Lehko Habhoka/作戦参謀時代 (詳細・ネタバレ編)


  • ミスラ♂、独自フェイス、通常配置無し
  • 突然現れた謎の人物。出身地その他、名前以外不明。
  • クリスタル大戦時の大魔元帥Robel-Akbelに作戦参謀として紹介された。


  レコの詳細のページがあまりに長くなった為に、クエストでの彼の動向をこちらでまとめることにした。

カルゴナルゴ城砦防衛戦での登場(『降臨、異貌の徒』)

  続く降臨、異貌の徒」で正式に登場するレコ・ハボッカ。前半の焦点ともいえるカルゴナルゴ城砦での戦いでも彼の活躍は、物語のキーポイントと感じさせるドラマチックな物にまとまっている。


最初は「参謀」にも関わらず城砦の外と思われる位置でチョコボに乗って観戦。

  最初はRomaa Mihgo団長が先陣を切り、ヤグード教団の猛攻にも怯まず奮闘する傭兵団。しかし敵の戦車から繰り出された爆風に巻き込まれてRomaa Mihgoをはじめ、兵士たちが吹き飛んでしまう。これを機に戦の流れは一気に変わっていく。


先陣で活躍していたRomaa Mihgoの倒れたシーンは、戦況を象徴するかのようだ。

そこで突然現れる、疾走する一羽のチョコボ。

騎乗している人物は走りざまにRomaa Mihgoを捕らえた。

背面から見る脅威のストレッチ(偶然撮影したが、面白かったので)。

無事にRomaa Mihgoを救出した。

  このとき、Romaa Mihgoは一瞬意識を取り戻し、自分を助けた人物を見上げるが、まだ意識はハッキリしないらしく、すぐにまた瞳を閉じる。なお、このときなぜRomaa Mihgoを選び抜いて助けたかというと(クエスト進行において重要人物だから、というのと現代でも生き残っているから、という野暮な指摘は置いておいて)、ミスラ傭兵団の中心人物であるためにRomaa Mihgoはまだここで失う訳にはいかない立場だったからと思われる。



城砦傍の丘で止まるチョコボ。

意識を取り戻したRomaa Mihgo

??? :このままでは主塔に到達されてしまうね……
Romaa Mihgo :……おまえは?ミスラの……男?


Lehko Habhoka :レコ・ハボッカ……きみたちの味方だよ。

Romaa Mihgoの身を案じ飛び出してきたPerih Vashai

Lehko Habhoka :さあ、いよいよだ……

  この場面で、レコ・ハボッカがしきりに「上」を見上げていたのは、ヤグードの一群が既に城砦の中へ侵入していったからである。この後城砦内での混戦模様にイベントの焦点は移り、Romaa Mihgoらも登場するため、レコはこの時に彼女をPerih Vashaiに託したものと思われるが、その後の戦場での彼の活躍は残念ながら描写されていない。

ウィンダスクエストでのレコの足取り


「憂国の使者」
  • Robel-Akbelが各戦闘魔導師団長を集めた緊急会議にて、「彼を参謀として置く。」と紹介。この時点でレコの姿は遠巻きにしか見えない(直接戦闘魔導師団長らの前に立っていない)。ミスラ兵の扱いについて、彼(レコ)に意見を仰ぐように告げる。
  • その後Robel-Akbelと今回のカルゴナルゴ城砦について、そしてヤグードの動向について語るシーンがあるが、名前の顔も登場しない。

「降臨、異貌の徒」
  • 最初はカルゴナルゴ城砦の戦いをチョコボから観戦。
  • Romaa Mihgoの気絶を目撃し、救出(上記参照)。
  • その後クエストのイベントでは活躍が見られない。(ウィンダス軍を援助しながら共に聖都に戻ったと思われる)。
  • ウィンダス聖都防衛線終了後「男性のミスラ」ということで傭兵団員達にモテモテに。
  • 戦いの最中に見かけた冒険者に興味を示し、「友達になろう」と宣言。
  • 今回の戦いは「面白そうなピース」を見つけて「大満足」とRobel-Akbel(冒険者の事とも、他のNPCともとれる)

「勃発、ミスラ大戦」
  • 突如色気づいたミスラ傭兵団、特に団長クラスの婦女子達が大暴走を引き起こし、レコを追いかけまわす。


真顔(本気)で逃げるレコ。そのうち武器を投げて「仕留めよう」とする子まで……。

  • サルタバルタの魔法塔の上まで逃れた所でShikaree Gと遭遇。意味深なやりとりを交わす。
  • 冒険者からウィンダスに戻り暴動に発展しそうな勢いのミスラの女性たちをなだめるように懇願されるが、断る。
  • しかし数日逃げている間何も食べておらず、空腹で倒れる。結局冒険者に「美味しいものを持ってきて」と頼む。
  • 空腹が限界に達しようとしたあたりで戻ってきた冒険者に大喜びで飛び掛り、食事の前後で野生に戻ってしまったかのような振る舞いを見せる。
  • その後お礼に戦争に関する思想や、自身について冒険者に語る。
  • Robel-Akbelから天の塔に向かうように使者が訪れる。この際、冒険者も一緒に参加するように誘う。

