5月1~5月5日 までの流れ報告
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GW期間としてまとめて報告を受けているので
それを記載↓
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5月2日、姉さんは午前中に家事を終わらせる
と着替えて外出していったそうだ
夕食はすでに作られていたらしいが、それに次男
さんが気づいたのはPM18時頃だったという
長男さんと次男さんは二人で夕食
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PM21時過ぎても姉さんが帰って来ない
姉さんは必ず夕方PM18時までには家に戻る人
なので長男さんも次男さんも相当心配したようす
親戚の家などに電話をかけて聞いたそうだが姉
さんは来ていないとのことだったそうだ
PM22時過ぎても帰ってこなかったら全員で探す
という話しになっていたらしいが、次男さんはPM
19時になっても戻って来ない姉さんが心配で一人
であちこち探し回ってたようす
心配性の次男さんである
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PM21時40分頃になって姉さんは無事に帰宅
次男さんが「何処行ってたんだ?」と聞いたそう
だが姉さんは無言で部屋にこもってしまったそう
下手に追求しても姉さんはなにも答えないだろう
と次男さんは諦めたらしい
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5月3日も同じで姉さんは午前中に家事全般を
やり始めたのを次男さんが気づいたそうだ
家事を終わらせると姉さんは部屋に戻って着替え
る
長男さんと次男さんはリビングでくつろいでいたら
しいのだが、部屋から出て来た姉さんを見て次男
さんはコーヒーを噴出し、前でゲームをやってた
長男さんの後頭部にぶっかけてしまったそうだ
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その時の姉さんのファッションチェック
ツインの髪型に赤いリボン、白のブラウスに緑の
チェック柄のスカート
どこかのお嬢様学園の女子生徒風だったらしい
次男さんにはツボだったのだそうだ
「らきすた を思い出したぞ」と……
さすがマニアック……
そしてそれを知ってるあたしもだな
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次男さん談だが、あまりにもかわいらしいその姿
に思わず見とれてしまったらしい
「デートか?」と聞いたらしいが姉さんは「相手いな
いもん」と軽い笑顔で答えてくれたのだそうだ
次男さんは「じゃ俺が相手する」と冗談半分で言っ
てみたそうだ
少し間をおいて姉さんが「徒歩でいいなら一緒に
行こう」と言ってくれたらしい
この時は物凄い次男さんは喜んだそうだが……
それは逆に姉さんが次男さんに対して真実をぶ
つけるまでの布石でしかなかった
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徒歩で約三時間程だったらしい
姉さんは歩くのが大好きな人なので苦痛ではない
だろうが日常、車で移動するような次男さんには
最悪な苦痛だったそうだ
ちなみに会話はほぼ途切れ気味だったそうだ
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三時間の時間をかけて到着した場所は草木が
自由に茂ったような道とは言えない場所だった
そうだ
あたしの想像では地主がいない荒れた空き地を
想像出来る
あたしの住んでる田舎にも草木が多い茂ってい
て主がいるのかも分からない土地がある
関係のないトリビアだが地主が放棄してる土地
を無断で20年だか使用していれば、その所有権
を得られるという法律があったような……
所有権放棄って形で譲ってもらえるだかなんだか
世の中、そう上手くはいかないだろうけど……
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その草木が茂った道にはタイヤの跡が残されて
いたそうだ
タイヤに踏まれた雑草は皆倒れていたそうだが
姉さんは「この場所は危ないから女性は立ち入
っちゃいけません」とか言ってたらしい
そう言いながらもタイヤの跡に添って姉さんは
歩き進むので次男さんもついていったそうだ
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雑草のタイヤ跡道を進むと次は木々が並ぶ風景
が見えたらしい
その辺で姉さんは足を止めて座り込んだそうだ
次男さんも腰を降ろしたらしい
自然の空気が……というよりは虫とかが飛んで
いてあまり心地良い場所とは言えなかったそうだ
姉さんが「お父さんがよく私を連れてきてた場所」
と話してくれたそうだ
次男さんは姉さんがなにを伝えたいのか、何故
同行を認めたのかもこの時悟ったらしい
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姉さんの話しではその場所に元父親と父親の友人
7名に連れて来られた場所だったそうだ
ワゴン車と乗用車の二台らしくて運転者は元父親
の友人二名だったそうだ
姉さんはワゴン車の方に乗せられていたとのこと
その場所で元父親を含む8名によって姉さんは…
…書くのがイヤなので想像してくれればいい
答えはもう分かりきってるだろうから
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次男さんにとって元父親の友人7名という真実
まで想定していなかったそうだ
予想外のことに言葉が出なかったらしい
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続けて姉さんはこういうことも話したそうだ
姉さんは気を失うことが多かったらしい
気を失うとお仕置きがあったらしくて木々の奥ま
で裸で連れていかれるそうだ
その中央辺りにドロドロした虫の沸いている沼が
あるらしくてそこへ放り込まれたらしい
謝罪しても満足いくまで許してはもらえない
