Romaa Mihgo/傭兵団長時代(詳細・ネタバレ編)


  • ミスラ♀、5b(茶髪)、カザムH-9
  • 家族構成:娘(Nanaa Mihgo
  • カザムに住まうミスラを束ねていた元・族長。
  • 20年前はコブラ傭兵団を率い、前線で戦っていた。


  現代では自らを「古い時代のミスラ」と称し、プレイヤーを含め周りに心を閉ざしているような雰囲気を漂わせるロマー。20年前のクリスタル大戦時の彼女は、現代の彼女からは想像もつかないような、熱血で表情豊か、義理にも熱く、ミスラ傭兵団の中心人物の一人として描かれている。

ミスラ傭兵団長時代(アルタナの神兵)

  「アルタナの神兵」にて、各国の過去が描かれている。その際冒険者は各国の傭兵団に所属することになるが、ウィンダスで所属する部隊は、ロマー・ミーゴ率いるコブラ傭兵団である。そして20年前のロマーは、現代の彼女からは想像も付かないキャラクターとなっている。そしてウィンダスクエストでは、プレイヤーに深く関わるキーパーソンの一人として多く登場する。

代表セリフ集
  • 「へぇ……こんなヤツが私のシゴキに耐えられるのか?逃げだすのがオチだよ。」
  • 「ああ、面倒だから堅ッ苦しいのはヌキにするよ!オルジリアの義勇兵たち、よく来たね。」
  • 「……報告が遅れた罰はまた後だ。覚悟しておきな。」
  • 「魔導団には魔導団のやり方があるように私らには私らのルールがある。アンタらの勝手でかませ犬みたいに使われるのはゴメンだよ。」
  • 「はん、余計なお世話さ。あんたこそ、胸壁から落ちるんじゃないよ!」
  • 「行くぞッ!コ~ブラァァッッ!!私に続けェ~ッ!!」
  • 「……おもしれえじゃねぇか。アンタら、私にケンカ売ろうってのかい?いいだろう、まとめてかかってきな!誰が正しいか、わからせてやるよッ!」
  • 「だろ? ……い、いや、勘違いするんじゃないよ!あれでも、命の恩人ではあるからね。」
  • 「しまって行くよッ、コ~ブラァァッ!!」


特記事項
  • パムタム海峡沿岸を荒らしていた元ミスラ海賊を中枢としている毒蛇傭兵団団長。
  • 海賊の流儀を色濃く残す団で、風紀は荒れ放題。
  • 綿密な計画を苦手としており勢いだけの作戦立案が散見される。
  • 同時に(引き際含め)戦況の流れを読む能力は天才的と評判。
  • よそ者のHaja Zhwanに対抗意識も燃やしている(ロマーの中でライバルはPerih Vashaiだけではない)。
  • 義理にはあつく、部下には厳しいが慕われている様子。特にTihl Midurhiには憧れられているようだ。その相方のMihl Pakorhmaもロマーお頭の指示に従順。
  • 昼寝をこよなく愛している。
  • 増えるミスラ傭兵団、ウィンダス軍においてPerih Vashaiの株急上昇にあせり、現在は所属国関係なく新規傭兵を募集中。
  • 普段の苛立ちに加え、新規傭兵志願者の急増の為に昼寝の時間を邪魔されて更にイライラが募っているらしい。

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コブラ団員メンバーリスト
  数多く存在するミスラ傭兵団の中でもコブラ傭兵団は(悪名も高いが)その主軸のひとつを担う、勢力的にも強いチームのひとつ。団長・ロマーミーゴを「お頭」とよび慕っているメンバーも多い。ここではクエストで登場して、コブラ傭兵団の一員と分かっている者をリストアップしてみた。

コブラとアナコンダ

  現代ではカザムの、そしてウィンダスのミスラたちの族長として(ロマーは元、になるが)活躍しているロマーとPerih Vashai。その関係は20年前のクリスタル大戦にまで及び、当時は「コブラ傭兵団」と「アナコンダ傭兵団」を率いる団長同士だったことが分かる。二つともミスラ傭兵団のなかでも勢力が強い物同士であり、共同で戦場に向かう事も多いようだ。自らが先頭に立ち、部下たちを率いて戦うロマーとは逆にPerih Vashaiの団は弓兵も多く、援護に回る事が多く、団長同士の指揮の取り方から方針まで、全てにおいて両極端に近い。
  特にコブラ傭兵団は海賊の流れを汲んでいるのもあり、アナコンダ団を「縄張り争いのライバル」として見る傾向があるようで、ロマー自身もPerih Vashaiをライバル視している節が、二人のやりとりで見られる。更に、Perih Vashaiの冷静な判断・態度がロマーを焚き付ける形になっている感も否めない。


熱血なロマーと冷静なペリィ

Romaa Mihgo :あのヘンなブッタイがあらわれてからなんだか、いろいろ妙だね……
Perih Vashai :……ムダ話をしてる暇はない、一気にケリをつけるよ。
Romaa Mihgo :わかってるさ!……ペリィ、アナコンダの連中だけで抜けがけしといて勝手に仕切るんじゃないよ!あれは私らコブラ傭兵団の獲物だ!
Perih Vashai :大事の前の小事だ。こうして猛虎団とも合流できたしいいじゃないか。
Romaa Mihgo :フンッ!

