プレイ全体の流れ、注意点


4つのゲームとも、ベットラウンドを中心としたゲーム全体の構成は一致している。
ここではプレイ全体の流れとベットラウンドの詳細、プレイ上の注意点を解説する。

プレイ全体の流れ


  • アンティ支払い
    初級30chip、中級60chip、上級100chipを参加料として払う。
    • このうち50%がポットとして積み立てられ、残りは没収される。
      (Ver.1では控除率は30%であった)
    • Texas Hold'emのトーナメントではポットの控除は無いが、ブラインドベットの支払いが発生する。(スモールブラインド:SB、ビッグブラインド:BB)
  • ラウンド1、2、・・・
    ポーカーおよびブラックジャックのルールに従い、カード配布/交換およびベットラウンドの操作を行う。
    • カード配布/交換
      まだフォールドしていないプレイヤーにカードの配布を行う。
      Texas Hold'emでは、ラウンド2以降のカードはテーブルの中央に配られる。
      Draw Pokerでは、ラウンド2でカードの交換が行われる。
      カード配布の詳細はそれぞれのゲームの説明を参照のこと。
    • ベットラウンド
      初級/中級/上級の各テーブル、またはトーナメントの設定で決められたベット額に従いベット操作を行う。自分が勝てそうなときはベットし、負けそうならフォールドを選択してその局のゲームを降りる。
      ベットラウンドのルールの詳細は次の項を参照のこと。
  • ショウダウン
    手札を公開する。
  • 勝者決定
    • 勝者にポット積立額(アンティの50%+他者ベットの70%+自分のベットの100%)が支払われる。2人以上の引き分けの場合、1/2、1/3、・・・となる。
      • Ver.1では、ポットの70%を勝者で山分け。
    • JACKPOT役が完成した場合、ここで支払いが発生。
  • ボーナスポイント配当(Ver.1)、チャレンジボール配当(Ver.2)
    Ver.1では、控除となったポット額と同額面のボーナスポイントを受け取り、BONUS GAME(Ver.1)に挑戦してメダル配当に変えることが出来る。
    Ver.2では勝者に対してランダムに「チャレンジボール」が配当され、3つ以上集めるとチャレンジゲームに挑戦できる。

ベットラウンド


Ver.2で新ゲームの追加・ルールの修正が行われ、チェックの可能・不可能、オールインのルールが一部変更となった。

  • 1局もしくはラウンドごとに決められたプレイヤーが「オーナー」となり、オーナーから時計回りにベットを行う。
    • Texas Hold'em、Draw Pokerでは、オーナーは1局ごとに時計回りに交替となる。
      また、オーナーは1局の終了まで変更されない。(オーナーがフォールドしても交代しない。つまりオーナーのフォールド後はどのプレイヤーもチェックの動作は出来ない)
    • 7card Stud Pokerでは、オーナーはそのラウンドでオープンカードが一番強いプレイヤーとなる。
      (1ラウンドごとにオーナーは変わる可能性があり、それぞれのラウンドで最初のプレイヤーはオーナーであるからチェックの動作が可能となる)
    • Black Jackでは、オーナーは1枚目のオープンカードが一番強いプレイヤーとなる。
      オーナーがフォールドしたら、次のラウンドではオーナーが左隣のプレイヤーに移る。
      (1ラウンドごとにオーナーは変わる可能性があり、それぞれのラウンドで最初のプレイヤーはオーナーであるからチェックの動作が可能となる)
  • ベットの順番となったプレイヤーは「FOLD」を選択してゲームを降りるか、「PASS」及び「BET」のボタンからひとつを選びchipをベットする。
    • ベットできる額は初級/中級/上級の各テーブル、またはトーナメントの設定で決められている。
      • 初級テーブル:10,20,30chip
      • 中級テーブル:20,40,80chip
      • 上級テーブル:50,100,200chip
      • Texas Hold'em(トーナメント):40~720T-CHIP,ALL IN
        ※参加料500chip→1000トーナメントチップ(T-CHIP)換算の場合。店の設定によって額は異なる。
  • 「PASS」のボタンはオーナーのみ使うことができる。これを選択すると「チェック」と発声し、ベットなしでラウンドに参加できる。
    Texas Hold'emの各局のラウンド2以降では、1人目であってもチェックは不可。
  • オーナーでないプレイヤーはチェックできず、フォールドするか1単位以上のベットを行わなければならない。また、前のプレイヤーがベットを行った場合、同額以上のベットをしなければならない。
    • 直前のベットにチップが足りない場合、端数を除く全額をベットすることで継続できる。この場合後述のオールインとなる。
  • チップを最初に場に出すと「ベット」、同額を賭けると「コール」、額を増やすと「レイズ」と発声される。
  • 所持するチップが最終ラウンドのベットリミットに満たない場合、端数を除く額までしか賭けることができない。
    • このとき、端数を除く全額を賭けると「ALL IN」(オールイン)となる。オールインの扱いは後に述べる。
  • 「FOLD」「ALL IN」を除くプレイヤーがすべて同額のベットを行うと「ベット成立」となり、次のステップに進む。
    • 途中にレイズするプレイヤーがいた場合、他のプレイヤーが同額以上を賭けるかフォールドし、ALL INを除く全員のプレイヤーのベット額が同額になるまで続ける。

