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アングウィレル・タリスマン


所有者備考:東方領地ニーダーザクセンの領都【群侶賑わし貞明の暗渠都市(ぐんりょにぎわしていめいのあんきょとし)】ゾルタウにて、〝Detective Office Andro〟という探偵事務所を営んでいる。
あらゆる悪を許さない正義の探偵、それがランだ。

魔神具:腕輪『アングウィレル・タリスマン』 ≪シルマリル物語≫
〝悲運の守り〟というような意味を持つ腕輪型の御守り
まず、説明しなくてはならないが、この宝具は悲運から己を守ってくれるものではない。悲運を呼ぶという契約を守っているお守りなのだ。
悲運といっても結果は特定の事象が定められており、その効果は、悪事を犯した者を引き寄せるというものだ。
更に、この宝具の強力な面は、その相手が神でも人でも獣でも一切隔たりがないところにある。

もっとも、こんななんの役にも立ちそうにない呪いの宝具を持ち歩くなど、本来なら馬鹿げた話である。
しかし、ランという人物は、常に犯罪者を検挙していないと禁断症状を起こすという特異体質であるため、悪党をわざわざ寄せ付ける宝具を装備しているのだ。
更に、『アングウィレル・タリスマン』は、常時能力を解放している宝具であり、ランは常に犯罪に巻き込まれる可能性を孕んでいる。
彼自身はそれで構わないようだが、まわりの者たちは迷惑極まりない。




パソパティ・スペクタクルズ


魔神具:眼鏡『パソパティ・スペクタクルズ』 ≪インドネシア伝承≫
〝真実の眼〟を意味する細身で黄金色フレームの眼鏡
能力強化型の宝具で、ランが本来もつ魔眼の一種、〝明眼(みょうげん)〟を強化する。
〝明眼〟とは、事象に惑わされず真実を見抜く眼のことで、ランはこの力をもって、あらゆる悪を看破する。

もっとも、〝明眼〟も万能という訳ではなく、思考や深層心理などの心の声を読み取ることができない。
あくまでも、自分が捜し求める事柄についての情報を物質や人の身体などから読み解く能力であり、過去や未来が見えている訳ではなく、違和感を瞬時に見極めてしまう一種の見識眼である。
しかし、〝明眼〟は見識眼に過ぎないが、優れた点も存在する。
それは、無機物である物質にもその力が及ぶということだ。
例えば、壁に付けられた傷一つをとっても、痛み具合や角度、深さなどから、ランにはそれがいつどうやってつけられたモノであるか〝予想〟できてしまうのだ。

『パソパティ・スペクタクルズ』は、〝明眼〟を強化するための宝具と前置いたが、これを使用することで、ランは他者の心の声すら見ることができるようになる。
ただし、やはり深層心理には踏み込むことができず、読めるのはあくまで思考であり、そのときの考えだけだ。
更に、この宝具は視線を合わせた者でないと効果を発揮しない。
しかし、神はおろか人間の深層心理すら読み取れない代わりに、表層意識ならば、例え相手が神であっても読み取ることができるという特性を有している。
ランは『パソパティ・スペクタクルズ』をかけ、対象者を見ることで思考を読み取るが、考えは聴こえるのではなく、文字として対象者の頭上など、近しい位置に出現し、視界に映るという形をとる。
結局のところ、他者の思考を読みとるこの宝具が、本当に心の声を読んだものなのか、それとも相手の身体的変化や状況を読みとって瞬時に〝予想〟しているのかは、宝具製作者であるランにも解っていない。
ただし、一ついえるのは、この眼鏡をかけて読みとった思考が違えられたことは一度もない。

ランが『パソパティ・スペクタクルズ』を装着して、解決できなかった事件はなく、まさに迷宮なしの迷探偵である。

彼自身は、気づいていないが、これは〝泡沫夢幻の世〟にあっては、彼の〝明眼〟と合わせることで、外界を見ることの出来る唯一の宝具と思われる。




四輪王


所有者備考:魔界にて権勢を揮い、人間界においても巨大なクラン(血族的、種族的などの特別な繋がりを持った神、魔神が集まって形成するコミュニティの一種)を率いた真正の魔王の一柱であり、その力は地獄随一と謳われ、未来予知、不可侵領域、精神操作、瞬間移動の能力を有したが、九年前に勃発した〝ヴァルト戦争〟にてミッドナイトの手により討滅されている。
ミッドナイトをして、勝利が奇跡であったと云わしめたほど強大な魔神であったらしい。

魔神具:遠隔操作型人形『四輪王』 ≪古代インド≫
〝金輪王〟〝銀輪王〟〝銅輪王〟〝鉄輪王〟の四体の人形を操る。
籠めた魔力によって能力を上下させる特殊な人形、通常はガープの左右の人差し指、中指にはまった金の指輪、銀の指輪、銅の指輪、鉄の指輪の形をとっている。
ガープが魔力を込めることによって、通常の人間と同じ大きさの人型に変化する。
〝金輪王〟は物理防御力を、〝銀輪王〟は魔力防御力を、〝銅輪王〟は状態に対する異常を治療する力を、〝鉄輪王〟は物理攻撃力をそれぞれに有し、魔力を最大に籠めることにより、その能力は絶対防御、絶対攻勢のレベルにまで高めることができる。
ただし、それぞれの能力は、高まることはあっても範囲が広がることはなく、常に人型の人形自身にのみ展開される。
これらは、自立稼動ではなく、ガープ自身が操作している。
これら四体の人形を動かすには、四体それぞれに質の違う四つの魔力を量を調節しながら流し込む技量と、常に自身を含めた五つの思考を並列処理しながら操作しなければならない能力が必要となるため、この魔神具を操れる者は、ガープのみであるといわれた。

ただし、【雨月の幽帝】ガープは、九年前に当時十三歳であったミッドナイトにより討滅されており、その戦闘の際、この魔神具も破壊されている。




ドラグヴェンデル


所有者備考:アスガルズの南方に位地する亜人の小国、ヴァルト帝国の皇帝、かつては神に匹敵する高い力を有していたが、四百年という月日の中で衰退を辿り、ついに九年前、アスガルズの侵攻に端を発した〝ヴァルド戦争〟が勃発、その窮地をミッドナイトが救ったことにより、ヴァルト帝国は九国以外で唯一、独立自治を掲げる小国として存在しつづけている。
ヴァルト帝国皇帝エギルは、帝国を救った英雄ミッドナイトを自らの王と定め〝肉体が朽ち、魂が砕けたとしても、一族は永遠に王を背負う〟という契約を交わしており、ヴァルト帝国はミッドナイトが持つ強大な力の一つに数えられる。

霊具:剣『ドラグヴェンデル』 ≪エギルサガ≫
ヴァルト族は、古くから海を根城にしたヴァイキングの一族であり、この『ドラグヴェンデル』は、王にのみ所有を許された真なるヴァイキングの剣といわれている。
一説には、その霊威は海を割り、大空の雲を裂くとまで伝えられるほどの霊剣。
更に、竜種を葬るのに特化した能力を有するとされている。

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