  逆にいうと、この二人は好対照でもあり、複数のミスラ傭兵団が共同して戦線に出る場合は二人で前衛軍団と補佐軍団を指揮している場面もある。ロマー率いるコブラ傭兵団を後ろからアナコンダ傭兵団が援護射撃をすることもあり、またPerih Vashaiの指揮の元弓兵団が主軸として働く時はコブラ傭兵団がその盾および陽動係として前線に立つこともある。


結果的にお互いをサポートしあいながら戦う。

  そしてお互い憎まれ口は叩くものの、決して仲が悪いわけでもないようである。そこは、お互いの価値観や個人的な感情を超えた、信頼できる戦友の絆を感じずにはいられない。特にカルゴナルゴ城砦防衛戦は、ウィンダスクエストの見せ場のひとつ。激戦を予感させる展開の中で、二人の交わす言葉に状況の重さと二人の信頼を感じる。



  そしてカルゴナルゴ城砦防衛戦の最中、ロマーは敵の爆撃に巻き込まれて意識不明になり倒れてしまう。そのとき真っ先に彼女の状況に気づいたのはPerih Vashaiだった。ロマーの名を呼び一瞬動揺をみせる彼女もまた、敵の爆撃により城壁から飛ばされてしまう。傷ついたロマーを最初に気付き心配したのはPerih Vashaiだったのだ。


戦火の中、意識不明のロマーを助けた謎の人物に駆け寄るPerih Vashai

  そして無事にウィンダス・カルゴナルゴ城砦の危機も脱し、軍が勝利に沸いている中、二人はお互いの事を茶化しながらも、最後は無事を喜びあい笑いあう。素敵な仲間、のようにも見える。



  しかし、現在の二人の距離、そしてロマーのウィンダスに対する態度を考えるとこのまま平穏に終戦を迎え、それぞれの道を歩んでいったとは思いがたい。今後の二人を待つ運命とは……?

ウィンダスクエストでのロマーの足取り


「コブラ傭兵団入団試験」
  • 入団試験を無事終わらせてきたプレイヤーを認め担当者のMiah Riyuhに呼ばれ、今後正式な上官としてロマーに紹介される。
  • 本人は日向ぼっこを邪魔をされたようで、少々不機嫌。

「胎動、牙持つ乙女」
  • オルジリアから援護に来たミスラ傭兵団(後の猛虎団)を歓迎する役として登場。姉御気質をフルに発揮。団長のGhyo Molkotとも気が合うようだ。
  • 猛虎団にウィンダスの現状を教え、士気を高めあってる所にAjido-Marujidoが緊急事態を知らせに現れる。
  • この時ウィンダス政府の「院の連中は好かない」事を明かすが、Ajido-Marujidoの真剣な口調に何かを感じ取ったのか、話を聞くことにする。


  • 冒険者が見せた(Ajido-Marujidoが落とした)見たことのないヤグードの羽根と、Dhea Prandolehの報告によりカルゴナルゴ城砦に敵襲がある可能性を確認。猛虎団と共にカルゴナルゴ城砦に出発。

「禍つ闇、襲来」
  • 先にカルゴナルゴ城砦に到着していたアナコンダ傭兵団と合流。ロマーはその時「出し抜かれた」と怒り心頭だったようだ。
  • 出陣直後に、好奇心からカルゴナルゴ城西に向かったAjido-Marujidoと、彼を追ってきた冒険者がヤグードと対峙する場面に出くわす。


無事にAjido-Marujido達を救うミスラ傭兵団

  • そこに先日Ajido-Marujidoがロマーに報告していた「見たことのないヤグード」の軍団が現れ、一同は突破口を開く為に共に戦うことに。


しかしはじめて見る敵に苦戦を強いられる。

  • 万事休すのところを、元帥Robel-Akbelが現れ、魔物達を撃退。ピンチを救われる。この時Robel-Akbelとロマーは初対面だったようだ。
  • ウィンダスに帰還後、元帥Robel-Akbelからロマー・Perih Vashaiが天の塔に召集をかけられる。
  • Robel-Akbelは、二人をミスラ傭兵団のリーダー格と見込み、今後の戦況を打開する為にもミスラ傭兵団と戦闘魔導団の共同作戦が必要である事を語り、二人に協力を頼む。


