クロマティック・ドラゴンとメタリック・ドラゴンは最も広く知られているが、他の分類に属するトゥルー・ドラゴンも存在する。以下のページに示すものが5種のプライマル・ドラゴンである。元素界と影界の出身の強力なクリーチャーだ。
プライマル・ドラゴンの種類
アンブラル、クラウド、クリスタル、ブライン、マグマ
年齢段階
トゥルー・ドラゴンの多くの特殊能力、攻撃、その他のデータは、ドラゴンの成長につれて強大になる。この上昇はドラゴンの年齢によって12の年齢段階に区分される。基本的なデータは『表:ドラゴンの年齢段階』に記載されているように変動する。
年齢段階:これは年齢段階の名称である。
年齢(歳):これはドラゴンの実際の年齢である。
脅威度:この列はドラゴンの基本脅威度への修正値である。
サイズ:これは年齢によって、ドラゴンの基本サイズがどれだけ増加するかを示したものである(超小型が小型に、小型が中型に、など)。トゥルー・ドラゴンはサイズが上昇したことによる通常の能力値上昇はしないが、かわりに『表:ドラゴンの能力値』が示すように、年齢段階によって能力値が上昇する。
ヒット・ダイス:これは成長によってドラゴンが得る追加のヒット・ダイスの数を示す。ヒット・ダイスが増加すれば、ヒット・ポイント、特技、技能ランクもドラゴンの基本攻撃ボーナスや基本セーヴ・ボーナスと共に上昇する。ドラゴンはヒット・ダイスごとに6+【知力】修正値に等しい技能ランクを有する。ヒット・ダイスによるドラゴンの能力値上昇は、ドラゴンの能力値上昇の総計にすでに加算されている(『表:ドラゴンの能力値』参照)。
外皮:これは年齢段階ごとにドラゴンの基本外皮ボーナスがどれだけ増加するかを示す。
ブレス攻撃:ドラゴンはそれぞれ基本ダメージを与える
ブレス攻撃(『戦闘』参照)を有する。この倍率はドラゴンの
ブレス攻撃によって与えるダメージのダイスの数を増加させる。例として、2d6ポイントの[酸]ダメージを与える基本
ブレス攻撃を持つドラゴンのマチュア・アダルトは14d6ポイントの[酸]ダメージを与える(×7の倍率による)。
戦闘
『表:ドラゴンの攻撃と移動速度』は、ドラゴンの持つ攻撃と与えるダメージを列挙している(―はそのサイズのドラゴンがその種の肉体武器を有していないことをあらわす)。ここに記されている他の能力はドラゴンが特定の年齢段階に達した時点で獲得される。
飛行移動速度:ドラゴンの飛行移動速度は、サイズによって、表に記されているように上昇する。
噛みつき:これは表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5倍を加えたダメージを与える主要攻撃である(2回以上の攻撃手段を有している場合であっても)。ドラゴンの
噛みつき攻撃は、サイズ段階が1大きいかのような間合いを有する(超巨大サイズのドラゴンは+10フィート)。
爪:これは主要攻撃で、表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値を加えたダメージを与える。
翼:ドラゴンは、たとえ飛行中であっても、敵に
翼を叩きつけて攻撃することができる。
翼攻撃は表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1/2を加えたダメージを与える二次的攻撃である。
尾の打撃/Tail Slap:ドラゴンは毎ラウンド、
尾で1体の敵をひっぱたいて攻撃することができる。
尾の打撃は表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5倍を加えたダメージを与える二次的攻撃である(これは通常の二次的攻撃のルールの例外である)。
押し潰し(変則)/Crush サイズ分類が超大型以上の飛行または跳躍しているドラゴンは、1回の標準アクションとして敵の上に着陸し、全身で敵を押しつぶすことができる。押し潰し攻撃はドラゴンよりサイズ分類が3段階以上小さい敵に対してのみ有効である。押し潰し攻撃はドラゴンの身体の下に収まる全てのクリーチャーに対して作用する。作用を受ける範囲内にいるクリーチャーは反応セーヴ(DCはドラゴンのブレス攻撃のものと同じ)に成功しなければならず、失敗すると
押さえ込まれた状態になり、ドラゴンが上からどかなければ次のラウンド中に自動的に殴打ダメージを受ける。ドラゴンが押さえ込みを継続する場合、それは通常どおり戦技判定に成功しなければならない。
押さえ込まれた状態の敵は、脱出しない限り毎ラウンド押し潰しによるダメージを受け続ける。押し潰し攻撃によるダメージは、表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5倍を加えたものである。
尾による一掃(変則)/Tail Sweep サイズ分類が巨大以上のドラゴンは、1回の標準アクションとして尾を振り回して攻撃することができる。尾による一掃は、ドラゴンの接敵面の縁にある交差点の1つから、いずれかへの方向に広がる半径30フィートの半円形の範囲に作用する(超巨大サイズのドラゴンの場合、半径40フィート)。一掃の範囲内にいる、ドラゴンよりサイズ分類が4段階以上小さいクリーチャーが作用を受ける。尾による一掃は、自動的に表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5(端数切捨て)を加えたダメージを与える。作用を受けたクリーチャーは反応セーヴ(DCはドラゴンの
ブレス攻撃のものと同じ)を行うことができ、成功すればダメージを半減させることができる。
