○月×日 23:18 三階防火シャッター前
「「~~~~~~~~っ」」
「二人とも、そこまで笑っては流石に彼に悪いですよ」
「いや、だって…」
「二人とも、そこまで笑っては流石に彼に悪いですよ」
「いや、だって…」
うん
あっちで笑いを堪えてるってかむしろ笑ってるチャラい格好のねーちゃんと鼠が絡まった鎖持ってる女の子の気持ちもわからないでもない
なんと見事なネコミミだ
ピクピク動いているのを見るに、つけ耳ではなく、確実に生えてる
あぁ、多分、校舎の外を飛び回っていた魔女辺りにやられたんじゃないかな、とピンポイントで思い当たるのは何故だろうか
あっちで笑いを堪えてるってかむしろ笑ってるチャラい格好のねーちゃんと鼠が絡まった鎖持ってる女の子の気持ちもわからないでもない
なんと見事なネコミミだ
ピクピク動いているのを見るに、つけ耳ではなく、確実に生えてる
あぁ、多分、校舎の外を飛び回っていた魔女辺りにやられたんじゃないかな、とピンポイントで思い当たるのは何故だろうか
「み?にゃんこさんみたいになってるの?」
「…うん、まぁ、花子さん、こっちに来ようか」
「…うん、まぁ、花子さん、こっちに来ようか」
花子さんが興味を持って近づいたら危ないだろう、色々と
俺は花子さんと一緒に、防火シャッターから離れた
先生達の方に、駆け寄る
俺は花子さんと一緒に、防火シャッターから離れた
先生達の方に、駆け寄る
「…そっちは、どうなってます?」
「ご覧の通り、だな」
「ご覧の通り、だな」
時間がないからと、簡潔に別れた後の事を説明してもらった
…あれ?
その蜘蛛使いっぽいのに待っててもらってる時間だけど…
…あれ?
その蜘蛛使いっぽいのに待っててもらってる時間だけど…
「あと2分しかないですよ!?」
「……そう言えばそうだな」
「……そう言えばそうだな」
100%他人事のように言ってんじゃねぇっ!?
駄目だこの不良教師、早くなんとかしないとっ!?
駄目だこの不良教師、早くなんとかしないとっ!?
「…その少女が言っていたと言う取引、ですが。マッドガッサー達が応じるとは思えませんね」
「むしろ、相手を刺激しかねないな」
「むしろ、相手を刺激しかねないな」
黒服の男と…何か寺生まれっぽい雰囲気の奴が、こっちの話を聞いていたのか、それとも、あの銀髪の奴に同じような事を説明されたのか、口々にそう言っている
つまりは
蜘蛛使いの奴との提案を飲む訳にはいかない
同時に…そいつに、マッドガッサー達に取引を持ちかけさせるわけには行かない
そう言う事なのだろう、多分
俺は、あの「13階段」の説得がどんな感じだったかも、あいつらが抱えている事情もわからないから、その辺りはよくわからないのだが
つまりは
蜘蛛使いの奴との提案を飲む訳にはいかない
同時に…そいつに、マッドガッサー達に取引を持ちかけさせるわけには行かない
そう言う事なのだろう、多分
俺は、あの「13階段」の説得がどんな感じだったかも、あいつらが抱えている事情もわからないから、その辺りはよくわからないのだが
……ただ
今の俺でも、やれる事はある、と思う
間に合えばの話なんだが…
今の俺でも、やれる事はある、と思う
間に合えばの話なんだが…
「…仮面ライダーたちが戦っていた相手の弱点は水。間違いないんだな?」
「うん?あぁ、間違いない」
「うん?あぁ、間違いない」
銀髪の奴に尋ねたら、そう答えられた
………よし
出現させていたままだった水の銃を握り緊める
………よし
出現させていたままだった水の銃を握り緊める
「行くぞ、花子さん。せめて、赤いはんてんたちの手助けをしに行こう」
「み!はんてんちゃんたちをたすけるの!」
「み!はんてんちゃんたちをたすけるの!」
よし、いい返事だ
先生達とは、また一旦別れて…俺と花子さんは、赤マントたちが闘っていると言う教室へと、急いだ
先生達とは、また一旦別れて…俺と花子さんは、赤マントたちが闘っていると言う教室へと、急いだ
to be … ?