ロシア連邦・シベリアのヤマロ・ネネツ自治管区にあるヤマル半島で、巨大な漏斗状の陥没穴が発見された。
この穴を空中から撮影したヘリコプターのパイロットらによれば、穴の規模は、ヘリコプターMi-8型機数機が
楽に内部に下りて行かれるほど非常の大きい。
この陥没穴は、ヤマル半島最大のボヴァネンスコエ・ガス田から数十キロの地点にある。調査研究グループ
「チュメニ-コスモポイスク」の専門家達は「恐らく、人工的なものかあるいは隕石によるものか不明だが、
爆発があり、その後、土が地下の川に流れ込み陥没、漏斗状の大きな穴ができたのだろう」と見ている。
新聞「チリャビンスク・ヴェスニク」の報道によれば「この場所で、強力な弾薬が地下で爆発したことはない。
漏斗状の穴の規模は(穴の周囲には、背丈の低い北極圏の木が生えている)非常に大きく、爆発が小型原爆の威力に
匹敵するほど強力であったことを物語っている。」