ブレス攻撃(超常)/Breath Weapon ブレス攻撃の使用は1回の標準アクションである。 一度ブレスを使用したら、1d4ラウンド後まで再びブレス攻撃を行うことはできない。ドラゴンが複数の種類の
ブレス攻撃を有している場合でも、ブレスを使用できるのは1d4ラウンドに1回だけである。
ブレス攻撃は必ずドラゴンに隣接するいずれかの交差点を起点にして、ドラゴンの選択した方向に向けて伸びる。
ブレス攻撃の形状は直線型と円錐型があり、効果範囲の大きさはドラゴンのサイズによって異なる。その
ブレス攻撃がダメージを与えるものである場合、範囲内に捉えられたクリーチャーは反応セーヴを行い、成功すればダメージを半分にできる。
ブレス攻撃に対するセーヴDCは10+ドラゴンのヒット・ダイスの1/2+ドラゴンの【耐久力】修正値である。ダメージを与えないブレス攻撃に対するセーヴにも同じDCを用いるが、どのタイプのセーヴを行うかは個々の解説を参照すること。ドラゴンは組みついていたり組みつかれていたりする場合もブレス攻撃を使用できる。
ドラゴンの付随ルール
ドラゴンの超感覚(変則)/Dragon Senses ドラゴンは有効距離120フィートの暗視と60フィートの
非視覚的感知を有する。薄暗い光の中で人間の4倍の距離を見通し、通常の明かりの下で2倍の距離を見通すことができる。
畏怖すべき存在(変則)/Frightful Presence ドラゴンの
畏怖すべき存在はドラゴンの年齢段階×30フィートに等しい効果範囲を持つ。その他の効果はモンスターの共通ルールで詳述されている。
呪文:ドラゴンは秘術呪文を修得しており、解説で示されたレベルのソーサラーとして呪文を発動することができる。その術者レベルは年齢により、それぞれの解説で示されている。
擬似呪文能力:ドラゴンの
擬似呪文能力の術者レベルはヒット・ダイス数に等しい。
ダメージ減少:ドラゴンは成長につれて、各ドラゴンの項目に示されているように
ダメージ減少を獲得する。そうしたドラゴンの肉体武器は
ダメージ減少を克服するかどうかを調べる際に、魔法の武器として扱われる。
完全耐性(変則)/Immunities 全てのドラゴンは
麻痺と睡眠の効果に対する
完全耐性を有する。加えて、ドラゴンは年齢段階にかかわりなく、種族に応じてさらに1~2種類の攻撃形態に対する
完全耐性を有する。その種類については個々の解説で述べる。
呪文抵抗(変則)/Spell Resistance 年を経るに従って、ドラゴンは、個々の解説で示されているように呪文や
擬似呪文能力への抵抗力を身につける。ドラゴンの
SRは11+脅威度に等しい。
表:ドラゴンの年齢段階
年齢段階 |
年齢(歳) |
脅威度 |
サイズ |
ヒット・ダイス |
外皮 |
ブレス攻撃 |
1 ワームリング(雛) |
0~5 |
基本値 |
基本値 |
基本値 |
基本値 |
基本値 |
2 ヴェリー・ヤング(幼児) |
6~15 |
基本値+2 |
基本値+1 |
基本値+2 |
基本値+3 |
基本値×2 |
3 ヤング(子供) |
16~25 |
基本値+4 |
基本値+2 |
基本値+4 |
基本値+6 |
基本値×3 |
4 ジュヴナイル(少年) |
26~50 |
基本値+5 |
基本値+2 |
基本値+6 |
基本値+9 |
基本値×4 |
5 ヤング・アダルト(青年) |
51~100 |
基本値+7 |
基本値+3 |
基本値+8 |
基本値+12 |
基本値×5 |
6 アダルト(成年) |
101~200 |
基本値+8 |
基本値+3 |
基本値+10 |
基本値+15 |
基本値×6 |
7 マチュア・アダルト(壮年) |
201~400 |
基本値+9 |
基本値+3 |
基本値+12 |
基本値+18 |
基本値×7 |
8 オールド(老年) |
401~600 |
基本値+11 |
基本値+4 |
基本値+14 |
基本値+21 |
基本値×8 |
9 ヴェリー・オールド(大老) |
601~800 |
基本値+12 |
基本値+4 |
基本値+16 |
基本値+24 |
基本値×9 |
10 エインシャント(太古) |
801~1,000 |
基本値+13 |
基本値+4 |
基本値+18 |
基本値+27 |
基本値×10 |
11 ワーム(長虫) |
1,001~1,200 |
基本値+14 |
基本値+4 |
基本値+20 |
基本値+30 |
基本値×11 |
12 グレート・ワーム(大長虫) |
1,201+ |
基本値+16 |
基本値+5 |
基本値+22 |
基本値+33 |
基本値×12 |
表:ドラゴンの能力値
年齢段階 |
【筋】 |
【敏】 |
【耐】 |
【知】 |
【判】 |
【魅】 |
1 ワームリング(雛) |
基本値 |
基本値 |
基本値 |
基本値 |
基本値 |
基本値 |
2 ヴェリー・ヤング(幼児) |
基本値+4 |
基本値-2 |
基本値+2 |
基本値+2 |
基本値+2 |
基本値+2 |
3 ヤング(子供) |
基本値+8 |
基本値-2 |
基本値+4 |
基本値+2 |
基本値+2 |
基本値+2 |
4 ジュヴナイル(少年) |
基本値+10 |
基本値-2 |
基本値+6 |
基本値+4 |
基本値+4 |
基本値+4 |
5 ヤング・アダルト(青年) |
基本値+12 |
基本値-4 |
基本値+6 |
基本値+4 |
基本値+4 |
基本値+4 |
6 アダルト(成年) |