  • Perih Vashaiは、共同作戦自体には合意するが、初対面であるRobel-Akbelへの信頼性を問う。ロマーも、都合よく「かませ犬」のように扱われるのは嫌だと答える。会議中にStar Sibylが登場する。
  • その後のやりとりは不明だが、二人とも共同作戦にある程度は合意したと思われる。


「憂国の使者」
  • ジュノ赴任の為に旅立つKoru-Moruを門まで見送る。この時「子供達」とウィンダスの安否をロマーに託している。彼女もKoru-Moruを「院長センセイ」と呼んでいたり、友好的な姿勢で会話している。
  • Ajido-Marujidoに対しても「先の城砦の一件でもガキのくせに、なかなか頑張った」と褒め、Koru-Moruが留守中も「一人前の男にしてやるよ」と面倒を見るつもりのようだ。


  • Koru-Moruに「ウチの若いのしか護衛につけてあげらんなくて申し訳ないね。」と侘びる。二人の護衛は彼女の部下だと判明。三人の出発を見守るロマー達。
  • それでもやはりTihl MidurhiMihl Pakorhmaでは不安のようで、無事に一行がジュノにたどり着くのを見届けてきて欲しい、と冒険者に頼む。

「降臨、異貌の徒」
  • 無事に任務を終え、カルゴナルゴ城砦に戻ったTihl MidurhiMihl Pakorhma、そして冒険者と出会う。
  • Mihl Pakorhmaのパニック、そして冒険者らの補足により、三人がサンドリアにてヤグードが不穏な動きを見せている事を聞く。
  • Kamolo-Domiloの良からぬ動き、そしてその「口車に乗せられた」猛虎団に苛立ちを見せながら即刻救援の為にオズトロヤ城に向かう。
  • オズトロヤ城にて冒険者と共にGhyo Molkotと合流。状況のよく掴めきっていない猛虎団と、更にRobel-Akbelも現れ、説明するのにもパニックになるロマー。



実に簡潔である。

  • 更にRobel-Akbelに、サンドリアから聞いたヤグードの新しい「耐魔装備」などの報告もし、ウィンダスに危機が訪れている事を理解してもらう。
  • 今後の対策を練りながら一同はカルゴナルゴ城砦に戻った。


Romaa Mihgo :まかせな。

  • カルゴナルゴ城砦防衛戦。砦外でヤグード軍の足止めをして欲しいというRobel-Akbelに率先して答える。コブラ傭兵団は、ロマーの指揮下で城外を、Perih Vashaiらは砦の城壁上から狙撃で援護をする作戦。


一人で複数のヤグードの相手をするロマー。流石団長である。

  • 二部隊は、連携を見せ善戦するが、敵軍の攻撃魔法の爆風に巻き込まれてロマーは倒れて意識不明になってしまう。それを見てPerih Vashaiらも爆撃を受け、城壁から飛ばされてしまう。


これを境にウィンダス軍の戦況は一変してしまう。

倒れているロマーを突然何者かが救い出した。

意識が朦朧とするロマーが見上げたその人物は、ミスラの男性だった。

  • この後、謎の人物はロマーをPerih Vashaiに託したと思われる。意識を取り戻したロマーは、冒険者とPerih Vashaiと共にRobel-Akbelに召集される。
  • 援護に現れたサンドリア軍にカルゴナルゴ城砦の防衛は任せ、地下道を使いウィンダスに直接向かったと思われるヤグードの本陣を一気に追うと作戦を伝えるRobel-Akbel
  • この時のロマーとRobel-Akbelのやり取りから、お互いに信頼し、それなりに冗談が言い合える位に打ち解けた所がみえる。


お互いを策士の呼び合い、ロマーは笑いながらRobel-Akbelの作戦に再び乗った。

  • この後二人は、冒険者と共にヤグード軍を追いウィンダスに到着、共に戦線に出ているものと思われるが、その描写はなされていない。
  • 無事に危機を乗り越え、お互いを茶化しながらも無事を喜び笑いあうロマーとPerih Vashai
  • 一方ミスラ傭兵団の女性達は突然現れた男性ミスラ・Lehko Habhokaを取り囲んでメロメロ状態。
  • それを遠巻きに眺めて呆れるロマー。Perih Vashaiに「気になるのか?」と茶化され、むきになって反論する。
  • その後Lehko Habhokaの名前に引っかかる様子で考え込むPerih Vashaiを「おやぁ?ペリィ団長も気になるのかなぁ?」と反撃。


