全長16フィートのサソリが、凶悪な爪を挑むようにかざしながら這い進んでくる。針のある尾が背の上で弧を描いている。
ジャイアント・スコーピオン(巨大サソリ) 脅威度3 Giant Scorpion
経験点800
N/大型サイズの
蟲
イニシアチブ +0;
感覚 暗視60フィート、
振動感知60フィート;
〈知覚〉+4
防御
AC 16、接触9、立ちすくみ16(-1サイズ、+7鎧)
hp 37(5d8+15)
頑健 +7、
反応 +1、
意志 +1
完全耐性 [精神作用]効果
攻撃
移動速度 50フィート
近接 爪(×2)=+6(1d6+4、加えて“
つかみ”)、
針=+6(1d6+4、加えて“
毒”)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
特殊攻撃 締めつけ(1d6+4)
一般データ
【筋】19、
【敏】10、
【耐】16、
【知】―、
【判】10、
【魅】2
基本攻撃 +3;
CMB +8(組みつき+12);
CMD 18(対足払い30)
技能 〈隠密〉+0、
〈知覚〉+4、
〈登攀〉+8;
種族修正 +4
〈隠密〉、+4
〈知覚〉、+4
〈登攀〉
生態
出現環境 暑熱または温暖/砂漠、森林、平地、または地下
編成 単体
宝物 なし
特殊能力
毒(変則)/Poison 針・致傷型;
セーヴ 頑健・DC17;
頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);
効果 1d2【筋力】
ダメージ;
治癒 1回のセーヴ成功。このセーヴDCは【耐久力】に基づいており、+2の種族ボーナスを含んでいる。
ジャイアント・スコーピオンはもっとありふれている砂漠のサソリの怪物版である。近づいてくるあらゆるクリーチャーを攻撃しようとしてくる。ジャイアント・スコーピオンは攻撃する際には、通常は突撃し、獲物にハサミで組みつき、毒を注入して犠牲者を殺すため、節のある尾を突き刺す。
ジャイアント・スコーピオンは頭部から尾の付け根まで8フィート余り、尾はさらに8フィートあり、通常はスコーピオンの背の上に巻き上がっている。体重は2,000~6,000ポンド。
ジャイアント・スコーピオンは通常は他の巨大な蟲や、同様に毒で麻痺させた哺乳動物を食らうが、向こう見ずにも近づきすぎた全ての生きているクリーチャーを攻撃して食べようとする。逆に、ジャイアント・スコーピオンは
パープル・ワームや他の巨大な捕食者の餌食にされる。
ジャイアント・スコーピオンは交接の際に複雑な儀式化された配偶行動を行う。お互いにハサミを握り、尾を撓め、円を描いて“ダンス”を踊る。通常は、オスはメスに食われるのを避けるため、交接が終わると即座に逃げ去る。
メスのスコーピオンは卵を産まず、1ダースほどの幼体を産み落とす。母親は子供たちが自分のみを守り、獲物を狩ることができるほど大きくなるまで背に乗せて運搬する。
ジャイアント・スコーピオンは地面に掘った穴に、単独の狩猟者として生活するか、小さな共棲集団を作る。食物が十分ならば、時として人間の作った廃墟やダンジョンに住処を構えることもある。ジャイアント・スコーピオンの共棲集団は通常は未だに独り立ちしていない兄弟姉妹のスコーピオンから成る。
スコーピオンには他の種も存在する。一部はより小型だが、ほとんどのものはいくらか大きく、森、平野、さらには地下など異なった環境を好む。ヒット・ダイスとサイズを変更(【筋】【敏】【耐】も適切に調整する)することで幅広い種を表現するデータを作ることができる。以下の表に最も普通に見られる変種を上げる。
種類 |
脅威度 |
サイズ |
ヒット・ダイス |
グリーンスティング・スコーピオン |
1/4 |
超小型 |
1d8 |
ゴースト・スコーピオン |
1/2 |
小型 |
2d8 |
ケイヴ・スコーピオン |
1 |
中型 |
3d8 |
デッドフォール・スコーピオン |
8 |
超大型 |
10d8 |
ジャイアント・エンペラー・スコーピオン |
11 |
巨大 |
16d8 |
ブラック・スコーピオン |
15 |
超巨大 |
22d8 |
最終更新:2016年10月30日 04:39