締めとさせて頂いておりましたが、情報が入りましたのでご報告に参りました。Sです。
<12月31日>
次男さん方よりお電話を頂きました。Lさんの記憶が戻り、12月2日に無事退院なさったとのご報告でした。すぐにご報告にあがるおつもりでしたが、私情、お仕事が多忙な時期で遅れてしまいました。大変申し訳ございません。適切なご報告を心掛けるために次男さんと私、Sの会話の一部を録音しました。記事で申し訳ありませんが記載させて頂きます。
S
「2日に退院なさって何故、今頃にご報告をなさる気になったのですか?」
次
「Lさんも自殺を」
S
「2日にですか?」
次
「(12月)25日」
S
「なんでもっと早くに報告しないのですか!」
次
「申し訳なかったと思ってます」
S
「貴方が早くにご報告してくだされば、Lさんの自殺は防げたかもしれません」
次
「そう思います」
S
「自殺の原因は分かりますか?」
次
「Rが自殺したことを話した。墓前でずっと泣いてた」
S
「LさんにはRちゃんの自殺はどのように告げたのですか?」
次
「俺が告げたんじゃない」
S
「長男さんの方ですか?」
次
「そう。必死にバイトを続けながら、ずっと見舞っていて、Lが元気になったら一緒に遊んだりしたいって笑ってたって」
S
「それだけですか?」
次
「(口ごもっていて何を言っているのか聞き取れません)」
S
「聞こえません。もう一度、はっきりとおっしゃって下さい」
次
「LがRのことを忘れたことが一番のショックで自殺したんだって言ってた」
S
「遺書もなにもないのに何を勝手な決めつけを・・・」
次
「俺も長男の言ってる言葉が正しいって思って聞いてた」
S
「そうですか。貴方も長男さんも、あちらの世界ではRちゃんにさえ顔向け出来ませんね」
次
「あんたはどう考えてる?Rの自殺。Lの記憶喪失のショックからだと思わなかった?」
S
「いいえ、思いません」
次
「言い切れると?」
S
「言い切れません。ですが原因はLさんだけにあったわけではないことは言い切れます」
次
「どういう理由?」
S
「Rちゃんが何故、自分のお部屋ではなく、長男さんのお部屋を選んで自殺しているのか考えたことありますか?少なくともRちゃんはまだ長男さんに恋心はあったと思います。そして、今なら少しだけ言い切れます。長男さんがRちゃんの自殺をLさんの記憶喪失と決めつけた理由、長男さんは何か隠してませんか?Rちゃんの自殺になったなにか、その責任逃れからLさんに押し付けたと考えてます」
次
「それはないと思うが。長男とはずっと連絡がつかなかったから。帰って来たのは」
S
「Rちゃんが自殺した2ヶ月後に戻ってますよね?何故、突然戻る気になったのでしょうね。Rちゃんと長男さんは貴方や私が知らないだけで、空白の期間会ってた可能性はないと言い切れませんよね」
次
「Rは一言もそんなこといってなかった。素直な子だからそういうことは隠さないと思う」
S
「素直なうえに純粋です。Rちゃんは力に対してすごく弱い子です。長男さんがRちゃんに、会ったことを言うなと命じていたらRちゃんは口を開きません。それだけ虐げられてきた傷を持つ子でした。貴方方によって」
次
「そうだな」
S
「長男さんはおられますか?貴方とお話しするより、直接本人に確かめたいのですが。ご迷惑でなければ」
次
「すまないが長男は出掛けていない。帰ってきたら電話をかけるように話しはしてみます」
S
「よろしくお願いします。最後にひとつだけ、長男さんにお伝え下さい。己に全くの非がないと思うのなら、私を恐れず電話をよこせるはずです、と。脅迫です」
次
「分かった」
S
「貴方との会話は録音させて頂きました。RちゃんもLさんもいなくなってしまいましたが、今でもRちゃんのご冥福を祈り、Lさんの無事を祈る方々がおられます。その方々へのご報告として記事にさせていただいてよろしいでしょうか?」
次
