Lehko Habhoka (詳細・ネタバレ編)


  • ミスラ♂、独自フェイス、通常配置無し
  • 突然現れた謎の人物。出身地その他、名前以外不明。
  • クリスタル大戦時の大魔元帥Robel-Akbelに作戦参謀として紹介された。


  3/11/08の大型バージョンアップの際に公式の画像にもチラッとだけ登場した時点で「何者だ?」と話題になっていたレコ・ハボッカ。その正体は多くのプレイヤーに衝撃を与える「初の男ミスラ」。今後も過去ウィンダスクエストの重要人物となりそうな彼の登場を特集してみた。
  なお上の写真は管理人のリアル友人曰く「猫がご満悦の時の表情にそっくり!」ということで抜擢。今までの野生的で「山猫」のような雰囲気が強かった女性ミスラに比べて、レコは人懐っこく強かな印象を強く感じさせる猫そのものの雰囲気に近いようだ。

  なお、このページはレコのキャラクターとしての側面に関する場面・考慮をまとめる為、クエストでの彼を追いたい人は別ページを参照にして頂きたい⇒Lehko Habhoka/作戦参謀時代 (詳細・ネタバレ編)

突然紹介されたロベルアクベルの「参謀」

  レコの登場はそもそもが、あまりに唐突である。クエスト「憂国の使者」の冒頭で見られる各戦闘魔導師団長を集めた緊急会議にて、元帥Robel-Akbelがこう切り出したのだ。


ほんの一瞬の登場。参謀にも関わらず他の面子にすら顔を見せていない。

Robel-Akbel : 魔法防壁に万一のことあらば、カルゴナルゴは存外もろいぞ。要所へのミスラ傭兵の配置、くれぐれも怠るな。……それから彼を参謀として置く。ミスラ兵の扱いについて、意見を仰ぐがよい。

  ミスラ傭兵団を強く薦めるRobel-Akbelの発言は、カルゴナルゴ城砦における魔法防壁がヤグード教団によって破られる可能性がある事、そして前回のクエスト「禍つ闇、襲来」の最後のほうでミスラ傭兵団の代表格Romaa Mihgoらの協力を得た事への伏線と思われる。
  そして今回重要となるのは台詞の後半である。「参謀としておく」といわれた人物、そして「ミスラ兵の扱いについて」詳しいという説明。しかし参謀という重要ポストにも関わらずこの人物は実際の会議には参加せず、この紹介のときも遠くに「居る」のを暗示させるのみだった。
  実際の登場は、会議も終わり、Robel-Akbelがレコの居る奥の部屋に戻った時である。


「参謀」と呼ばれた人物の初めての台詞・間近のカットシーン。

??? : いよいよ「らしく」なってきた。忘れてはいないようだね?
Robel-Akbel : ヤグードどもが知略、侮れぬ。城砦の守りに一分の隙あらば必ずそこを突いてこよう。だがその間に敵将が寝首、掻くことができれば……大義を為す代償に犠牲の多寡は問わぬ……。
??? : ……へぇ。そりゃ頼もしいね。
Robel-Akbel : 我はなさねばならぬ。かの方のために……。
??? : お手並み拝見、といこう……


フェイス、全体的な絵図は避けられ謎めいた雰囲気を強調していた。

  この場面は、Robel-Akbelが並ならぬ決意でこの戦争に挑んでいる様(本心)と、謎の人物の不思議な立場にスポットを当てた会話となっている。特に謎の人物の、戦争という時世に対して少々浮世離れしている印象や、「参謀」と言われていた割には傍観するかのような姿勢が伺える。


この最後のシーンで一瞬、黒い尻尾が見え、一部では「ミスラ!?」と話題になった。なお色合いや形が今までのミスラ(明るいキャラメル色から茶褐色へのグラデーション)と異なった尻尾である事にも注目したい。

