この不気味な男は、黄昏時や暗い小道で見る人物のように、色を失って見える。
フェッチリング(カヤル) 脅威度1/2 Fetchling (Kayal)
経験点200
フェッチリング、1レベル・ローグ
N/中型サイズの
来訪者(原住)
イニシアチブ +3;
感覚 暗視60フィート、夜目;
〈知覚〉+3
防御
AC 17、接触13、立ちすくみ14(+3【敏】、+4鎧)
hp 10(1d8+2)
頑健 +2、
反応 +5、
意志 -1
防御能力 影に紛れる;
抵抗 [電気]5、[冷気]5
攻撃
移動速度 30フィート
近接 ダガー=+3(1d4+1/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+1d6
擬似呪文能力 (術者レベル1;精神集中+3)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(影界)
編成 単体、2体、組合(3~12)、または居住区(13~30、加えて2~4レベルのローグのスパイ1~4、2~4レベルのソーサラー1~4、および3~6レベルのファイター/ローグのリーダー1)
宝物 NPCの装備品(チェイン・シャツ、ダガー、その他の宝物)
特殊能力
影に紛れる(超常)/Shadow Blending 薄暗い明かりの下でのフェッチリングに対する攻撃は、通常の20%の代わりに50%の確率で失敗する。この能力は単に失敗確率を増すものであり、完全視認困難を与えるわけではない。
フェッチリングは影界に落ち込んだ人間の何世代にもわたる子孫である。その次元界の精髄を詰め込まれた彼らは多かれ少なかれ人間とは違い、次元間の交易や政治ではしばしば半人間として扱われる。黄色い目を除き、彼らの肉体は色を持たない。全くの白か、闇のような黒か、影のような灰色のいずれかである。物質界においては、彼らは偏見なく働くために分厚い衣服や薄暗い明かりに身を隠す。“フェッチリング”という名は人間の言葉であり、彼らが自らの種族を呼ぶ名前は、「影の民」という意味のカヤルである。
フェッチリングは身の丈6フィートだが、一般にしなやかで細い骨格を持ち、体重はたった150ポンドほど。フェッチリングはハーフエルフと同じように老いて死ぬ。
フェッチリングのキャラクター
フェッチリングは種族ヒット・ダイスを有していないため、クラス・レベルによって定義される。フェッチリングは以下の種族特性を有している。
+2【敏捷力】、+2【魅力】、-2【判断力】:フェッチリングは素早く説得力があるが、しばしば奇矯で間違った考えによって気をそらせやすい。
暗視:フェッチリングは闇の中を60フィートまで見通すことができる。
夜目:フェッチリングは薄暗い明かりの下で人間よりも2倍の距離を見通すことができる。
得意技能:フェッチリングは
〈知識:次元界〉と
〈隠密〉判定に+2の種族ボーナスを得る。
影に紛れる:上記参照。
影の抵抗:フェッチリングは、[電気]と[冷気]に対する
抵抗5を持つ。
擬似呪文能力:フェッチリングは1日1回
擬似呪文能力として
ディスガイズ・セルフを使用することができる。この
擬似呪文能力を使用することでいかなる人型生物クリーチャーの姿もとることができる。フェッチリングが何らかのクラス・レベルの組み合わせで9レベルに達した場合、1日1回
擬似呪文能力として
シャドウ・ウォーク(自身のみ)を使用することができるようになる。13レベルの時点で、
プレイン・シフト(自身のみ、影界または物質界に向かうのみ)を1日1回使用できるようになる。フェッチリングの術者レベルはその総ヒット・ダイスに等しい。
言語:フェッチリングは、プレイ開始時に共通語を修得している。高い【知力】を持つフェッチリングは以下から追加の言語を選択できる:アクロ語、水界語、風界語、竜語、ディ・ジーリアク語(理解できるが話せない)、火界語、地界語、任意の地域の人間の言語。
最終更新:2016年11月12日 06:51