「淑女たちの饗宴」
  • ウィンダスでRomaa Mihgoと遭遇。Romaa Mihgoからレコに「<PC Name>はウチの秘蔵っ子なんだ。仲良くするのはかまわないけど、あんまり変なこと吹きこむんじゃないよ。」と釘を刺される。
  • 彼女にも召集が掛かっている事を知り、3人で向かう事に。
  • Robel-Akbelからオルジリアより来た新たな仲間、猟豹義勇団を紹介される。
  • 彼女らとコブラ傭兵団を引き連れ、城塞都市ジュノに「アルタナ連合軍の増援部隊」として要請されたウィンダスからの部隊を護衛するように命が下る。
  • これはすなわち、既に兵数に心もとないウィンダス軍の護衛を最小限に留め、連合軍の増援として派遣される部隊(巨蟹戦闘魔導師団・双子戦闘魔導師団)が無事にジュノにたどり着くように敵の部隊を陽動する、という危険な作戦でもある。
  • 自ら戦場に指揮官として出向くと語るレコは、白兵の精鋭部隊コブラ傭兵団と、援護射撃に特化している猟豹義勇団を指揮して、この任にあたる。


しかし既に険悪な雰囲気のRomaa Mihgoと猟豹義勇団団長のNaho Gwanboh。作戦が一筋縄で行きそうにないのを感じさせる。

  • 出陣前にRobel-Akbelと会話。冒険者を「僕らの仲間だ」とブリーフィング中でも紹介し、今回も「美味しいもの(おそらく戦争当時では手に入らないものという意味合いで)」をくれた、と明かす。
  • また、ミスラ本国にあたるガ・ナボからは、猟豹義勇団が最後の増援である事、いざとなれば聖都を捨てよ、との通達があったことを聞かされる。この際、ウィンダス最高司令官である星の神子を受け入れる用意はあるとも。
  • この会話では星の神子を「玉体」と呼んでいる。また、ガ・ナボの女王が敗色濃厚となれば、星の神子を「担保」とし、自国の安全を保障するための切り札として囲おうとしている、とRobel-Akbelは睨んでいるようだ。

  • ソロムグの砦にてコブラ傭兵団、猟豹義勇団(と冒険者)と合流。ブリーフィングを開始。


今回の作戦の総司令官として、クエスト上では「初陣」となるレコ。

  • 作戦は、ジュノ増援部隊となる巨蟹、双子の両戦闘魔導団が(敵が予想するであろう進路ではない)悪ルートを通過する間に敵の軍勢を見つけ出し、その約1マルム後方をの鉄砲隊に狙撃させ、退路を断つ。その混乱に乗じてコブラ傭兵団が正面から攻撃を仕掛け、猟豹義勇団が援護射撃するといったもの。これは少数衛生部隊によるゲリラ的な作戦であり、相手は大軍と予想される為に、撤退号令を発すれば速やかに全員撤退すること、魔法等で必要以上に派手な攻撃を仕掛け敵の増援部隊が来るような状況にならないことが肝である(加えてタルタルの魔道団も居ないわけであり、「私らがへぼい魔法を使えば、ウィンダスの正規軍じゃないと、ばれちまうからだろ」とRomaa Mihgoも見抜いている)。
  • 「ふふふ。それは、頼もしいね。きみたち、レディの底力、信じているよ。」

  • 全軍潜伏する中、ようやく敵軍を発見。行進の早さと攻城兵器の不在で「くそっ、こいつら、本隊ではない?」と焦りを見せるレコをRomaa Mihgoが牽制。
  • 結果的にギガースが12体以上いる、予想以上の部隊であることが判明。あまりの自体に驚く猟豹義勇団(ギガースを見るのが始めて)、そして防ぎきれるかRomaa Mihgo。しかしレコは「やるしかない。もし、ここで我々が撤退したら、連中は確実に10マルム先で我が方の魔導団と遭遇する。強行軍で疲弊している味方に、まず勝ち目はない……。」と分析。さすがにこの勢力の差では無茶だと訴えるRomaa Mihgoを今度はレコが牽制。


不安を隠せない軍に「僕を信じて」と諭し、敵を充分に引き付け……
Lehko Habhoka:……総員、抜刀用意!! 深呼吸しろ。……突貫!!