そういう記憶を姉さんはしっかり思い出したそうだ
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次男さんが一番怖かったといってたのはすべて
話した後に姉さんが「私が一番、助けて欲しかった
時に兄さんも次男兄さんも……見捨てたんだよね」
といわれたときだったらしい
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その後のことは次男さんはほとんど記憶していな
いそうだ
ただ頭の中で色々なことが走馬灯(?)のように
思い出したらしい
元父親の脅しで姉さんに手を出したこととか色々
なことが溢れてきてわけがわからなくなったそうだ
次男さんが一番の恐怖の存在が元父親だったら
しくてその恐怖心さえ、思い出したらしくて動けなく
なったらしい
そこから救ってくれたのも姉さんだったようだ
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姉さんが「次男兄さんは悪くないでしょ?」と言って
くれたらしい
それでドロドロしたものから這い出ることが出来た
そうだが同時に罪悪感が大きく生まれたそうだ
次男さんが「俺を殺したいとか思わねぇの?」と
聞いたそうだが姉さんは「それは一度も思ったこ
とない」と笑って返してきたそうだ
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次に姉さんが話したこと
さっきまでのが闇なら、これから書くことは光
高校時代、姉さんにはひとつ上の先輩の友人が
存在していたらしい
その先輩は姉さんよりも小柄でかわいい顔をした
女子生徒で、生徒会長の座にいたそうだ
優等生ながらに不良グループも取り仕切っていて
教師や生徒からの信頼もあつい人気っぷり
ちなみにこの先輩兼友人は姉さんを救った女神
的存在でもあり、後には奇跡を起こす存在にも
なるため覚えておいて欲しい
後輩相手にも低姿勢で優しい性格の人
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姉さんが元父親等の手によって苦しめられていた
ものに終止符を打ったのが、姉さんの友人にあた
る先輩だったそうだ
姉さんが相談を持ちかけて、友人さん(以後はS
さんと記載)は「そんなの、許しておいたらいけま
せんね」と言ったそうだ
それからずっと人の気配のない場所でSさんと
同行してた不良Gの仲間達でずっと張り込んで
たそうだ
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解決になったのはそれから1週間くらい後だった
らしい
元父親等がなにも知らずに姉さんを連れてきた
姉さんはSさんに「悲鳴と同時に出ます」という
作戦を気化されていたそうで姉さんは大声で悲鳴
をあげたらしい
予定通りに不良Gの男子女子生徒が総勢で出て
きて鎮圧したそうだ
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元父親は空手有段ともあって一筋縄ではいかず
に抵抗してたらしい
相手はSさんだったらしくてSさんは顔に数発の
怪我をしたらしい
Sさんは2発で元父親を沈めて姉さんに「最初に
手を出したのはこの人だから、私は悪くないでしょ」
とニコニコしてたそうだ
……あたしの想像を越えた怖い人が姉さんの友人
っていうか親友……orz
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姉さんはその話しを次男さんにしたそうだ
「親友って言ってくれた人なのに、名前が思い出せ
ない」と言っていたそうだ
次男さんは「その親友の名前を思い出したくてここ
に来てるのか?」と聞いたらしい
対して姉さんは「迎えに来てくれると思って。先輩は
もう生きてないから」と言ってたそうだ
その先輩はあれだけの無茶をやる人だが持病を
抱えていて、長く生きられないかもしれないという
話しを姉さんは誰かに聞いた記憶をも思い出した
ようす
ここで待っていればまた助けてくれるという思い
が姉さんの中にはあるように思える
ちなみにSさん、健在です……
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アパートへ戻る道では姉さんは色々と次男さんに
話しをしてくれたそうだ
次男さんが「写真があるなら見せてくれ」と言った
らしい
姉さんはポケットの中から一枚の写真をとって
「ずっと思い出せなかった写真なんだけど、この
隣の人が先輩なの」と教えてくれたそうだ
次男さんいわく……
「いや、あれは高校生じゃねぇって!誘拐したく
なるぞ!究極の萌えだった。チビといい勝負」
……だってさ、Sさん……
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ちなみに今現在、あたしはSさんとのコンタクト
をとっているために……この報告のことを聞いて
みたのだが……
L
「姉さんを助けるときに元父親相手に2発でって」
Sさん
「喧嘩は基本相手の顎を狙うと脳震盪を起こして
KOしますよね」
L
「……いや、あたしそんな喧嘩慣れしてないし」
Sさん
「私も喧嘩慣れしてないよーやだなぁ」
L
「それなのに2発で?」
Sさん
「一撃必殺。スタンガン使ったんだもんwww」
L
「( ̄_ ̄ i)」
暗器……?
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L
「なんか持病があるって姉さんの記憶では……」
Sさん
「余命宣告出されてたからね。うん、でも不思議
と生きてます。医者なんて所詮こんなものでしょう」
L
「……そっすね」
Sさん
「私が死んでも変わりはいるもの……なんて」
L
「………」
エヴェマニア……?orz
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このようにSさんは姉さん以上に掴み所のない
人なのだ
ちなみに姉さんのひとつ上の歳でバーの店長
をやってる実力者
すごいな……生まれつきの天性ってやつか?
さらに余談だがSさんは、次男さんの好みのタイ
プらしい
次男さんに芽生えた恋心の報告は……
必要なら別でするわ