茶化されて、やりかえすロマー。お茶目な一面を見せる。

  • 無言で睨まれてPerih Vashaiのもとを離れたロマーは、冒険者の働きを褒め、ご褒美にとお手製の海の幸串焼をわたす。

「勃発、ミスラ大戦」
  • Lehko Habhokaの登場で突然華やかになったミスラ傭兵団の面々。特に団長クラスの婦女子達は殺気立つ程の「発情期」に陥りLehko Habhokaを追い掛け回していた。
  • あまりの状況に、ミスラ同士で争いが起き、街をも壊しかねない(ウィンダスからミスラが一斉に追放されかねない)と判断したMihl Pakorhmaに懇願され、ロマーは仲裁に入る。
  • しかし逆にHaja Zhwanらに「チョコボの上で抱きかかえられて、シッポをピン立ちさせとったんあれ、どこのお姫さん、やったんやろな~!?」と挑発され、逆に乱闘上等状態に。


クエスト「降臨、異貌の徒」でLehko Habhokaに助けられた事に皆嫉妬していた。

  • あまりに殺気立つ面々に呆れ、ロマーは冒険者にLehko Habhokaを連れて来る様に指示。
  • 空腹で動けないLehko Habhokaの状況を冒険者から聞き「うまいもんを持ってっておあげ」とアドバイス。
  • なお、素材が切れているものの、可能だったらミーゴ風海の幸串焼を差し入れる事も考えていたようだ。

「淑女たちの饗宴」
  • 無事にウィンダスに戻ってきたLehko Habhokaと冒険者を出迎える。


しかし他の団長とは違ってあくまでビジネス目的。

  • 冒険者は「ウチの秘蔵っ子なんだ。」と、急接近するLehko Habhokaに釘をさす。
  • Lehko Habhokaらと同様に天の塔に呼ばれている為に、共に向かう事になる。

  • Robel-Akbelの指示により次の作戦はLehko Habhokaの指揮のもとコブラ傭兵団は城塞都市ジュノに連合軍の増援防衛隊を送り届けるため、陽動作戦を展開するように命じられる。
  • この「アラゴーニュ作戦」にて行動を共にするオルジリアから雇われた猟豹義勇団に紹介されるが……。


初対面なのに失礼な振る舞いをする猟豹義勇団団長Naho Gwanbohと一触即発の雰囲気に。

  • ブリーフィング後も猟豹義勇団の面子に小ばかにされ、地団駄を踏む。



ブリーフィング中にはしゃぐTihl Midurhiをたしなめる場面も。

  • コブラ傭兵団と共にソロムグに出陣、Lehko HabhokaNaho Gwanbohらと合流し、冒険者と共に現地でのブリーフィングに参加。
  • 作戦では、突撃隊として側面より傾れこみ、敵の退路を断つ役目を担う他、現場での経験の豊富さの為かLehko Habhokaと入念に敵の陣営を観察する場面も見られる。


やはり前線では頼もしい存在のようだ。

  • クゥダフの重装歩兵と共に現れたギガースの大群をいち早く察知。
  • Lehko Habhokaの指示を信じ、コブラ傭兵団の面子と戦線に躍り出る。
  • 初めて見る巨大な敵・ギガースに萎縮し、混乱してしまったNaho Gwanbohに「あんたらの援護射撃が命綱だ。頼んだよ!」と声をかけ、立ち直るきっかけを作る。


あのNaho Gwanbohに熱い檄を飛ばし戦線復帰をさせた。

  • 戦闘中に未確認の魔法により戦線は混乱。原因は通りすがりのShantottoと判明。
  • 派手なShantottoの魔法により敵は一掃されるものの義勇団にも被害が……。更に敵の増援が押し寄せてきた。
  • そちらの敵部隊はShantottoと獅子戦闘魔導団が「陽動」として対峙する事に。
  • 一方冒険者とロマー達はLehko Habhokaからの緊急指令で、地下の坑道にある敵の戦鐘楼(Belfry)を打ち壊し増援を断つように命じられる。
  • このBFではNPCとして登場するロマーを守りながら敵・そしてBelfryを破壊する事になる。
  • 作戦は成功し、Shantottoにも「野犬に噛みつく毒蛇の群れ、なかなか壮観」と誉められる。


その言葉に得意げなロマー。

  • 無事にウィンダスに帰還、上機嫌で冒険者を出迎える。
  • 今後も猟豹傭兵団と共同作戦が続くようで、Naho Gwanbohに「お互いに、がんばろうじゃないか」と声を掛ける。


最終更新:2008年11月26日 04:37