ALL IN(オールイン)


中級・上級テーブルでは、所持するchip数がベット枚数に足りないプレイヤーが発生すると「ALL IN」が適用される。
また、Ver.2のTexas Hold'emトーナメントではいつでもチップ全賭けのALL INが可能となる。

オールインのルール変更(Ver.2)


  • バージョン2ではオールイン者が負けた場合、次の局で同じテーブルに継続して参加することはできない。
  • サイドポットの扱い。オールイン者が勝った場合Ver.1ではサイドポットはもとのプレイヤーに返却となったが、Ver.2ではオールイン者以外での勝者に配当となった。
  • ショウダウンの順番が、オールイン者以外→オールイン者の順となる。

<ALL INの強制発動条件>
  • ベットラウンドで、ベットリミットより手持ちのチップが少ない場合。
    • 直前のプレイヤーのベット数に合わせるだけのチップを持っていない場合、FOLDかALL INしか選択できない。
    • ただし、オールインを満たす額をベットしても、最終ラウンドで自分が最後にベットして脱落者以外のベット額が揃い<ベット成立>の条件を満たし、そのままショウダウンとなる場合、オールインの表示はされない。
  • 最終以外のベットラウンドで、ベットリミット+1単位より手持ちのチップが少ない場合(次のラウンドでミニマムベットできないことが明らかである場合)。ベットリミットのボタンがALL INに変化する。

「ALL IN」宣言をしたプレイヤーが勝利した場合、勝者にはポットのうち各プレイヤーがALL INまでベットした額の合計から支払われ、差分はもとのプレイヤーに返却される。
※通常のポーカーのルールではオールイン者が勝ってもサイドベットはALL IN以上賭けたプレイヤーのうちの勝者に支払われるが、差分がすべて返却されるのがSNC独自のルールである。
→Ver.2でサイドベットは返却から勝者配当に変更となりました。

例:Ver.1の場合。以下のようにA卓のプレイヤーがオールインして勝ったとする。

A卓→アンティ100BET、ラウンド1:200BET、ラウンド2:100ALL-IN(WIN)
B卓→アンティ100BET、ラウンド1:100BETフォールド(LOSE)
C卓→アンティ100BET、ラウンド1:200BET、ラウンド2:200BET(LOSE)
D卓→アンティ100BET、ラウンド1:0BETフォールド(LOSE)
E卓→アンティ100BET、ラウンド1:200BET、ラウンド2:50BETフォールド(LOSE)

この場合、C卓がA卓のオールインのベット数より100chipだけ多く払っているので、この分がサイドポットとして画面に表示され、最後に返却される。

ポットの額は1450chip、A卓のWINは1015chip+435BPとなる。

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最終更新:2008年03月17日 18:47