用語集

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dangerous1969

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学生運動

  • 戦後、GHQによる魔人弾圧の風潮から被差別的地位にあった魔人たちが、岩波事件に対する反感を機に、魔人の人権確立のために立ち上がった全国的な運動。
  • 被差別的な立場にあったとはいえ、この頃の魔人への風当たりは今ほど厳しいものではなく、リベラルな一般市民の中には学生運動に対し好感を持つものも少なくなかった。
  • 当初の学生運動は牧歌的な雰囲気があり、より良い社会を目指す学生たちの真剣な討議、活動の場であった。しかし、警察権力との抗争の激化、内ゲバの頻出などにより、徐々に運動は暴力性を増していき、市民の支持も失っていく。
  • 学生運動の目的は「学校の自治権の確立」。ただし、これは学共闘主流派の目的であり、革マジなどはさらに進んで「魔人差別の完全撤廃」を謳っている。主流派はこれを「理論の伴わぬ無謀な理想論」と断じて非難している。

山岳ベース事件

  • 今回の市街戦の約半年後、過激派魔人学生の一派が引き起こした内ゲバ殺人事件。
  • この事件と、続いて発生したあらら山荘事件により、学生運動は完全に市民の支持を失い、現在に至る魔人差別感情の強化に繋がる。

学園自治法

  • 学校を一種の治外法権とする法律。東大安田講堂事件により警察権力が大規模な損失を蒙ったことで、半ば反動的に作られた経緯がある。
  • 学共闘によれば、社会の思想的影響から学園と学生を保護することが目的であるらしい。
  • 学共闘主流派の理論によれば、現在の魔人差別視の根幹は学校内に魔人への社会的な差別感情が持ち込まれていることにあるという。そういった社会的影響を排することができれば、本来純で無垢である子供たちは差別感情を持つことなく成長し、ひいては社会から魔人差別を一掃できると考える。
  • 学共闘主流派のインテリ魔人数十名の議論を経て、こういった理論的骨子が完成した。プロ魔連のカツヤは、この理論構築に重要な寄与を果たしている。
  • しかし、実際は公権力を排することで学園内の魔人の暴力行為に歯止めが利かなくなり、各学園は「番長グループ」と呼ばれる暴力集団により圧制が敷かれることになる。その結果、子供たちの心には幼いうちから魔人への恐怖感情が芽生え、差別感情も強化されていった。
  • 結果的に見れば、まるで逆効果であり、現在において学園自治法が「世紀の悪法」と呼ばれるゆえんである。
  • なお、この時点で既に、将来における学園自治法の問題性を指摘する者が魔人にも一般人にもいたが、彼らに対する過激派の拉致、暗殺などにより、そういった反対意見も徐々に消えていった。

東大安田講堂事件

  • 東大安田講堂をバリケード封鎖した学共闘に対し、機動隊、ならびに魔人機動隊が封鎖解除を行おうとし、学共闘と全面対決した事件。
  • 篭城する学生側は火炎瓶、投石、魔人能力などで機動隊に抵抗。警察側も魔人機動隊による能力と装備で応戦。兵力自体は学生側の方が勝っていたが、システム化され、統制の取れた魔人機動隊の猛攻(要するに良く練られた能力コンボ)により徐々に劣勢となっていく。
  • しかし、学生側にユキミと呼ばれるEFB指定能力者がいたため、戦況は一転。機動隊員の約7割が死亡し、警察側が全滅(戦線維持不能)したため、この事件は学生側の辛勝に終わる。
  • この勝利をきっかけに「学園自治法」成立に向けた動きが始まる。
  • なお、革マジはこの時の防衛戦において目を見張る働きを見せ、常に最前線で戦い、機動隊員の1割程を彼らだけで倒している。その代わり、革マジ自身の死傷者も半数を超えてしまう。これにより事件後は、活躍の割に発言力を失ってしまい、立場的に苦い思いをしている。

ユキミ

  • 東大安田講堂事件において重要な役割を果たす魔人。当時、高校生三年生。立場的にはプロ魔連のシンパ。
  • 自分がEFB指定能力者であることを隠して東大安田講堂事件に参加するが、機動隊により劣勢に陥ったことで能力を開示し、学生側を勝利に導く。
  • その後、様々なセクトから勧誘を受け、時にはセクト同士の争いにまで至ったが、ある時、忽然と姿を消す。なおゲーム中では世界のどこにもユキミは存在しない。
  • ちなみに、『恋愛ダンゲロス』における隠れ転校生ユキミと同一人物。

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