巨大な1つ目がこの円錐型のクリーチャーの正面、牙をむき出しにした口の真上に開いている。繊維質の物質でできた長い縄状肢が両側から打ちかかってくる。
ローパー 脅威度12 Roper
経験点19,200
CE/大型サイズの
異形
イニシアチブ +5;
感覚 暗視60フィート、
夜目;
〈知覚〉+24
防御
AC 27、接触10、立ちすくみ26(+17外皮、-1サイズ、+1【敏】)
hp 162(12d8+108)
頑健 +13、
反応 +5、
意志 +13
完全耐性 [電気];
抵抗 [冷気]10;
SR 27
弱点 [火]に対する
脆弱性
攻撃
移動速度 10フィート
近接 噛みつき=+20(4d8+18/19~20)
遠隔 縄状肢(×6)=+10接触(1d6【筋力】)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
特殊攻撃 縄状肢、
引き寄せ(縄状肢、5フィート)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地下
編成 単体、2体、小集団(3~6)
宝物 標準
特殊能力
縄状肢(変則)/Strands ローパーは身体から細長い粘着性の縄状肢を一度に6本まで伸ばし、それを最大で50フィートの距離まで撃ち出すことができる。縄状肢を用いたローパーの攻撃は遠隔接触攻撃として解決する。この縄状肢は非常に強靭だが、斬撃ダメージを少しでも与えれば切り落とすことができる(縄状肢のACは20である)。縄状肢の攻撃が命中したクリーチャーは奇妙な物質により痺れて弱体化し、DC25の頑健セーヴに成功しなければ1d6ポイントの【筋力】
ダメージを受ける。このセーヴDCは【耐久力】修正値に基づいて算出されている。
ローパー(投げ縄使い)は待ち伏せ型の狩猟生物である。自分の体色と体型を変えることができるローパーが身を潜めていると、まるきり石筍や氷筍(あるいは天井の低い部屋であれば、石柱や氷柱)のように見える。その種の身を潜められる地形のない場所では、ローパーはさらに体をうずくまらせて岩のような形に縮こまることができる。ローパーが撃ち出す縄状肢は肉ではなく、溶けかけのろうに似た分厚い半液体状の物質である。ただし、鉄製の鎖並みの強度を持ち、肉を痺れさせ筋力を弱めることができる。ローパーはこの縄状肢を非常に巧みに操ることができ、これを50フィート向こうまで飛ばして気になったものをつかむことができる。
異様で怪物的な外見ではあるが、ローパーは実のところ深い洞窟の住人の中では世界で最も知的なものの1つである。ローパーが大きな共同体を形成することはない(ただし、
インテレクト・ディヴァウラーや
ネオセリッドのような、時おり手を組むことで知られる地中深くの住人の近くで暮らしているのを見かけることはある)が、しばしば小集団を作る。物語では、ローパーの小集団でペットや話し相手として幾日か、事によっては何年か過ごしたとびきり頭の回る論争家や哲学者のことを伝えている。しかし、そういったペットが結局逃げ切れなかった場合、最後にはローパーの食欲が常に知的好奇心に打ち勝つことになる。特に、ペットが常に飼い主のウィットと忍耐力の裏をかいている場合は。
ローパーは身長9フィート(約2.7m)、体重2,200ポンド(約1t)である。
最終更新:2016年10月30日 04:44