フラッシュメモリメーカ別評価?
SSDに対する認識が広まってはいるが、未だ人柱的な世界であるため、特に記載されていないメーカでも人柱覚悟で望むべきかと。
また、このページの評価は過去スレを見てきた私の主観も混じっているので参考程度に。
また、このページの評価は過去スレを見てきた私の主観も混じっているので参考程度に。
現状、16GB以上のものはRandom Writeが他の容量の半分程度のものがほとんどです。
16GB以上を探している人は転送速度の遅いのを覚悟して買うか、素直にSSDに行く方がいいでしょう。
16GB以上を探している人は転送速度の遅いのを覚悟して買うか、素直にSSDに行く方がいいでしょう。
レビュー数、実績共に豊富
A-DATA | 格安CFメーカーの一つ。266/350倍速タイプはSLC。SpeedyはMLC。 | ||
カードの性能はTransendの300倍速タイプには劣るが、十分実用に耐えうる程度。 | |||
Transcend | 価格はA-DATAよりも若干高め。266/300倍速タイプはSLC。133倍速以下はMLC。 | ||
8GB以下の300倍速タイプはトップクラスの書き込み速度を誇るが、 | |||
16GBの300倍速タイプと最近出回っている266倍速タイプの書き込み速度は遅いため注意。 | |||
SiliconPower | 価格はA-DATA並。300倍速タイプはSLC。200倍速タイプはMLC。 |
地雷?
PQI | 価格はA-DATAよりも若干高め。300倍速タイプはSLC。120倍速以下はMLC。インストール時のトラブル多し。 | ||
Photofast | 価格はA-DATA並。300倍速タイプはSLC。しかし、333倍速タイプはMLCなので注意。 | ||
以前はMLCの製品もSLCであるかのようなベンチマークの結果を掲載しており、 | |||
使用してみたらやっぱりMLC特有の性能だったため、地雷(?)認定される。 | |||
変換基板も取り扱っているが、こちらは好評。 |
以前はよくレビューが出ていたが、最近はないメーカー
Sandisk | 価格はA-DATAよりも高い。200/266倍速タイプはSLC。リムーバブルディスクと認識される。 | ||
本物であれば、カード自体の性能はかなり高い。 | |||
Windowsではインストールに若干の試行錯誤を要するため、UNIX系のOSを用いる方が無難か。 | |||
GreenHouse | 価格はA-DATAよりも高め。133/300倍速タイプはSLC。入手性の問題からか300倍速のレビューはほとんどない。 | ||
Fujitek | 価格はA-DATA並か若干高め。150/333倍速タイプはSLC。130/266倍速はMLCであり、書き込み速度は鵜呑みにしてはいけない。 |
ほとんどレビューなし
IOデータ | スレの初期でチラホラと出た程度。mobio NXと相性悪い? | ||
BUFFARO | レビューなし | ||
レキサー | スレの初期でチラホラと出た程度。 | ||
ハギワラシスコム | スレの初期でチラホラと出た程度。 |
参考 フラッシュメモリの種類(SLCを薦める理由)
- NAND型フラッシュメモリには、SLC(single-level cell)とMLC(multi-level cell)の2つのタイプがある。
CFの場合、MLC は RandamWite 4KB が非常に遅くなりがちで、OSを入れて使用すると快適には程遠い。
EWF等の回避策もあるものの、出来るだけ SLC、しかも出来るだけ RandamWite 4KB が高速なものを選びたい。
- SLC
各セルにつき1ビット格納
1ビットのECC(error correction code)を含めて1ブロックにつき10万回の書き換えが可能
速度は速め(書き込み速度)
価格は大容量の物が高くなりがち(安くても8GB:10000円、16GB:25000円前後)
1ビットのECC(error correction code)を含めて1ブロックにつき10万回の書き換えが可能
速度は速め(書き込み速度)
価格は大容量の物が高くなりがち(安くても8GB:10000円、16GB:25000円前後)
該当製品
A-Dataの場合:266倍速モデル
FUJITEKの場合:8GB333SS(8GB/333倍)、8GB150SS(8GB/150倍)などの末尾がSSの製品