「そういうのはもう辞めてもらいたい。俺等のことも考えてくれないか?」
S
「失礼申し上げます。貴方方はRちゃんやLさんのことを考えて下さいましたか?長男さんがLさんに告げる言葉、それがLさんにどれだけのダメージを与えるのか、貴方なら阻止出来たはずです。Lさんがどんな気持ちになるのかを考えて伝えるべきでした。それを怠った貴方方に私は強い憤りを感じております。自分達のことばかりなのですね」
次
「俺等だってRを失ったことの辛さを抱えてるんだよ」
S
「分かっていますよ。辛かったその思いをLさんにぶつけることで、少しは救われたでしょう?」
次
「どうしてそういう言い方しか出来ないんだよ」
S
「憎いからです。掲示板のほうでは父親さんと・・・思い出したくもありませんが三男に対する憤りのメッセージが残されていました。とても優しい方々に応援されていたようですね。私は貴方方ご家族すべてが憎くて仕方がありません」
次
「RとLが自殺したことが原因で?」
S
「いいえ、最初からです。私がLさんにコンタクトをとったのも、そしてRちゃんと貴方と接触したのも、私は貴方方を潰すつもりでした。Rちゃんのご家族再生の支援など狸です。内部からぶっ壊し、RちゃんとLさんが二人で生活出来る環境を一緒に探そうと思っていました。ご家族が仲良くなってもまたいつ、裏切るか分からないと。失敗に終わってしまいました」
次
「そうだな」
S
「Rちゃんの自殺の原因には私も入るでしょう。私自身が耐え切れず逃げ出してしまいました。今でも恐怖で寝付けなくなることもあります。Rちゃんはもっと苦しく辛い思いをしてたのですね。私が耐えていればRちゃんの傍にいてあげることが出来ました。Lさんの傍にいてあげることも出来ました。もしかしたら救えたかもしれません。ですが私は自分の中に芽生えた恐怖心に負けて見殺しにした罪人なのですよ。悔やみきれません。Rちゃんが自殺したと聞いたとき、次危ないのはLさんと分かっていました。Lさんだけでも救えたらって、でもそちらへ行くことは精神的に恐怖です」
次
「そうだよな。でも原因は分からないし、誰も責めたりしないと思うから」
S
「Lちゃんを責めたでしょう?」
次
「そんなつもりはなかったんだ」
S
「もう遅いのですよ。なにもかも。まだ、Lさんは生きていると信じて待っている方々に私は絶望を与えないといけません。なにも書かずにそのままにしておくことが誠意なのか、真実を証明して終わらせることが誠意になるのかを考えて下さい。あの掲示板を始めたのはRちゃんです。そのまとめをLさんがやりました。そして今、バトンは貴方と私に回っています。貴方の誠意を見せて下さい。貴方方のプライバシーは保護します」
次
「分かった。それが誠意だというなら」
S
「貴方の最後のバトンは私が受け止めました。最後にもう一人、長男さんのバトンをお待ちしております」
次
「あのさ。最後に聞きたいことが」
S
「なんでしょう?」
次
「憎いってのは本気か、それとも脅しなのか」
S
「本気です」
次
「分かった」
S
「貴方との電話はこれが最後です。ありがとうございました」
壊そうと思っていたものが残り、守りたいものを失ってしまう。力のない私にはなにも守ることは出来ない結果になりました。
長男さんからの電話待ちとしておきます。現在、着信は入っていません。
<報告27 について>
報告27については私が見た頃にはもう消えていまして、どのような内容だったのかはLさんと、それを読めた方々のみぞ知るものになってしまいました。消されている以上は模索するつもりもありません。
また、報告27について私は一切手をつけておりません。それでも1月2日に上がっている理由を考えた結果、誰かが報告27の記事が気になって、編集機能を押し、そのまま更新を押している…と考えられます。
皆様の支援と思いと、Rちゃんの努力、Lさんの思いが残されたこのまとめ板は、私の方で削除させて頂きたいと思いますので、ご了承下さい。