基本値+14 |
基本値-4 |
基本値+8 |
基本値+6 |
基本値+6 |
基本値+6 |
7 マチュア・アダルト(壮年) |
基本値+16 |
基本値-4 |
基本値+8 |
基本値+6 |
基本値+6 |
基本値+6 |
8 オールド(老年) |
基本値+18 |
基本値-6 |
基本値+10 |
基本値+8 |
基本値+8 |
基本値+8 |
9 ヴェリー・オールド(大老) |
基本値+20 |
基本値-6 |
基本値+10 |
基本値+8 |
基本値+8 |
基本値+8 |
10 エインシャント(太古) |
基本値+22 |
基本値-6 |
基本値+12 |
基本値+10 |
基本値+10 |
基本値+10 |
11 ワーム(長虫) |
基本値+24 |
基本値-8 |
基本値+12 |
基本値+10 |
基本値+10 |
基本値+10 |
12 グレート・ワーム(大長虫) |
基本値+26 |
基本値-8 |
基本値+14 |
基本値+12 |
基本値+12 |
基本値+12 |
表:ドラゴンの攻撃と移動速度
サイズ |
飛行移動速度(機動性) |
噛みつき×1 |
爪×2 |
翼×2 |
尾の打撃×1 |
押し潰し×1 |
尾による一掃×1 |
ブレス攻撃(直線状) |
ブレス攻撃(円錐状) |
超小型 |
100フィート(標準) |
1d4 |
1d3 |
― |
― |
― |
― |
30フィート |
15フィート |
小型 |
150フィート(標準) |
1d6 |
1d4 |
― |
― |
― |
― |
40フィート |
20フィート |
中型 |
150フィート(標準) |
1d8 |
1d6 |
1d4 |
― |
― |
― |
60フィート |
30フィート |
大型 |
200フィート(貧弱) |
2d6 |
1d8 |
1d6 |
1d8 |
― |
― |
80フィート |
40フィート |
超大型 |
200フィート(貧弱) |
2d8 |
2d6 |
1d8 |
2d6 |
2d8 |
― |
100フィート |
50フィート |
巨大 |
250フィート(劣悪) |
4d6 |
2d8 |
2d6 |
2d8 |
4d6 |
2d6 |
120フィート |
60フィート |
超巨大 |
250フィート(劣悪) |
4d8 |
4d6 |
2d8 |
4d6 |
4d8 |
2d8 |
140フィート |
70フィート |
このほっそりとした暗黒龍は、心をざわつかせるような蛇の優雅さで動く。その目は中にある真紅の残り火の光が漏れているかのように輝いている。
アンブラル・ドラゴン Umbral Dragon
基本データ
脅威度 6;
サイズ 小型;
ヒット・ダイス 7d12
移動速度 40フィート
外皮 +6;
ブレス攻撃 円錐状、2d8負のエネルギー
【筋】13、
【敏】 14、
【耐】 13、
【知】 14、
【判】 15、
【魅】 14
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体
宝物 ×3
特殊能力
ブレス攻撃(超常)/Breath Weapon 負のエネルギー・ダメージを与えるが、アンブラル・ドラゴンの
ブレス攻撃はアンデッドを治癒しない。
シャドウ創造(超常)/Create Shadows エインシャント以上の年齢段階のアンブラル・ドラゴンに殺害されたあらゆるクリーチャーは、1d4ラウンド後にアンブラル・ドラゴンの支配下にある
シャドウ(8ヒット・ダイス以下の場合)または
グレーター・シャドウ(8ヒット・ダイスを超える場合)として蘇る。
生命力吸収(超常)/Energy Drain グレート・ワーム・アンブラル・ドラゴンは
噛みつきまたは
爪攻撃が命中するたびに1レベルの負のレベルを与える(1レベル、DC32)。
ゴースト・ベイン(超常)/Ghost Bane ヤング以上の年齢段階のアンブラル・ドラゴンの物理的攻撃は
非実体のクリーチャーにも通常通りダメージを与える。
影の子(変則)/Umbral Scion アンブラル・ドラゴンは
負のエネルギーへの親和性、および
生命力吸収と[即死]効果への
完全耐性を有する。
影のブレス(超常)/Shadow Breath 1日3回、アダルト以上の年齢段階のアンブラル・ドラゴンは影の円錐のブレスを吐くことができる。頑健セーヴに失敗したクリーチャーは1d4ラウンドの間
盲目状態となり、ドラゴンが有する年齢段階1つごとに1ポイントの【筋力】を
吸収される。セーヴに成功すれば、
盲目状態を無効化でき、また【筋力】
吸収を1d4ポイントに減少できる。
擬似呪文能力(擬呪)/Spell-Like Abilities アンブラル・ドラゴンは以下の
擬似呪文能力を得、列挙されている年齢段階に到達した時に回数無制限(他に説明がない限り)で使用できる。ヤング―
ダークネス; ジュブナイル―
ヴァンピリック・タッチ; アダルト―
シャドウ・ウォーク; オールド―
プロジェクト・イメージ; エインシャント―
フィンガー・オヴ・デス (3回/日);グレート・ワーム―
シェイズ。アンブラル・ドラゴンは秘術呪文と同様にクレリック呪文を使用できる。
表:アンブラル・ドラゴンの特殊能力
ヤング・アンブラル・ドラゴン 脅威度10 Young Umbral Dragon
経験点9,600
CE/大型サイズの
竜(他次元界)
イニシアチブ +5;
感覚 ドラゴンの超感覚;
〈知覚〉+17
防御
