†前回のあらすじ†
ローゼちゃんはロリ様に隠れてるところをバレてしまったのでした byリジェ
ローゼちゃんはロリ様に隠れてるところをバレてしまったのでした byリジェ
(ローゼ>チェリーさんと仰るの?
お初にお目にかかりますわ~、ローゼ・ラインハルトと申しますの
先程トライ・ミニッツ・ライトニングさんが仰ってたけれど、
「組織」ではR-No.0の地位を頂いてますわ♪
(レクイエム>・・・自己紹介している場合か;
お初にお目にかかりますわ~、ローゼ・ラインハルトと申しますの
先程トライ・ミニッツ・ライトニングさんが仰ってたけれど、
「組織」ではR-No.0の地位を頂いてますわ♪
(レクイエム>・・・自己紹介している場合か;
ローゼが女性―チェリー・ハーヴィーに名を教えている途中に、
呆れた様子でレクイエムも傍に寄った
呆れた様子でレクイエムも傍に寄った
(ローゼ>えー、まずは互いに打ち解けた方が宜しいと思ったのだけど
(レクイエム>まぁ、否定はせんが・・・そっちの容態は?
(ローゼ>あぁそうでしたの!
(レクイエム>まぁ、否定はせんが・・・そっちの容態は?
(ローゼ>あぁそうでしたの!
思い出したかのように手をぽんと叩くと、「お代わり致しますわ」と言って、
チェリーから彼女が手を貸している男性―ロリス・カスティリオーニを背負おうとした
が、
チェリーから彼女が手を貸している男性―ロリス・カスティリオーニを背負おうとした
が、
(ロリス>・・・さわ、るな
(チェリー>ロ、ロリス・・・
(ローゼ>大丈夫ですわ、ワタクシも貴方に恩がありますの
恩返し、という程のことでもないけれど、ワタクシは貴方達の手助けがしたいから・・・
(チェリー>ロ、ロリス・・・
(ローゼ>大丈夫ですわ、ワタクシも貴方に恩がありますの
恩返し、という程のことでもないけれど、ワタクシは貴方達の手助けがしたいから・・・
優しく、微笑みかけながらローゼは言うが、
レクイエムだけは、ロリスの浮かべた表情に何やら違和感を感じて、
レクイエムだけは、ロリスの浮かべた表情に何やら違和感を感じて、
(レクイエム>・・・?
ローゼが説得している間に、携帯電話を取り出して、その姿を撮影し、
胸にしまって自らの能力を発動した
胸にしまって自らの能力を発動した
(レクイエム>(・・・あぁ、そういうことか)
ふふっ、と小さく笑い、
(レクイエム>ローゼ、「蝦蟇の油」は残っているか?
(ローゼ>ほえ?
(レクイエム>トライ・・・っと、ロリスと言ったか、筋組織が酷く傷ついている
下手に動かすととんでもないことになるぞ
(チェリー>えっ・・・!?
(ローゼ>あらぁ、困りましたわぁ、先程切らしてしまって・・・
(レクイエム>そうか・・・なら、私の方で治療しよう
(ローゼ>へ? そんなこともできましたの?
(レクイエム>まぁな。 チェリーと言ったな、そこでじっとしていてくれ、ロリスを動かさぬように
(チェリー>は、はい!
(ローゼ>ほえ?
(レクイエム>トライ・・・っと、ロリスと言ったか、筋組織が酷く傷ついている
下手に動かすととんでもないことになるぞ
(チェリー>えっ・・・!?
(ローゼ>あらぁ、困りましたわぁ、先程切らしてしまって・・・
(レクイエム>そうか・・・なら、私の方で治療しよう
(ローゼ>へ? そんなこともできましたの?
(レクイエム>まぁな。 チェリーと言ったな、そこでじっとしていてくれ、ロリスを動かさぬように
(チェリー>は、はい!
再び能力を発動する、前に、ちらとロリスの顔を伺った
表れていたのは、謝罪と少しの感謝の色
実は、レクイエムが言っていた事は殆ど嘘である
ロリスは先刻のエイブラハムとの戦闘による極度の疲労――所謂、筋肉痛で苦しんでいたのだった
表れていたのは、謝罪と少しの感謝の色
実は、レクイエムが言っていた事は殆ど嘘である
ロリスは先刻のエイブラハムとの戦闘による極度の疲労――所謂、筋肉痛で苦しんでいたのだった
(レクイエム>(・・・流石に、筋肉痛で歩けないとなると男が廃るだろう)
そんなことを考えつつ、彼女はロリスの治療に当たった
...To be Continued