  謎を抱えたまま、この謎の人物(後のレコ・ハボッカ)の正体は次のクエストへ持ち越される形になっている。なお、実際の彼のシーンを見たい方は下の動画を見て頂けたら雰囲気を味わえると思い抜擢してみた。


予想以上にモテモテ?初の「オスラ」の存在

  実にサービス開始から6年目。その存在は明言されながらも、キャラクターとしては一切登場しなかった男性のミスラ(通称「オスラ」)。このレコ・ハボッカが事実上、ヴァナ・ディールでプレイヤーが初めて(現時点では唯一)接触する男性ミスラとなる。元々男性のオスラは固体が少ないとされ、貴重さ故に南方にあると噂されるミスラ本国で籠もっている、と長らく言われていた存在である。あまりに登場しないために色々と(エロネタ含む)ネタにされてきたが、レコ・ハボッカの登場で実際に男性のミスラがどのように扱われているのか垣間見ることが出来る。
  人数が少ない、ということでモテモテなのは大人数のプレイヤーの予想通りと思われるが、実際に見ると圧巻そのものである。そのシーンとは、カルゴナルゴ城砦・ウィンダス聖都防衛戦で勝利を収めたミスラ傭兵団にスポットが当たった時に見れる。勝利で緊張感から開放され、更に珍しい男性のミスラが登場したと言う事でミスラ傭兵団は一気に華やいだ雰囲気に包まれていた。


奥でうっとりしているDhea Prandolehが、普段の口調とまったく違うのにも注目したい。

特にコブラ傭兵団のTihl Midurhi、そして猛虎団副団長のNhiko Rhaabelが猛アタック。

Dhea Prandoleh : ねえねえ、本国から来たの?
Lehko Habhoka : さぁ、どう思う?
Nhiko Rhaabel : なあなあ あんさん、ブルーテールお好き?港のほうで一緒に釣りはらへん~?
Lehko Habhoka : うん、いいね。
Tihl Midurhi : ずるーい!さっき、私と一緒にご飯食べる約束したのよ!

  モテモテっぷりもさることながら、猛アタックをする女子達のあしらい方も慣れた感じで、プレイボーイにも似た雰囲気を感じる。しかしダブルブッキングは駄目だろう。


別の人物に興味を持ったレコは、ふと女子達から離れる。


なんと、投げキッスである。

メロメロと骨抜きにされるミスラ軍団。どこのジゴロでしょうか?


その後も女子に囲まれたレコが見られる。

団長達の反応は?

  一方、傭兵団の浮かれっぷりに呆れた様子を見せたのがRomaa Mihgoである。一応彼女は、戦闘中にレコに助けられた身なわけだが、その心境は複雑なのかもしれない。

Perih Vashai :……男のミスラか。珍しいな。
Romaa Mihgo :ふぅん、モテモテだね……。
Perih Vashai :こちらの大陸では珍しいからな。無理もない。ふふ、気になるのか?
Romaa Mihgo : べ、べつに!


急にそっぽを向いてムキに否定。

  特にアトルガン実装以降に登場してきた女性キャラクターは、一部現代の「萌え文化」を意識した作りになっているものも多く、Romaa Mihgoのこの態度も「ツンデレ」っぽいと取れる。その真意は(一応)否定している為不明ではある。
  一方Perih Vashaiは、レコにそれなりの関心を見せている。しかしそれは異性に対するものとは明らかに異なっているようだ。

Perih Vashai : しかし、レコ・ハボッカ……?レコ……
Romaa Mihgo : おやぁ?ペリィ団長も気になるのかなぁ?