AC 22、接触10、立ちすくみ21(+12外皮、-1サイズ、+1【敏】)
hp 104(11d12+33)
頑健 +10、
反応 +8、
意志 +10
完全耐性 [冷気]、睡眠、
生命力吸収、[即死]効果、
麻痺
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行200フィート(貧弱)
近接 噛みつき=+15(2d6+7/19~20)、
爪(×2)=+15(1d8+5)、
翼(×2)=+13(1d6+2)、
尾の打撃=+13(1d8+7)
接敵面 10フィート;
間合い 5フィート(噛みつきは10フィート)
特殊攻撃 ブレス攻撃(40フィート円錐状、6d8負のエネルギー、DC18)
擬似呪文能力 (術者レベル11;精神集中+14)
修得呪文 (術者レベル1;精神集中+4)
一般データ
アダルト・アンブラル・ドラゴン 脅威度14 Adult Umbral Dragon
防御
AC 29、接触8、立ちすくみ29(+21外皮、-2サイズ)
hp 195(17d12+85)
頑健 +15、
反応 +10、
意志 +15
DR 5/魔法;
完全耐性 [冷気]、睡眠、
生命力吸収、[即死]効果、
麻痺;
SR 25
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行200フィート(貧弱)
近接 噛みつき=+23(2d8+12/19~20)、
爪(×2)=+23(2d6+8)、
尾の打撃=+21(2d6+12)、
翼(×2)=+21(1d8+4)
接敵面 15フィート;
間合い 10フィート(噛みつきは15フィート)
特殊攻撃 押し潰し、影のブレス (6【筋】)、
ブレス攻撃(50フィート円錐状、DC23、12d8負のエネルギー、DC23)
擬似呪文能力 (術者レベル17;精神集中+22)
修得呪文 (術者レベル7;精神集中+12)
一般データ
エインシャント・アンブラル・ドラゴン 脅威度19 Ancient Umbral Dragon
防御
AC 38、接触5、立ちすくみ38(+33外皮、-4サイズ、-1【敏】)
hp 337(25d12+175)
頑健 +21、
反応 +13、
意志 +21
DR 15/魔法;
完全耐性 睡眠、
生命力吸収、[即死]効果、
麻痺;
SR 30
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行250フィート(劣悪)
近接 噛みつき=+33(4d6+18/19~20)、
爪(×2)=+33(2d8+12)、
尾の打撃=+31(2d8+18)、
翼(×2)=+31(2d6+6)
接敵面 20フィート;
間合い 15フィート(噛みつきは20フィート)
特殊攻撃 押し潰し、尾による一掃、影のブレス (10【筋】)、シャドウ創造、
ブレス攻撃(60フィート円錐状、20d8負のエネルギー、DC29)
擬似呪文能力 (術者レベル25;精神集中+32)
修得呪文 (術者レベル15;精神集中+22)
一般データ
残酷で嗜虐的なアンブラル・ドラゴンは、アンデッドの肉やゴーストのエクトプラズムの味を好むが、生者の肉を貪る機会を退けることはない。
この4本角のドラゴンの青白色の鱗からは一筋の霧が出ている。ドラゴンの鼻面は短いが、鋭い歯で一杯だ。
クラウド・ドラゴン Cloud Dragon
基本データ
脅威度 5;
サイズ 小型;
ヒット・ダイス 6d12
移動速度 40フィート、水泳40フィート
外皮 +5;
ブレス攻撃 円錐状、2d8[電気]
【筋】10、
【敏】 13、
【耐】 13、
【知】 10、
【判】 14、
【魅】 13
生態
出現環境 気候問わず/空(風の元素界)
編成 単体
宝物 ×3
特殊能力
雲形態(超常)/Cloud Form アダルト以上の年齢段階のクラウド・ドラゴンは、即行アクションとして1日にそのヒット・ダイス数に等しいラウンド数の間、自分自身を一筋の雲に変化させることができる。この能力は
ガシアス・フォームと同様に機能するが、ドラゴンの飛行移動速度は変化しない。
雲のブレス(超常)/Cloud Breath グレート・ワーム・クラウド・ドラゴンの
ブレス攻撃は、その円錐の形の雲として1d4ラウンドの間残る。この雲は、そのターンの終了時に雲の範囲内にいるあらゆるクリーチャーに対して、ドラゴンの
ブレス攻撃のダメージの半分の[電気]ダメージを与える
フォッグ・クラウド として扱う(反応セーヴに成功すればダメージは半減する。DCはドラゴンの
ブレス攻撃のセーヴDCに等しい)。
霞の見通し(超常)/Mist Vision クラウド・ドラゴンは霧、雲、同様のぼんやりした効果を完全に明瞭に見通すことができる。
擬似呪文能力(擬呪)/Spell-Like Abilities クラウド・ドラゴンは以下の
擬似呪文能力を得、列挙されている年齢段階に到達した時に回数無制限(他に説明がない限り)で使用できる。ヴェリー・ヤング―
オブスキュアリング・ミスト; ヤング―
フォッグ・クラウド; アダルト―
ソリッド・フォッグ;オールド―
クラウドキル (3回/日); エインシャント―
ウィンド・ウォーク; グレート・ワーム―
ストーム・オヴ・ヴェンジャンス(1回/日)。
雷鳴の噛みつき(超常)/Thundering Bite エインシャント以上の年齢段階のクラウド・ドラゴンの
噛みつきは、命中するたびに雷鳴の轟音を産み出し、追加で2d6ポイントの[音波]ダメージを与える。グレート・ワームの雷鳴の
