くっしゃみ講釈
くしゃみの演技は確かにひどかったが、あれだけ連続してウソくしゃみを出すのは 相当実力のある役者でも難しいだろ。 カトちゃんならわかるが。 あれは「くっしゃみ講釈」の最後の件が原典だからしょうがない。 落語とうまく絡めたいという製作者側の意図が、貫地谷に試練となったな。
辻占茶屋
お江戸では↓やね>辻占茶屋 ぽっどきゃすてぃんぐ落語: 7月13日 「辰巳の辻占」 三遊亭司
97 名前:落語ファン メェル:sage 投稿日:2007/10/26(金) 09:45:20
文枝の辻占茶屋のCDだったらここで売ってるよ。
次の御用日
草々の初恋の相手が、まさか俺の好きな「次の御用日」のとうやんやとは思ってなかったw とうやんは、本名「いと」ですな。船場言葉でとうやんってのは「お嬢さん」の意味です。 とうさん、いとさんとも言いますね。「こいさん」と言うのが有名ですが、これは末娘のこと。 枝雀師匠の「次の御用日」はもう腹抱えて笑ったなぁ。 「アァッ!!!」ってとこの顔、奉行が初めて「アァッ!」ていうところとか最高ですわ。
256 名前:重要無名文化財 投稿日:2007/11/03(土) 12:25:07
>>248 >予習とサゲが違ってました。ちりとての方がわかりやすくて面白かった。 米朝師匠のサゲは、「一同の者、次の御用日を待て」で終わったと思います。 で、タイトルの意味が初めてわかる。 本当は、あの「奉行、のどが疲れて〜」みたいなのは「蛇足」だと思うんですが、 わかりやすいのは確かですね。 今の人にはこれぐらいがいいんでしょうけど、「次の御用日を待て」ってのが 一番粋だし、好きです。
263 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/03(土) 16:00:40
>>256 桂枝雀 「一同の者、本日の裁きは無かったことにいたしてくれ。」 米朝師匠「一同の者、次の御用日を待て」 ちりとてちん「一同の者、次の御用日を待て。奉行、喉が痛うなった」 ちりとてちんが一番わかりやすい。素直に笑えた。 そもそも御用日という単語の意味が厳密にはわからない。 (goo国語辞典でも出ない)時代劇でも聞いた事ないような・・・ 裁きは無かったことに・・・でもちょっと面白かったけど は?と思った。面倒になったというオチなんでしょうけど。
264 名前:重要無名文化財 投稿日:2007/11/03(土) 20:13:06
枝雀師匠もCDだと「次の御用日を待て」だよ
266 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/03(土) 20:58:06
ブラックだと「次の御用日に致す、喉が痛とうなった。」だお。
267 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/03(土) 21:08:52
黒師匠で自分が見たことあるのは、 「お静かに願います」みたいなことが書いてある看板を 当時のブラ坊が持ってくるやつ。
268 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/03(土) 21:11:33
>>263 「奉行、喉が(ry」は仁鶴が去年使ってた。
272 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/03(土) 23:27:29
笑福亭鶴志師の「お目こぼし奉行(「次の御用日」別バージョン)」も面白い
276 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/04(日) 10:19:42
御用日が十八番だった五代目松鶴の型が大体基本形として継承されてるのかな。 五代目のサゲは「喉痛」バージョンだったらしい。その速記を元にしているという 文枝師音源も同じ。米朝師匠は五代目バージョンから喉痛を自ら省いていると。 そもそも喉痛を訴えるまでもなく、後半の「ア゛ー!」は息を吸い込む発声の 結構な奇声で演るのが基本形のようで、これは聴いてても本当に喉が潰れそうだし、 文枝師匠に至っては喉がちぎれんばかりの凄まじさ。 尚且つ実際の落語では、「もう声が出せん〜」という奉行の演技が表情や口調でも なされるので、特に説明しなくても分かるようになっている。 >>256 米朝師匠の場合は、奉行がだんだん声が出なくなっていく描写、そこで取る間からしても、 あのサゲがすっきり奇麗に決まりますね。売り声に因縁の「寝ござ」w サゲの善し悪しはそれまでの演出、演技等とも関連しているから一概には言えないと思う。
351 名前:重要無名文化財 投稿日:2007/11/06(火) 10:12:00