異性として、というより存在自体にひっかかる様子のPerih Vashaiと、それを茶化すRomaa Mihgo

  その返答として、Perih Vashaiは無言でRomaa Mihgoを睨んでいる。そしてRomaa Mihgoはそれに呆れた様子で退散する為に会話はここで途切れる。しかし二人が「ミスラ傭兵団の中心人物」でもあるわけで、今後レコ・ハボッカと絡む展開もあると思われる。(ちなみに、Perih Vashaiはこの段階で既に子持ちの筈である)
  なお、他の傭兵団長に関してはことごとく「王子サマ」「レコさま」と追い掛け回す程の熱愛ぶりを見せる。あまりの「発情」っぷりに足止めに殺そうとするものまで。レコは食事も取らず逃げ回るハメになったようだ。


冒険者という存在とまだ見えぬその真意

  上記のコラムで、レコが興味を示して華やいだミスラの女子達から離れたのは、遠巻きに冒険者(プレイヤー)を見かけた為だった。ウィンクと投げキスでその場をはぐらかしたレコは、足早に冒険者の所に来た。

Lehko Habhoka :……あ、きみ。見てたよ。城砦でずいぶん活躍してただろう?……ふぅ~ん……


冒険者に興味津々といった感じである。

  その後のレコの反応は種族・性別によって異なるが、「顔を近付けて冒険者の臭いを嗅ぐ」という流れは一緒のようだ。(管理人が見た限り、タルタルだと子供のようにあやしながら近づき頭に顔を寄せ、エルヴァーンの男性だときわどい所に興味を示す形になっていた)異性にも当然ながら、同性に対してもこの態度で接するため、一種異様なセクハラを受けた気持ちになったプレイヤーも居たのでは無いだろうか。

Lehko Habhoka : (くんくんくん……) 悪くない……

  なお、冒険者が女性の場合「……あっ、ごめん。レディに失礼だったかな。」の台詞が追加される。男性(タル除)はもっと露骨に匂いを嗅ぐ上に種族によってはきわどい位置、しかも誤らない。どこまでもマイペース(?)である。更に男性冒険者は「お兄さん」と言うが女性冒険者には「お嬢さん」と言う。(※こいつ……タラシ具合ではヴァナ不動の一位を誇っていた某策士をアッサリと上回っているとしか思えない……!)
  満足をしたようにニッコリ微笑んだレコは、自己紹介をした後で「きみに興味があるな。友だちになってよ?」と続ける。正直セクハラまがいな事をされて「悪くない」とか言われた後でそういわれてもツッコミ所満載ではあるが、冒険者が返事をする間もなく彼は立ち去る。そしてこのクエスト「降臨、異貌の徒」をクリアした冒険者の称号は「レコ・ハボッカの友人」となる。
  そしてクエスト終盤、天の塔の一室に場面は移る。元帥として「ある仕事」を終えてきたRobel-Akbelと、部屋で一人チェスをしているレコの会話シーンである。ここでのやりとりは、外では見られない二人の「素」のやり取りという意味合いが強いようだ。

Lehko Habhoka :あぁ……可哀そうに……。ひどいことするなぁ……
Robel-Akbel :……呆れたな。貴下の口がそれを言うか。
Lehko Habhoka :そう……?


Robel-Akbelがしてきた事を見透かしたような発言の後、意味深に微笑むレコ。

  なにやら強い決意と覚悟を感じさせるRobel-Akbelに対し、レコは「今回」は面白そうなピースを見つけたから満足だと言う。まるで現状、そして戦争をチェスのように楽しんでいるかの様子である。


Lehko Habhoka :ナイト? ビショップ?ひょっとして、クィーン?それとも、とても元気なよく動くポーン……?

Lehko Habhoka :…………。ふむ、悪くない……

  そう言いながら、満足そうにチェス盤を見回して頷くレコ。チェスのコマとして例えている「おもしろそうなピース」が冒険者を指しているのは容易に想像がつくが、現時点では彼の真の目的等が一切見えてこない。彼が見据えているのは一体何なのか、今後の展開に期待したいところである。
  なお、これはページ下部のコラムへも続いていく。

罪狩りのミスラが断片的に明かすレコの過去

  クエスト「勃発、ミスラ大戦」にて、レコに意外な訪問者が訪れる。彼の魅力に殺気立ちさえしていたミスラ傭兵団団長の面々から逃げるようにサルタバルタに出たレコは、ホルトト遺跡の魔法塔上で休憩していた。


来訪者の気配に声をかけるレコ。

Lehko Habhoka :……これはこれはレディ・スカリーG。我が城にお招きできて光栄の極みだよ。
Shikaree G:減らず口を慎んだらどうだ、レコ?