噛みつきは追加で4d6の[音波]ダメージを与える。
表:クラウド・ドラゴンの特殊能力
ヤング・クラウド・ドラゴン 脅威度9 Young Cloud Dragon
経験点6,400
CN/大型サイズの
竜(
風、
他次元界)
イニシアチブ +0;
感覚 霞の見通し、ドラゴンの超感覚;
〈知覚〉+16
防御
AC 20、接触9、立ちすくみ20(+11外皮、-1サイズ)
hp 95(10d12+30)
頑健 +10、
反応 +7、
意志 +10
完全耐性 [電気]、睡眠、
麻痺
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行200フィート(貧弱)、水泳40フィート
近接 噛みつき=+13(2d6+6)、
爪(×2)=+14(1d8+4)、
翼(×2)=+11(1d6+2)、
尾の打撃=+11(1d8+6)
特殊攻撃 ブレス攻撃(40フィート円錐状、6d8[電気]、DC18)
擬似呪文能力 (術者レベル10;精神集中+12)
一般データ
アダルト・クラウド・ドラゴン 脅威度13 Adult Cloud Dragon
経験点25,600
CN/超大型サイズの
竜(
風、
他次元界)
イニシアチブ +3;
感覚 霞の見通し、ドラゴンの超感覚;
〈知覚〉+24
オーラ 畏怖すべき存在(180フィート、DC22)
防御
AC 29、接触7、立ちすくみ29(+22外皮、-2サイズ、-1【敏】)
hp 184(16d12+80)
頑健 +15、
反応 +9、
意志 +15
DR 5/魔法;
完全耐性 [電気]、睡眠、
麻痺;
SR 24
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行200フィート(貧弱)、水泳40フィート
近接 噛みつき=+22(2d8+10/19~20)、
爪(×2)=+22(2d6+7)、
尾の打撃=+19(2d6+10)、
翼(×2)=+19(1d8+3)
接敵面 15フィート;
間合い 10フィート(
噛みつき は15フィート)
特殊攻撃 押し潰し、
ブレス攻撃(50フィート円錐状、12d8[電気]、DC23)
擬似呪文能力 (術者レベル16;精神集中+20)
修得呪文 (術者レベル5;精神集中+9)
一般データ
エインシャント・クラウド・ドラゴン 脅威度18 Ancient Cloud Dragon
経験点153,600
CN/巨大サイズの
竜(
風、
他次元界)
イニシアチブ +2;
感覚 霞の見通し、ドラゴンの超感覚;
〈知覚〉+34
オーラ 畏怖すべき存在(300フィート、DC28)
防御
AC 36、接触4、立ちすくみ36(+32外皮、-4サイズ、-2【敏】)
hp 324(24d12+168)
頑健 +21、
反応 +12、
意志 +21
DR 15/魔法;
完全耐性 [電気]、睡眠、
麻痺;
SR 29
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行250フィート(劣悪)、水泳40フィート
近接 噛みつき=+32(4d6+16/19~20、加えて2d6[音波])、
爪(×2)=+32(2d8+11)、
尾の打撃=+29(2d8+16)、
翼(×2)=+29(2d6+5)
接敵面 20フィート;
間合い 15フィート(
噛みつき は20フィート)
特殊攻撃 押し潰し、尾による一掃、
ブレス攻撃(60フィート円錐状、20d8[電気]、DC29)
擬似呪文能力 (術者レベル24;精神集中+30)
修得呪文 (術者レベル13;精神集中+19)
一般データ
クラウド・ドラゴンは他のドラゴンたち(とりわけクロマティック・ドラゴン)の複雑な政治的陰謀と妄執からは離れ、彼ら自身の人生を自由に、旅への気まぐれに突き動かされるままに生きることを好む。探検とはるか上空から新しい土地を見ることが、新しいクリーチャーと会話し、彼らからエキゾチックな財宝を手に入れることと並ぶ、クラウド・ドラゴンの最大の楽しみである。彼らは高山の頂に住処を置くが、家に帰るのは安全な隠れ家に安置する必要がある新しい財宝を手に入れた時だけである。
この輝かしい色のドラゴンは、さまざまな色の水晶でできた鱗、歯、爪をもつ。その翼は柔軟性のあるガラスの幕である。
クリスタル・ドラゴン Crystal Dragon
基本データ
CR 2;
サイズ 超小型;
ヒット・ダイス 3d12
移動速度 60フィート、穴掘り30フィート、登攀30フィート
外皮 +2;
ブレス攻撃 円錐形、2d4[音波]
【筋】9、
【敏】 16、
【耐】 13、
【知】 10、
【判】 11、
【魅】 16
生態
出現環境 気候問わず/地下(地の元素界)
編成 単体
宝物 ×3
特殊能力
剃刀のごとき鋭さ(擬呪)/Razor Sharp クリスタル・ドラゴンの全ての肉体武器は斬撃ダメージを与える。
光線反射(変則)/Ray Reflection エインシャント・クリスタル・ドラゴンの鱗は、光線呪文がドラゴンの
呪文抵抗を克服することに失敗した場合、光線をその源に反射する。
煌きのオーラ(超常)/Scintillating Aura グレート・ワーム・クリスタル・ドラゴンはその宝石のような鱗から半径60フィートの煌く色彩のオーラを放つことができる。このオーラの範囲内にある全ての者は毎ラウンド意志セーヴを行わなければならず、失敗した場合は1ラウンドの間、
朦朧状態(犠牲者が15ヒット・ダイス以下である場合)または
混乱状態(犠牲者が15ヒット・ダイスを超えている場合)になる。セーヴDCはドラゴンの
