この巨大な鳥は嵐の空に色をした羽毛を持ち、その体の上を踊る稲妻により、類似性がより一層高まっている。
サンダーバード 脅威度11 Thunderbird
経験点12,800
N/巨大サイズの
魔獣
イニシアチブ +7;
感覚 嵐の見通し、暗視60フィート、夜目;
〈知覚〉+20
オーラ 嵐のオーラ (100フィート)
防御
AC 25、接触10、立ちすくみ21(+1回避、+15外皮、-4サイズ、+3【敏】)
hp 147(14d10+70)
頑健 +14、
反応 +12、
意志 +9
完全耐性 [音波]、[電気]
攻撃
移動速度 30フィート、
飛行120フィート(良好)
近接 爪(×2)=+18(2d6+8/19~20、加えて“
つかみ”)、
噛みつき=+18(2d8+8/19~20)
遠隔 雷撃=+13遠隔接触(6d6[電気]および6d6[音波])
接敵面 20フィート;
間合い 20フィート
擬似呪文能力力 (術者レベル11;精神集中+12)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/丘陵または山岳
編成 単体
宝物 なし
特殊能力
雷撃(超常)/Thunderbolt サンダーバードは標準アクションとして、広げた羽根から雷と稲妻の光線を撃つことができる。この攻撃は有効距離200フィート(射程単位無し)で、遠隔接触攻撃である。雷撃によってクリティカル・ヒットを受けたクリーチャーは、DC22の頑健セーヴに失敗した場合は、1ラウンドの間、
朦朧状態と
聴覚喪失状態になる。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
嵐のオーラ(超常)/Storm Aura サンダーバードは中心部から吹き荒れ、オーラの境界線で速やかに消え去る、半径100フィートの強風に取り囲まれている。この範囲内では、遠隔武器(攻城兵器を除く)は命中に-4のペナルティを被り、
〈飛行〉判定は-4のペナルティを被り、露出している炎は消えてしまう。小型サイズのクリーチャーはサンダーバードに向って移動するためには、DC10の【筋力】判定(地上にいる場合)あるいはDC20の
〈飛行〉判定を行なわなければならず、また超小型以下のサイズのクリーチャーは後方に吹き飛ばされることがある(地上にいてDC15の【筋力】判定に失敗した場合は1d4×10フィート、飛行中でDC25
〈飛行〉判定に失敗した場合は2d6×10フィート)。地上にいるクリーチャーが押し戻された場合は10フィートごとに1d4ポイントの非致傷ダメージを受け、飛行中のクリーチャーが押し戻された場合は距離に関わらず2d6ポイントの非致傷ダメージを受ける。それに加えて、1d4ラウンドごとに1回、稲妻がサンダーバード以外の嵐のオーラの範囲内にいるランダムなクリーチャーを襲う。この稲妻は12d6ポイントの[電気]ダメージ(DC22の反応セーヴで半減)を与える。稲妻のセーヴDCは【耐久力】に基づいているが、風の効果に対抗するセーヴDCは固定である。
嵐の見通し(変則)/Stormsight サンダーバードは
フォッグ・クラウド、
オブスキュアリング・ミストや同種の呪文によって作り出された天候の効果による全ての視覚に対するペナルティや視認困難を無視する。
サンダーバードはその翼で嵐を引き起こす。日照りの時には彼らは喜びと祝祭で歓待される。それ以外の時には洪水が起きる前に去ってもらおうと、貢物で宥められる。怒ったときは、サンダーバードはハリケーンを呼び起し、村全体を瓦礫にすることができる。そのため、この鳥たちが住んでいる地域では、多くの村で地域のサンダーバードを宥め崇めるための費用の掛かる儀式が行なわれている。
サンダーバードは滝の基部の近くに巣を作り、そこでの絶えざる水が砕ける音により、嵐の中心で雛が命を得る準備を行う。雛が孵化した後、両親は仔を山の頂上の巣に運び、そこで仔は稲妻に打たれ、嵐の神秘を学ぶ。
最終更新:2016年11月12日 06:48