この重たげに動く硬い甲羅で覆われたクラブの背丈はドワーフと同じくらいで、その重厚なはさみは脅すかのように揺れている。
ジャイアント・クラブ(巨大蟹) 脅威度2 Giant Crab
経験点600
N/中型サイズの
蟲(
水棲)
イニシアチブ +1;
感覚 暗視60フィート;
〈知覚〉+4
防御
AC 16、接触11、立ちすくみ15(+5外皮、+1【敏】)
hp 19(3d8+6)
頑健 +5、
反応 +2、
意志 +1
完全耐性 [精神作用]効果
攻撃
移動速度 30フィート、水泳20フィート
近接 爪(×2)=+4(1d4+2、加えて“
つかみ”)
特殊攻撃 締めつけ(1d4+2)
一般データ
【筋】15、
【敏】13、
【耐】14、
【知】―、
【判】10、
【魅】2
基本攻撃 +2;
CMB +4(組みつき+8);
CMD 15(対足払い27)
技能 〈水泳〉+10、
〈知覚〉+4;
種族修正 +4
〈知覚〉
その他の特殊能力 水への依存
生態
出現環境 気候問わず/水界
編成 単体、網群(2~12)
宝物 なし
特殊能力
水への依存(変則)/Water Dependency ジャイアント・クラブは、【耐久力】×1時間の間、水の外でも生き延びられる。この制限時間を超えると、ジャイアント・クラブは“溺れ”ているかのように、窒息の危険が生じる。
ジャイアント・クラブはより小柄ないとことほとんど変わらないふるまいをする。藻類や菌類のような植物の類と、魚や海鳥、ことによっては不注意な人型生物などの動物の類の両方を食べる。ジャイアント・クラブの硬い外骨格の体色は種によって多種多様で、時間が経つにつれて食性に応じて変化することすらある。
ジャイアント・クラブにはこれ以外の種も同じくらい存在する。中にはこれよりも小さなものもいるが、大抵はこれよりもだいぶ大きい。GMはヒット・ダイスとサイズ分類(【筋力】、【敏捷力】、【耐久力】が適当に変化する)を変更してここに挙げた基本データを修正することにより、ジャイアント・クラブの亜種の多様さを表現することができる。以下の表には、最も一般的な亜種を載せている。
クラブの種類 |
脅威度 |
サイズ |
ヒット・ダイス |
キング・クラブ |
1/4 |
超小型 |
1d8 |
ココナッツ・クラブ |
1/2 |
小型 |
1d8 |
ロック・クラブ |
4 |
大型 |
5d8 |
シャークイーティング・クラブ |
7 |
超大型 |
8d8 |
グレート・リーフ・クラブ |
10 |
巨大 |
11d8 |
シップレッカー・クラブ |
13 |
超巨大 |
14d8 |
カチャカチャ鳴る甲羅とパチンパチンと音を立てるはさみがのたうち回る大群が波間から押し寄せ、蜘蛛のような脚が砂をかいている。
クラブ・スウォーム(蟹の大群) 脅威度4 Crab Swarm
防御
AC 18、接触16、立ちすくみ16(+2外皮、+4サイズ、+2【敏】)
hp 38(7d8+7)
頑健 +6、
反応 +4、
意志 +2
完全耐性 スウォームの種別特性、[精神作用]効果、武器ダメージ
攻撃
移動速度 30フィート、水泳20フィート
近接 群がり(2d6)
接敵面 10フィート;
間合い 0フィート
特殊攻撃 わずらわす(DC14)
一般データ
【筋】1、
【敏】14、
【耐】13、
【知】―、
【判】10、
【魅】2
基本攻撃 +5;
CMB ―;
CMD ―
技能 〈水泳〉+10;
種族修正 〈水泳〉に【敏】修正値を使用
生態
出現環境 気候問わず/水界
編成 単体、2体、波状群(スウォーム3~8)
宝物 なし
クラブ・スウォームは犠牲者に押し寄せる千匹を超える普通サイズのクラブで形成され、何千ものハサミ状の爪で肉をむしり取る。漁師の中には、潮の干満と月齢がこのクリーチャーの大群化を引き起こしているのだと主張する者もいる。
最終更新:2016年10月30日 04:38