ブレス攻撃のセーヴDCに等しい。これは[精神作用]効果である。ドラゴンはこのオーラをフリー・アクションで抑制または起動することができる。
擬似呪文能力(擬呪)/Spell-Like Abilities クリスタル・ドラゴンは以下の
擬似呪文能力を得、列挙されている年齢段階に到達した時に回数無制限(他に説明がない限り)で使用できる。ヴェリー・ヤング―
カラー・スプレー;ジュブナイル―
グリッターダスト;アダルト―
レインボー・パターン;オールド―
ストーン・トゥ・フレッシュ (3回/日);エインシャント―
プリズマティック・スプレー(3回/日);グレート・ワーム―
インプリズンメント (1回/日)。
振動感知(変則)/Tremorsense クリスタル・ドラゴンはジュブナイルの年齢段階(30フィート)になるまで
振動感知を得ることはなく、アダルトの時点(60フィート)とオールドの時点(120フィート)で成長する。
表:クリスタル・ドラゴンの特殊能力
ヤング・クリスタル・ドラゴン CR6 Young Crystal Dragon
XP 2,400
混沌にして善/中型サイズの
竜(
他次元界、
地)
イニシアチブ +2;
感覚 振動感知30フィート、ドラゴンの超感覚;
〈知覚〉+11
防御
AC 20、接触12、立ちすくみ18(+8外皮、+2【敏】)
HP 66(7d12+21)
頑健 +10、
反応 +9、
意志 +6
完全耐性 [音波]、睡眠、
麻痺
攻撃
移動速度 60フィート、穴掘り30フィート、登攀30フィート、
飛行150フィート(標準)
近接 噛みつき=+10(1d8+4)、
爪(×2)=+10(1d6+3)、
翼(×2)=+5(1d4+1)
接敵面 5フィート;
間合い 5フィート(
噛みつきは10フィート)
特殊攻撃 ブレス攻撃(30フィート円錐状、6d4[音波]、DC16)
擬似呪文能力 (術者レベル7;精神集中+11)
一般データ
アダルト・クリスタル・ドラゴン CR10 Adult Crystal Dragon
防御
AC 27、接触10、立ちすくみ26(+17外皮、-1サイズ、+1【敏】)
HP 149(13d12+65)
頑健 +15、
反応 +11、
意志 +11
ダメージ減少 5/魔法;
完全耐性 [音波]、睡眠、
麻痺;
呪文抵抗 21
攻撃
移動速度 60フィート、穴掘り30フィート、登攀30フィート、
飛行200フィート(貧弱)
近接 噛みつき=+19(2d6+9/19~20)、
爪(×2)=+18(1d8+6)、
尾の打撃=+16(1d8+9)、
翼(×2)=+16(1d6+3)
接敵面 10フィート;
間合い 5フィート(
噛みつきは10フィート)
特殊攻撃 ブレス攻撃(40フィート円錐状、12d4[音波]、DC21)
擬似呪文能力 (術者レベル13;精神集中+18)
修得呪文 (術者レベル1;精神集中+7)
一般データ
エインシャント・クリスタル・ドラゴン CR15 Ancient Crystal Dragon
防御
AC 37、接触8、立ちすくみ37(+29外皮、-2サイズ)
HP 283(21d12+147)
頑健 +21、
反応 +14、
意志 +17
防御能力 光線反射;
ダメージ減少 15/魔法;
完全耐性 [音波]、睡眠、
麻痺;
呪文抵抗 26
攻撃
移動速度 60フィート、穴掘り30フィート、登攀30フィート、
飛行200フィート(貧弱)
近接 噛みつき=+30(2d8+15/19~20)、
爪(×2)=+29(2d6+10)、
尾の打撃=+27(2d6+15)、
翼(×2)=+27(1d8+5)
接敵面 10フィート;
間合い 5フィート(
噛みつきは10フィート)
特殊攻撃 押し潰し、
ブレス攻撃(50フィート円錐状、DC27、20d4[音波]、DC27)
擬似呪文能力 (術者レベル13;精神集中+21)
修得呪文 (術者レベル21;精神集中+29)
一般データ
クリスタル・ドラゴンは概ね善良な性質だが、その虚栄心のために時としてよそよそしく高慢に見えることがある。その外見に対して受けたいかなる侮辱もクリスタル・ドラゴンを怒り狂わせるだけだ。これが問題なのは、ほとんどのクリスタル・ドラゴンは誰も意図していない場合であっても侮辱とみなす傾向があるからだ。クリスタル・ドラゴンは地下の住処を好み、しばしば何十年あるいは何百年もの間、その広大な洞窟のねぐらから地上の世界に出ずに済ます。
クリスタル・ドラゴンは厳格で強迫観念にとらわれさえする傾向にある。その個性は彼らの鱗の切り子面の正確で秩序だった天性の反映である。クリスタル・ドラゴンの棲みかはよく整理された場所である。このドラゴンは無造作に広がった古典的なドラゴンの宝物庫の観念を恥ずかしいものと感じている。
青緑の頸のひだ飾りがこのドラゴンの頭部から背中に延び、きらめく鱗と鰭のようなトサカのある体につながっている。
ブライン・ドラゴン Brine Dragon
基本データ
脅威度 3;
サイズ 超小型;
ヒット・ダイス 4d12
移動速度 60フィート、水泳60フィート
外皮 +3;
ブレス攻撃 直線状、2d6[酸]
【筋】16、
【敏】 15、
【耐】 11、
【知】 13、
【判】 10、
【魅】 11
生態
出現環境 気候問わず/水界(水の元素界)
編成 単体
宝物 ×3
特殊能力
転覆(変則)/Capsize オールド以上の年齢段階のブライン・ドラゴンは、突撃行動として戦技判定を行い、ボートや船を転覆させようと試みることができる。この判定のDCは25またはボートの船長の