  • 突撃を開始するコブラ傭兵団、そして退路を断つことに成功し援護射撃にまわる猟豹義勇団。レコも自分のチョコボを指笛で呼び、騎乗して戦線に躍り出た。
  • 混戦が続く中、部隊を勝手に離れ走り出すNaho Gwanbohを発見するレコ。未知の敵(ギガース)と戦う恐怖に混乱してしまったようだ。そんな彼女に襲い掛かるギガース、萎縮するNaho Gwanboh。レコはチョコボで彼女のもとに駆けつけながら、振り上げられたギガースの腕を投げナイフで止める。
  • 恐怖と混乱で戦意喪失してしまったNaho Gwanbohを叱咤。


Lehko Habhoka:見知らぬ土地だ。見知らぬ戦場に、見知らぬ敵。そんなの当然だろ。いいか、ナホ。恐怖を感じたら、銃身が焼けるまで撃て。腕が痺れるまで剣を振れ! 敵を倒し続けているかぎり、きみらは死なない。戦場で確かなことは、それだけだ。

  • 更に発破をかけるRomaa Mihgoの言葉に、Naho Gwanbohは戦線に復帰。
  • レコはチョコボで戦場を回り、必死で自軍の戦士たちの士気を高めるべく声をかけ続けた。


Lehko Habhoka : ミスラの戦士よ!あきらめるな!いま、敵に背を見せたら、終わりだぞ。 いいか! あと一度、敵の突撃を押し返すんだ! そうしたら一斉に西に向かって走れ。撤退するっ!

  • この段階では、ある程度打撃を与えたら、西に一斉に撤退する予定であり、それまで粘るように指示していた。
  • しかし、そこで予想だにしない事がおきる。敵の部隊に派手な炎が上がった。その勢いは味方のミスラ達の手から剣が吹き飛んでしまう程。突然の出来事に戸惑うレコ。
  • それは、通りすがりで偶然居合わせたShantottoの魔法だった。


ギリギリの線で成功に向かっていた作戦が突然の火柱で台無しになりかねない。流石のレコも不快感を露にした。

実際にShantottoと対面した時も「あなたが勝手に戦闘に介入したおかげで我々の陽動作戦は台無しだ」と嫌味タラタラ。当然、Shantottoもそれに怯まず「わたくしにはまるで、野犬に囲まれた、子猫の群れみたいに、哀れに見えましたわ。」と返す。異様な緊張感が辺りに張り詰める。

  • 恐れていた敵の増援部隊が襲い掛かってきた。しかも今度は攻城兵器の姿もあった。レコは、「落とし前はつけてくれるんだろう?麗しき戦場の華、レディ・シャントット。」とけしかける。
  • Shantottoは自分の非を否定し、敵を強烈に迎え撃ちつつも「誤解なさらないで。貸し! そうこれは、大きな貸しですわ!」と笑った。
  • 火の海と化す敵軍を確認し、レコは撤退命令を撤回。


こっそりRomaa Mihgoを呼び、新たな作戦を命じる。

  • Shantottoと、彼女と共に現れた獅子戦闘魔導団に派手な陽動を任せ、コブラ傭兵団(と冒険者)は坑道の入口を使って地下道に忍び込む作戦に出ることに。敵が 残兵を再集結するのに使う戦鐘楼(Belfry)を破壊するのが目的となる。
  • これはBCへと続き、冒険者はRomaa Mihgoを守りながらBelfryを破壊するイベントバトルに参加する事になる。

  • Shantottoらとコブラ傭兵団の活躍で、敵の増援部隊も無事に制圧。レコは改めて全軍に早急な撤退命令を出した。
  • そしてレコは戦場で見たShantottoの活躍を褒めちぎり、「いい機会だ、都に戻っては?なに、元老院なら僕が説得してみせる。」と正規軍への復活を促す。
  • は「あなたの決断力。そして、兵を喜んで死地へと送り出せる魅力と……非情さ。将としては申し分ないでしょう。」と逆にレコを見直したと答えるが、その申し出を断る。


Shantotto:でも、わたくしにその魅力は通じませんことよ。残念ながら、これっぽっちも。

  • レコは説得を断念し、へたり込むミスラの兵士達に笑顔を向けた。「やあ、待たせちゃったね、レディたち。今度こそ、出発だ!」

  • 聖都に無事に帰還したレコはRobel-Akbelに戦況を報告。Shantottoと遭遇した事も話した。
  • Robel-Akbelはそれに対して「確かに、あれは強力な駒……だが故に、我らの手でも持てあます。ひとまず据え置け。それに、むしろ彼の地で、敵の注意をひいてもらった方が、我々にも好都合だ。」と返答。その前に僅かにある「待ち」時間の間にポーン(ウィンダス軍の一般兵数と思われる)を増やす事に専念すべきだと語った。


Lehko Habhoka : しかし、相手も同じ駒を持っている、か……。

最終更新:2008年09月25日 12:29