…体の震えが止まらない
知ってしまった真実に
思い出してしまった、真実に
知ってしまった真実に
思い出してしまった、真実に
自分を抱き上げて逃げてくれている星に、ニーナはしっかりとしがみつく
離れたくないとでも言うように、しっかりと、しっかりと
離れたくないとでも言うように、しっかりと、しっかりと
(………あぁ)
この人は
自分を、護ってくれる
助けてくれる
穢れた自分を、護ろうとしてくれている
自分を、護ってくれる
助けてくれる
穢れた自分を、護ろうとしてくれている
「……星、さん」
この人がいてくれるなら
「もう…大丈夫、デス」
この人がそばにいてくれるなら
「ニーナ、でも…」
「大丈夫、デス…大丈夫、デスから」
「大丈夫、デス…大丈夫、デスから」
もう
何も、怖くない
何も、怖くない
星を見上げてきたニーナ
その顔には、彼女本来の強い意志が戻りつつあった
その顔には、彼女本来の強い意志が戻りつつあった
to be … ?