相手はなんとShikaree G、罪狩りのミスラだった。

Shikaree G:例の件で火の一族からは夥しい犠牲者が出た。本国のガ・ナボでは、いまだ騒乱つづきだ。おまけに、ウィンダスの募兵にそそのかされて、多くの同胞がこの大陸に渡って、命を落としつつある。しかも、例の親子の行方もようとして掴めぬ……。なにかがおかしい。そう思っていたら……やはりお前の登場ときた。レコ・ハボッカ!
Lehko Habhoka :わぁぉ、怖いなあ。さすが罪狩りのミスラだ。


それを茶化すかのように見下ろすレコ。

  明らかに友好的な関係ではないようだ。しかし更に衝撃的な会話は続いていく。

Lehko Habhoka:でもどうしてそこまで、僕に執着するの?そんなに、僕の首が欲しいの?
Shikaree G:……ああ、お前が本当にレコならな!
Lehko Habhoka:……。
Shikaree G:レコ・ハボッカは氷湖に沈んだはずだ……この私の手によって……誰にも知られず……。
Lehko Habhoka:ふぅん、じゃあ、僕は何者なんだろうねえ?ひょっとして、アンデッド?
Shikaree G:ふざけるな! 降りてこい!この刃に問うてやる。

  Shikaree Gの主張が正しければ、彼女自身の手で殺しているようなのだ。罪狩りのミスラが仕留めるということは、すなわちミスラ社会では重罪人。一体レコは、過去に何をしたというのか?そして今ここにいるレコは何者なのか?少なくとも外見的に別人であれば、Shikaree Gもこのように「レコ・ハボッカ」として責め立ててはいないだろう。これは、一体何を意味しているのか。
  ともあれ、レコは彼女の命令に素直に従い、塔から滑り降りてきた。


それを確認するとShikaree Gは何か光る物体を解き放った。

Lehko Habhoka:……おや、それは「王の涙虫」?
Shikaree G:この虫は見逃さない。罪人についている匂い……決して消すことのできない、永遠の匂いを……。
Lehko Habhoka:なかなか策士だねぇ。悪くない、でも……


王の涙虫を、忍ばせたナイフで打ち落とす。

Shikaree G:なにをする!
Lehko Habhoka:無粋だよ。こんな虫にあれこれ詮索されるのは好みじゃない。

  王の涙虫は、実は狩人AFクエストにも登場している、罪狩りのミスラが咎人を見つけ出すために使うものである。それを打ち落とすレコは、上記のセリフを踏まえると王の涙虫を使って「氷湖に沈んだはずのレコ」とは別人である事を隠すために行った、という読みも出来る(純粋に虫に纏わりつかれるのが嫌だというのもあるかもしれないが)。

Lehko Habhoka : 知りたいことがあるなら、閨でゆっくり教えてあげてもいいけど……ただ、もうちょっとだけ待ってほしいんだ。いま、こちらの大陸はじつに興味深い局面でね。結末を見たいんだよ。その後なら、よろこんでこの首を差し出すよ。その罪狩りの刃の前にね。
Shikaree G : 罪から逃れる術はない……忘れるなよ、レコ・ハボッカ。


なお「閨」とは現代風に言うと「ベッド」。相変わらずおませさんである。

  ここで冒険者が登場する為、Shikaree Gはその場を去り、残ったレコも冒険者に対して彼女との関係をはぐらかし、話は進んでいく。
  続くクエスト「淑女たちの饗宴」の最後に再び現れるShikaree G は、アラゴーニュ作戦で散っていったミスラの戦士たちの身元、及び死因を記録する作業を行っていた。これもまた罪狩りのミスラの仕事と思われるが、時々辛そうにしていて生々しい場面でもある。


Shikaree G:……42、ボーラジャ家のティユ。大腿部に矢創……失血死。43、マラワヤ家のコッピ。頭部損壊……即死。45、……個体識別不能。死因は……うう……死因は……不明。どれほどの……いったい、どれほどの同胞の血を啜れば……どれほどの罪を重ねれば、満足するというのだ?レコ・ハボッカ!!

