報告の終盤辺りよりSと表現されている者です。
私情ながらRちゃん、Lさんのと関わりが一時的に途絶えてしまい、先日Rちゃんのお兄さん(次男さんと記されている方)より連絡を頂きました。私の方で聞くことが出来た情報を記載させていただきます。
<2008年 2月頃>
入院中にあったLさんは意識を取り戻せたようなのですが、重ねてきた苦痛の記憶をほぼ喪失している状態にあり、常にLさんに付き添っていたRちゃんのことを思い出せなくなってしまった。この日よりRちゃんはLさんのお見舞いに訪れることがなくなり、一緒に暮らしていたお母さんとお兄さんの前にも姿を現わしておらず、勤めていたアルバイト先にも顔を出していなかった。行方が分からなくなってから2日後、Rちゃんが家に戻ってきたそうです。
その2日後に長男のお兄さんのお部屋でRちゃんが自殺。遺書は見つかっていないそうです。
<2008年 4月頃>
長男のお兄さんが家に戻ってきて、現在はお母さんと長男、次男のお兄さんの三人で生活を送っているそうです。長男さんが姿を消していた理由についてはなにも聞かされていません。
その後のLさんのことや、他のご家族のことなどのお話しは一切触れていません。Rちゃんが選んだ最後の道の意味も、Lさんの記憶から自分が消えていることがショックになったのか、他になにかがあったのか等も分かっていないようでした。
これが最後のご報告となると思われます。Rちゃん、Lさんの幸せを願い続けて来てくれていた皆様に、謝罪とお礼を申し上げます。
長い間、情報を得ることが出来ずにご報告の旨を致せなかったこと、Rちゃんを守ることが出来なかったこと、大変申し訳ありませんでした。空白の期間、ずっとRちゃんとLさんの幸せを願い続けてくれていて、本当にありがとうございます。
Rちゃんのご冥福と、Lさんの回復と先の幸せを願って私からのご報告を締めさせていただきます。