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種族別詳細

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西方九国を有する大陸には、大別して十一の種族が生活し、更に使用されている言語は、特殊な魔術語も含めて実に十九種の語群、語派が存在する。(ただし、亜人種や語派の細かな区分は省略とする。)
本項では、それら種族別の使用言語や職種などの特徴とこれまでの来歴、他種族との名前の違い、それぞれの寿命、あるいは不死性について考察していきたいと思う。

余談だが、十九種以上に及ぶ言語の多くを話せる人物は少なく、大抵はニ、三言語が平均と思われる。
この中でも、十種以上の言語を話せる人物は、魔術言語に詳しいトグマ、カゴモリなどの魔法使い、あるいは魔術師が相当する。
ただし、エルフなどが使用する妖精言語には強くない。
魔術師以外の人間では、妖精言語に詳しく、分派エルフ語と上位へルフ語以外の言語を話せるサトリ、細分化して実に十五種に近い言語を操れるギャクジョウなどが有力だろう。
他の神族、魔族などでは、妖精言語には詳しくないが、東洋大陸言語や極東島国言語を解するヒラサカ、東欧諸国言語や妖精言語などに広く通じるスクネなど、上記と合わせても、多くの言語を操ることができるのは、一部の者たちに限られる。
十九種すべての使用言語が話せる人物は、言語を司る神(アガレス老などがこれに属する)くらいのものである。
ただし、九国全土の使用言語を理解し、東洋大陸言語、極東島国言語、東欧諸島言語、それ以外に未だ未踏の地といわれる〝熱砂の大地〟の言葉すら操れる人間が一人存在する。その人物こそがミッドナイトなのだが、どういった経緯で得た知識なのかは不明である。




≪人間≫



≪神族、魔族≫



≪妖精種≫



≪亜人種≫



≪巨人族≫



≪鬼族≫



≪獣≫

枝話になるが、獣についての区分も短く説明しておこう。





この世界には、大別して五種類の獣が存在する。
それが、動物種、古代種、聖獣、魔獣、幻獣、であるが、動物種は、通常の犬、猫、馬といった特に人的被害もなく人の世にも馴染んだ存在であり、もっとも狂暴とされるものでも獅子や虎といった程度で、それほど恐ろしくはないとされる。





つづいて古代種だが、これは太古の昔、人間が存在するはるか以前からこの世界に生息していた種が、進化の過程を辿り強靭な生物となったもので、一般にモンスターと呼ばれるのは、この種であり、古代種という名称より、単純に怪物と呼ばれることの方が多い。





聖獣、魔獣についてだが、これは上記の古代種のなかでも特別マナの影響をうけ、その身にマナを取り込んでしまった精霊に近い種族のことで、属性にもよるが、一般的に知能が高く、マナの力を扱えるのが特徴である。
人間が作り出した魔術のように、魔力を術として行使することはできないが、逆にマナと同調する力は人間などよりはるかに高く、彼ら独自の技を行使する者も多い。
さらに、神格の低い神が、時折形をとるのも聖獣、魔獣といったもので、神が形をとった場合には、神獣と呼ぶ。





最後に幻獣種だが、この種族には二通りが存在し、一つが、古代の世界で竜種(恐竜種など)として絶大な力を有し、世界に存在した種族、もう一つが、世界の調律と世界樹の守護を務め〝大いなる意思〟よりウォッチャーを任された存在の二通りである。
前者では、スクネが駆るヴィーヴルやコカトリス、バジリスクなど、姿が竜種とかけ離れて獣じみてしまったものも多いが、本来の起源を同じくする。
肉体的な力や知能という面では、聖魔の獣に比べ統一性がなく、古代種の怪物と同程度の力しか持たないものもいれば、神獣すらはるかに凌ぐ力を有した獣も存在する。
幻獣が聖魔の獣と異なる点は、彼らの力がマナの恩恵によりもたらされたものではなく、本来、彼らが最初から有していたものであり、マナを吸収し強く、賢くなった種族ではないということだ。
よって、知能が高くともマナを扱えない者は存在するし、なかには、人が行使する魔術、あるいは魔法級の力を駆使する幻獣も存在するらしい。
幻獣種のもっとも特筆すべき点は、彼らが少数、あるいは単一種である点だ。
幻獣種に生殖能力が存在しないのか、かつては存在したが、今はなくなってしまったのか、理由は不明だが、コカトリスにしてもバジリスクにしても、彼らは少数であり希少種とされ、ヴィーヴルに至っては、現存するのはスクネが保有する一頭のみだと思われる。
余談だが、強い力を持ち、知能の高い種で、数も比較的多い存在としては、ユニコーン(一角獣)やバイコーン(ニ角獣)などが存在し、
前者は聖獣で、後者は魔獣である。





もう一つの幻獣種で、〝大いなる意思〟により、世界の観測手を任されていると伝えられるモノは全部で三種、【不正咬合の駛走者】の異名を有する栗鼠ラタトスク。
【魂魄の喰らい手】とよばれ、際限なく魂を喰らうことを許された大鷲フレスベルク。
【瞋恚の業火】の名をもち、あらゆる生物の殺害を黙認され、〝嘲笑する虐殺者〟とも渾名される黒龍ニドヘグの三者がそれにあたる。
特に、フレスベルグとニドヘグは、全世界において最強の生物と伝えられ、今は消え去った古き神々すらも恐れ忌避した存在である。





簡略ではあるが、以上をこの世界に存在する獣の概要として、本項を了とさせていただきたい。















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