  これは、過去にも(以前の?)レコ・ハボッカが現在と同様に指揮官的な地位に就いており、それが原因で大量の同胞が死んでしまった過去を暗示させるかのようだ。そして「同胞殺し」は重罪。無情に戦場で果ててしまった仲間達の亡骸を前に、叫ぶShikaree G 。そしてそれに応えるかのように、聖都ウィンダスに戻っていたレコも呟く。


Lehko Habhoka:よく見ておけ。あるいは、音に聞け。すべてのミスラの同胞たち……。お前たちがその存在を罪と呼び、忌みし者がこの世界で何を成すかを……。

  これはレコ自身について語っているものと思われる。しかし、先のクエストでのやりとりからしても、この「レコ」は本来の「レコ」とは別人である可能性もある。このシーンは一体何を意味するのか……。

レコと冒険者、急接近?

  傭兵団長達に追いかけられて、サルタバルタへと逃げていったレコ。愛しの「王子サマ」に逃げられていきり立つ面々をなだめる為に、冒険者はレコを探しに行かされてしまう。そのとき、レコは上記の通りShikaree G と「密会」していた。現れた冒険者にレコは顔色一つ変えずに迎えた。

Lehko Habhoka:で、今日は僕になんの用?いや、待って。当ててみせよう。ロマー嬢に言われて僕を連れに来た……図星だろう?悪いけど、お断りだよ。だって、考えてもみて。あの熱烈レディたちの猛攻にさらされたらこの僕の柔な身体は3日と持たないよ。……。……うっ!ぉ……

  当の騒ぎの元凶だったレコは、冒険者の呼び掛けに応じない姿勢だが、そこで突然倒れこんでしまう。


Lehko Habhoka:おなかすいた……

  なんと、ミスラの女性たちから逃げ回っている間、ほとんど食事をしてなかったと明かすレコ。羨ましいながらもみじめな姿である。

Lehko Habhoka:ううぅぅん、残念だ……これから、きみの力になろうと思ってたとこだったのになぁ……。ううぅぅん……お腹がすいて動けないよ……。ねえ、<PC Name>。なにか食べ物をくれないかな?そう、できれば、美味しいものを……。

  先ほどはキッパリ「お断り」と言ったのに、なんとも都合の良い話である。しかし、レコを連れ戻すように言われている冒険者は仕方なくアドバイスを請う為にRomaa Mihgoのもとに急ぎ、「都会育ちのレコが喜びそうなもの」を渡すように指示され、ミスラが好むもののアドバイスを彼女や他の傭兵団のミスラ達に聞き込みを開始。そして「森ブナ」「サイレドンの黒焼き」「グリーディ」「ピピラ」の候補があげられ、冒険者はそれを手に入れる為に走ることになった。

レコまっしぐら!イケメンが台無しの衝撃シーン……
  冒険者が「美味しいもの」を携えて戻ってきた頃には、レコは軽やかに塔を駆け下りるほどの元気はもうなかった。


ズルズルと天辺からずり落ちてくる。

そのままボテッと転がり落ち、仰向けに倒れる。

しかし、冒険者から美味しそうな香りがするのを感じ、飛び上がり確認。

Lehko Habhokaはまっしぐらだ!(本当にログに出る)

そのまま冒険者の足元へスライディング。

Lehko Habhokaは涎を垂らしている……(本当にログに出る)