Transcendの場合: 8G(TS8GCF266)、4G、2Gの×266(with SLC Flash insideと記載)
×120と×80はSLCだがPIO
PQIの場合:300倍速モデル
SiliconPowerの場合: SP008GBCFC300V10(8G etcの300倍速 パッケージにSLCと記載)
Sandiskの場合: SDCFX4-8192-903(8G etcのExtreme IV,III)
A-Dataの場合:266倍速モデル
FUJITEKの場合:8GB333SS(8GB/333倍)、8GB150SS(8GB/150倍)などの末尾がSSの製品
Transcendの場合: 8G(TS8GCF266)、4G、2Gの×266(with SLC Flash insideと記載)
×120と×80はSLCだがPIO
PQIの場合:300倍速モデル
SiliconPowerの場合: SP008GBCFC300V10(8G etcの300倍速 パッケージにSLCと記載)
Sandiskの場合: SDCFX4-8192-903(8G etcのExtreme IV,III)
- MLC
各セルにつき2ビット以上を格納
MLCはECCを含めて1万回までの書き換え
速度はSLCにくらべ遅め(特に書き込み速度)
価格は大容量でも安い(安いもので8GB:5000円、16GB:10000円以下)
MLCはECCを含めて1万回までの書き換え
速度はSLCにくらべ遅め(特に書き込み速度)
価格は大容量でも安い(安いもので8GB:5000円、16GB:10000円以下)
該当製品
FUJITEKの場合:8GB266SM(8GB/266倍)などの末尾がSMの製品
Transcendの場合: すべての×75と×133(パッケージの中のOrderingInformationにMLCと記載)
FUJITEKの場合:8GB266SM(8GB/266倍)などの末尾がSMの製品
Transcendの場合: すべての×75と×133(パッケージの中のOrderingInformationにMLCと記載)
CFの規格について
- CFは準拠している規格によって採用できるATAの転送モードや使えるATAコマンドが異なる。
以下は各バージョンのTrueIDEモード時の採用可能な転送モード対応表。
バージョン | PIOモード | Multiword DMAモード | Ultra DMAモード | 備考 |
ver1.0(1994年xx月) | 0~2 | |||
ver2.0(2003年05月) | 0~4 | |||
ver2.1(2004年05月) | 0~4 | 0~2 | ||
ver3.0(2004年12月) | 0~6 | 0~4 | 0~4 | |
ver4.0(2006年05月) | 0~6 | 0~4 | 0~6 | |
ver4.0(2010年xx月) | 0~6 | 0~4 | 0~6 | 48bitLBA対応、従来のCFでは不可能だった128GB以上の容量に対応 ブロック転送を従来の128KBから32MBまで拡大 |
- 上記の表はあくまでCFメーカーが「採用する事も出来る」だけで、全てのver4.0準拠のCFカードがUDMA6モードに対応している訳ではない。
OSをインストールするなら最低でもUltraDMA対応である事が望ましいので、購入前に目当てのCFがUDMA対応か確認する事。
- 電源供給について - CFは規格上、5V / 3.3v 両対応であり、消費電力も 5V 電源時 100mA / 3.3V 電源時 75mA までに制限されている。
その為1.8インチHDD(3.3V 500mA程度)や、2.5インチHDD(5V 800mA程度)等をリプレースする際に消費電力や電源回路への負担等を気にする必要は全く無い。
変換アダプタを使用する際は、変換アダプタが 3.3V 入力なのか 5V 入力なのかだけは確認しておく事。
CF+について
- CF+はCFカードの規格から逸脱した仕様を持つカードである。消費電力が 500mA まで拡張されたもの、5Vあるいは3.3V片方のみ対応のもの、
68ピンATA互換の不採用、形状が通常のものと異なる物等がある。
このWikiに関係有りそうなものとして、消費電力の関係からCF+規格準拠マイクロドライブが存在する。
CFastについて
- 寸法はCFのまま、インターフェースにSATAを採用し3.0Gb/s転送を実現したカード。あまり出回っていない。