〈職能:船乗り〉判定の結果のいずれか高い方である。船のサイズ分類がブライン・ドラゴンのサイズよりも1大きいごとに、ドラゴンは判定に-10の累積するペナルティを受ける。
水を奪う噛みつき(超常)/Desiccating Bite エインシャント・ブライン・ドラゴンの
噛みつきは、通常のダメージに加えて1d2ポイントの【筋力】
吸収を与える。グレート・ワーム・ブライン・ドラゴンの
噛みつきは1d4ポイントの【筋力】
吸収を与える。頑健セーヴ(DCはドラゴンの
ブレス攻撃のDCに等しい)に成功した場合は【筋力】
吸収を無効化できる。
痛撃(超常)/Painful Strikes グレート・ワーム・ドラゴンの肉体武器は塩と酸の結晶がついており、これらの攻撃の1つでクリーチャーに打撃を与えるたびに、目標は頑健セーヴ(DCはドラゴンの
ブレス攻撃のDCに等しい)を行わなければならず、失敗した場合は1ラウンドの間苦痛のために
朦朧状態になる。
擬似呪文能力(擬呪)/Spell-Like Abilities ブライン・ドラゴンは以下の
擬似呪文能力を得、列挙されている年齢段階に到達した時に回数無制限(他に説明がない限り)で使用できる。ヴェリー・ヤング―
スピーク・ウィズ・アニマルズ (魚類のみ); ヤング―
オブスキュアリング・ミスト; ジュブナイル―
ウォーター・ブリージング; アダルト―
コントロール・ウォーター; エインシャント―
ホリッド・ウィルティング (3回/日); グレート・ワーム―
ツナミ (3回/日)。
表:ブライン・ドラゴンの特殊能力
ヤング・ブライン・ドラゴン 脅威度7 Young Brine Dragon
経験点3,200
LN/中型サイズの
竜(
他次元界、
水)
イニシアチブ +5;
感覚 ドラゴンの超感覚;
〈知覚〉+12
防御
AC 20、接触11、立ちすくみ19(+9外皮、+1【敏】)
hp 68(8d12+16)
頑健 +8、
反応 +7、
意志 +7
完全耐性 [酸]、睡眠、
麻痺
攻撃
移動速度 60フィート、
飛行150フィート(標準)、水泳60フィート
近接 噛みつき=+15(1d8+10)、
爪(×2)=+15(1d6+7)、
翼(×2)=+10(1d4+3)
特殊攻撃 ブレス攻撃(60フィート直線状、6d6[酸]、DC16)
擬似呪文能力 (術者レベル8;精神集中+9)
修得呪文 (術者レベル1;精神集中+2)
一般データ
アダルト・ブライン・ドラゴン 脅威度11 Adult Brine Dragon
防御
AC 27、接触9、立ちすくみ27(+18外皮、-1サイズ)
hp 147(14d12+56)
頑健 +13、
反応 +11、
意志 +12
DR 5/魔法;
完全耐性 [酸]、睡眠、
麻痺;
SR 22
攻撃
移動速度 60フィート、
飛行200フィート(貧弱)、水泳60フィート
近接 噛みつき=+23(2d6+15)、
爪(×2)=+23(1d8+10)、
尾の打撃=+18(1d8+15)、
翼(×2)=+18(1d6+5)
接敵面 10フィート;
間合い 5フィート(
噛みつきは10フィート)
特殊攻撃 ブレス攻撃(80フィート直線状、12d6[酸]、DC21)
擬似呪文能力 (術者レベル14;精神集中+17)
修得呪文 (術者レベル7;精神集中+10)
一般データ
エインシャント・ブライン・ドラゴン 脅威度16 Ancient Brine Dragon
経験点76,800
LN/超大型サイズの
竜(
他次元界、
水)
イニシアチブ +3;
感覚 ドラゴンの超感覚;
〈知覚〉+30
オーラ 畏怖すべき存在(300フィート、DC26)
防御
AC 37、接触7、立ちすくみ37(+30外皮、-2サイズ、-1【敏】)
hp 275(22d12+132)
頑健 +19、
反応 +14、
意志 +18
DR 15/魔法;
完全耐性 [酸]、睡眠、
麻痺;
SR 27
攻撃
移動速度 60フィート、
飛行200フィート(貧弱)、水泳60フィート
近接 噛みつき=+34(2d8+21、加えて1d2【筋】)、
爪(×2)=+34(2d6+14)、
尾の打撃=+29(2d6+21)、
翼(×2)=+29(1d8+7)
接敵面 15フィート;
間合い 10フィート(
噛みつきは15フィート)
特殊攻撃 押し潰し、転覆、
ブレス攻撃(100フィート直線状、20d6[酸]、DC27)、水を奪う噛みつき
擬似呪文能力 (術者レベル22;精神集中+27)
修得呪文 (術者レベル15;精神集中+20)
一般データ
ブライン・ドラゴンは生まれつき邪悪なわけではないが、親切や博愛のための忍耐力はほとんど持たない。歳を取るにつれ、彼らはますます頑固で力に固執するようになる。アダルトの年齢段階で、ブライン・ドラゴンは人間、
マーフォーク、
ロキャーサ、さらには
サフアグンのような“下等種族”の一団を支配していなければ、自分は失敗したと考える。
このドラゴンの漆黒の鱗の間には輝く溶岩の小川が、翼の膜には熱い光で燃えるような静脈が走っている。
マグマ・ドラゴン Magma Dragon
基本データ
脅威度 4;
サイズ 超小型;
ヒット・ダイス 5d12
移動速度 40フィート
外皮 +4;
ブレス攻撃 円錐状、2d6[火炎]
【筋】13、
【敏】 16、
【耐】 13、
【知】 12、
【判】 12、
【魅】 11
生態
出現環境 気候問わず/山岳または地下(火の元素界)
編成 単体
宝物 ×3
特殊能力