  なお、ここで犬派のプレイヤーの為のサービスか、レコにすぐに食事をさせない「マテ」が可能である。単純に「Lehko Habhokaは〇〇〇が食べたいようだ……」のログが出て、再び渡すかどうかの選択肢が出てくるだけだが、面白い。そして、ここで「いいえ」ではなく「はい」を選んだ場合……。


冒険者に飛び掛るレコ

  その後の食事シーンに関しては、衝撃的なので現時点では敢えて伏せておこうと思う。どうしても気になる方は上の方にある動画を参考にしていただきたい。


満腹になったレコはいつものイケメンポーズを取るが、なんかもう色々とイメージ急変。

食後の「お散歩」、レコと冒険者の会話
  すっかり「ご馳走」に大満足したレコは、冒険者を散歩へと誘う。丁度場所は西サルタバルタの海岸沿い、静かな海を眺めながら、冒険者はレコに様々な質問をぶつける機会が与えられる(回数等は、与えたご馳走の質・量により変わるとの噂もある)。
  どこまでが本心かはわからないが、クリスタル大戦やレコ自身について、多くの情報をレコの口から聞ける事になる。その内容の要点だけをまとめてみた。


海岸に並んで腰をかけて語らう……。何故かレコの尻尾に蝶が群がるのにも注目したい。

  • ウィンダス軍については、先の戦いで壊滅的な打撃を受けてしまい、正規軍の戦闘魔導団はもちろん、ミスラ傭兵団もボロボロ。軍師としてレコは新兵の補充、新士官の養成を含む各隊の再編制を急ピッチで進める必要があると語る。どれだけ傷付き血を流そうが、この戦いはヴァナ・ディールの運命を決める大事なものだから立ち止まる事は許されない。
  • このクリスタル大戦は「闇の王」と言われる、人間世界の壊滅を標榜しているというたった一人の男が始めたと語るレコ。それの理由は果たして野望か、羨望か、それとも絶望か。「闇の王」とは何者であり、この戦いの果てに勝者は一体何を得るのか、思いを馳せる。
  • 出身地は、ミスラ達ががよく「本国」と呼んでるガ・ナボ大王国の首都生まれ。だが現在はその当時の記憶は無く、情報も「受け売り」。実際は小さい頃に本国を離れ、各地を転々としていたらしい。(ミステリアスさを演出したいから他の人にはナイショらしい)
  • 最も長く住んでいたのは雪と氷ばかりの北方の「ラゾア」。だから他のミスラのような軽装は苦手。多少暑くても現在の格好が落ち着くらしい。「それに、ほら。きみだって興味を惹かれたでしょ?なにかと話題のきっかけにもなるんだ、これ。」
  • 普段は着痩せするタイプで、実は脱ぐと凄いらしい(レコなりのジョークだったようだ)。
  • 自身をか弱い優男だと語る。代わりに誰にも負けない武器は「舌」。「この舌先三寸で千里彼方の敵を討ち大国を滅ぼすことだってできる」。
  • Robel-Akbelは、非情に見える時もあるが、あえて汚れ仕事を請け負っていると語る。彼は彼なりの正義を貫いていて、その為には手段を全く選ばない。しかしそうした「役者」も国家には必要であり、それを自ら行うRobel-Akbelを、レコは「彼の、あのやり方が好きなんだ。」と語る。

  そこで、Robel-Akbelからの使者が二人のもとを訪れ、召集がかけられた事を報告する。


Lehko Habhoka:えー? 閣下も無粋だなぁ。

  レコは冒険者に、一緒に来ないかと誘う。先の戦いでは「英雄」の活躍を見せた上に「僕の親友だしね~」と。そして「ご馳走のお礼」といいながら冒険者に1ダースの赤いバラを手渡し、一緒にウィンダスに戻ることになる。
  そう、このクエストの報酬はレコから受け取る「レッドローズ」である。勿論プレイヤーが男性だろうと、バラがプレゼントされる。性別関係なく、これではまるで本当にデートである。


最終更新:2008年09月25日 12:32