ここ最近,編入の規模は確実に拡大しています。数値的なデータはありませんが、編入学が可能な大学・学部・学科は毎年増えています。
近年は医学部・教育学部なども編入が可能になっています。選択肢が増えたことにより、受験者が増加しており、高専においても、年々編入希望者は増加しています。
高専生が編入するのは、基本的に工学系の学部・学科ですが,一般的な傾向として、どの国立大学も倍率が3~4倍であり、大学によっては年々上昇しているところもあります。
これは、決して簡単に合格できるわけではないということを意味しています。
〈資料〉試験倍率の変化
EX1:神戸大学工学部編入学試験
|
受験者数 |
合格者数 |
入学者数 |
倍率 |
平成19年度 |
138 |
27 |
21 |
5.1 |
平成20年度 |
127 |
31 |
26 |
4.1 |
平成21年度 |
119 |
32 |
25 |
3.7 |
平成22年度 |
200 |
27 |
不明 |
7.4 |
EX2:大阪大学工学部編入学試験
|
受験者数 |
合格者数 |
入学者数 |
倍率 |
平成19年度 |
62 |
19 |
15 |
3.3 |
平成20年度 |
132 |
30 |
20 |
4.4 |
平成21年度 |
139 |
49 |
36 |
2.8 |
※倍率は、受験者数÷合格者数です