかもしれませんね。
※京大高専会のページにそこら辺は書いてあるかと思います

個人的な意見ですが、30でも50でも、結果にさほど影響はないかと思います。
筆者は地球工学科を受験し、その受験者の中ではTOEFLスコアは最高でした←自慢ではありませんのであしからず汗
しかし運が悪く・・・というか、落ちるべくして落ちました。
実際合格した方々は、30後半から40前半だったと思います。

何が言いたいかというと、TOEFLスコアの少々の差よりも、他の教科での差の方が大きいということです※あくまでも個人的な意見ですので。

ですので、上で書いた通り最低40後半あれば英語はOKだろうと思います。


話は変わりますが、これからの編入学試験では、こういった外部でのスコアを採用することが増えるのではないか、ということをよく耳にします。
実際、他国の入試などにはこういったTOEFLのような外部の結果が使われており、それが普通なわけですので、いつか日本の入試のスタイルも変わっていっても不思議ではありませんね。
最終更新:2010年04月28日 19:28
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