マグマの墓(超常)/Magma Tomb 1日に1回、グレート・ワーム・マグマ・ドラゴンは120フィート以内にいる目標に向って溶岩を吐き、
ブレス攻撃が通常与えるダメージを与えることができる。このマグマはすぐに冷え、継続的にダメージを与えることはないが、犠牲者を“
捕獲”する(
モンスターの共通ルール参照。DCはドラゴンの
ブレス攻撃のセーヴDCに等しい、3d6分間、硬度8、ヒット・ポイント45)。
マグマのブレス(超常)/Magma Breath 1日3回、エインシャント以上の年齢段階のマグマ・ドラゴンは火の代わりに円錐状の溶岩のブレスを吐くことができる。ダメージには変更がないが、マグマはそれにダメージを受けた者に付着し、その後1d3ラウンドの間毎ラウンド半分のダメージを与える。このマグマは冷えた後は塵になってしまう。
擬似呪文能力(擬呪)/Spell-Like Abilities マグマ・ドラゴンは以下の
擬似呪文能力を得、列挙されている年齢段階に到達した時に(他に説明がない限り)回数無制限で使用できる。ヴェリー・ヤング―
バーニング・ハンズ; ジュブナイル―
スコーチング・レイ; アダルト―
ウォール・オヴ・ファイアー; オールド―
ファイアー・シールド(ウォーム・シールド、常時発動); エインシャント―
ディレイド・ブラスト・ファイアーボール (3回/日); グレート・ワーム―
ウォール・オヴ・ラヴァ。
超高熱(超常)/Superheated ヤング以上の年齢段階のマグマ・ドラゴンの
噛みつき攻撃は、その年齢段階に等しい[火炎]ダメージを追加で与える。
表:Magma Special Abilities
ヤング・マグマ・ドラゴン 脅威度8 Young Magma Dragon
経験点4,800
CN/中型サイズの
竜(
他次元界、
火)
イニシアチブ +6;
感覚 ドラゴンの超感覚;
〈知覚〉+14
防御
AC 22、接触12、立ちすくみ20(+10外皮、+2【敏】)
hp 85(9d12+27)
頑健 +11、
反応 +8、
意志 +10
完全耐性 [火炎]、睡眠、
麻痺
弱点 [氷雪]への
脆弱性
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行150フィート(標準)
近接 噛みつき=+17(1d8+12、加えて3[火炎])、
爪(×2)=+17(1d6+8)、
翼(×2)=+12(1d4+4)
特殊攻撃 ブレス攻撃(30フィート円錐状、6d6[火炎]、DC17)
擬似呪文能力 (術者レベル9;精神集中+10)
修得呪文 (術者レベル1;精神集中+2)
一般データ
アダルト・マグマ・ドラゴン 脅威度12 Adult Magma Dragon
防御
AC 29、接触10、立ちすくみ28(+19外皮、-1サイズ、+1【敏】)
hp 172(15d12+75)
頑健 +16、
反応 +10、
意志 +15
DR 5/魔法;
完全耐性 [火炎]、睡眠、
麻痺;
SR 23
弱点 [氷雪]への
脆弱性
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行200フィート(貧弱)
近接 噛みつき=+22(2d6+12/19~20、加えて6[火炎])、
爪(×2)=+22(1d8+8/19~20)、
尾の打撃=+17(1d8+12)、
翼(×2)=+17(1d6+4)
接敵面 10フィート;
間合い 5フィート(
噛みつきは10フィート)
特殊攻撃 ブレス攻撃(40フィート円錐状、12d6[火炎]、DC22)
擬似呪文能力 (術者レベル15;精神集中+18)
修得呪文 (術者レベル7;精神集中+10)
一般データ
エインシャント・マグマ・ドラゴン 脅威度17 Ancient Magma Dragon
経験点102,400
CN/超大型サイズの
竜(
他次元界、
火)
イニシアチブ +4;
感覚 ドラゴンの超感覚;
〈知覚〉+32
オーラ 畏怖すべき存在(300フィート、DC26)
防御
AC 39、接触8、立ちすくみ39(+31外皮、-2サイズ)
hp 310(23d12+161)
頑健 +22、
反応 +13、
意志 +21
DR 15/魔法;
完全耐性 [火炎]、睡眠、
麻痺;
SR 28
弱点 [氷雪]への
脆弱性
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行200フィート(貧弱)
近接 噛みつき=+33(2d8+18/19~20、加えて10[火炎])、
爪(×2)=+33(2d6+12/19~20)、
尾の打撃=+31(2d6+18)、
翼(×2)=+31(1d8+6)
接敵面 15フィート;
間合い 10フィート(
噛みつきは15フィート)
特殊攻撃 押し潰し、
ブレス攻撃(50フィート円錐状、DC28、20d6[火炎] に加えて特殊)、マグマのブレス
擬似呪文能力 (術者レベル23;精神集中+28)
修得呪文 (術者レベル15;精神集中+20)
一般データ
興奮しやすく暴力的な爆発を起こしやすいマグマ・ドラゴンは、ほとんどの他のドラゴンから危険なほど狂っているとみなされている。この決め付けはしばしば事実だと分かる。それが攻撃してくるか、あるいは会話をしようとしてくるかするまで、マグマ・ドラゴンの精神状態を予測することができる者はほとんどいない。マグマ・ドラゴンの側からすれば、自分の行動は全て正当化できる――そうする必要は滅多に感じないが――ものである。
最終更新:2016年11月12日 06:50