>>347 自分は枝雀さんしか聞いたことがないかな? もう、メチャメチャわろた。住吉の浜で天王寺屋藤吉が出てきて、 とうやんと常吉がうずくまってるのを見て、「あれ何しとんや?」のあたり、 そして初めて「アァッ?」と声を出すあたり、マジで最高ですわ。 ぜひぜひ聞いて欲しい。
崇徳院
第6週「蛙の子は帰る」 落語「祟徳院」の人捜しと喜代美・草々の弟子捜しをかけてる。 百人一首、祟徳院の 「瀬をはやみ 岩に流るる谷川の われてもすゑに 会わんとぞ思ふ」、 川の瀬の流れが早いので岩にせき止められて二つに分かれる急流も、やがてまた一つに合流するように、 今はあなたとの仲を裂かれても、いつかは必ず逢おうと心に決めているのです。 で、 弟子捜しをする喜代美と草々の気持ち、 今は引き裂かれた仲だが、必ずまた会えると思っているを表す。 「瀬をはやみ・・」は本当は恋の歌でなく、 政権から追放された祟徳院の怨みの歌で、死んでも必ず復活し怨みをはらすの意味。
294 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/05(月) 13:34:49
落語劇の中に出てくる高津神社に、「高津の富」と書かれた看板あったよ。
295 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/05(月) 13:40:07
高津の富亭てのがある。
296 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/05(月) 13:59:54
実際の高津のお宮さんは、高津神社ではなくて「高津宮(こうづぐう)」な。
298 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/05(月) 14:11:56
鶴瓶が結婚式したとこも高津さん。
311 名前:重要無名文化財 投稿日:2007/11/05(月) 19:42:44
祟徳院 大阪の基礎を作り政治業績のある16代仁徳天皇を祭った高津神社に、 時の朝廷に恨みを残し死んだ祟徳院(75代祟徳天皇)の歌・・ 歴史の勉強になるし、奥が深い・・
325 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/05(月) 22:17:19
崇徳院のサゲは松鶴なんかだと、 「あんな別嬪なお嬢さんに思われる若旦那というのはよほど人徳のあるお方と見えますなぁ」 「人徳(にんとく)があるはずや、見染めたんが高津さんや」
326 名前:落語ファン メェル:sage 投稿日:2007/11/05(月) 22:29:59
>>339 弟子の仁鶴だとさげはやっぱり「割れても末に買わんとぞ思う」になってるね。
327 名前:重要無名文化財 投稿日:2007/11/05(月) 22:31:26
米朝師匠だと床屋の鏡が割れて、「割れても末に逢わんとぞ思う」ですよね。 それにしてもこの噺の背景は江戸時代という感じだけど、床屋と鏡というのが少し 明治っぽい感じがしますわ。もちろん江戸時代でも床屋に鏡はあったんだろうけど。
337 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/05(月) 23:39:38
>>327>>328 米朝師匠は明治中期〜大正初期ぐらいまでの時代設定で、 師匠米團治の型を元に、時代考証の上、茶店の位置とか 細部を若干変えてやっているそうです。 原作者は初代桂文治(寛政期に活躍)とされていて、 原形がそうだったのか、瀬戸物屋の商品を割るパターンもあったとか。
算段の平兵衛
「算段」のサゲに関して、米朝師匠の話では、 最後はただサゲを付けるだけという感じで頼りなく、昔の演者もそれを承知で、 サゲまでやるとお客がポカン?とするので、サゲを言わずこれからどうなるかと 気を持たして切ってしまう演出が多かった。その方が得だから自分もしばしばそうしていると。
425 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/08(木) 01:31:33
算段〜は徳の市登場前で切られるものしか聴いたことないけど、 徳の存在は結構いいと思うな。見える者は誰も気付かぬのに、 一人嗅ぎつける按摩さんっての多いよね。徳もどこまで知ってるのやら知らぬのやら、 間接的なゆすりで実に不気味。平兵衛にも少しは因果応報というものを味わわせねば。 「死神」テイストのサゲができそうな。
426 名前:重要無名文化財 投稿日:2007/11/08(木) 02:50:35
そう考えるとなかなか意味深な噺ですよね。 「盲」という語さえ問題でなければ最後までやってこそ面白いのに。 別に目の見えない人を嘲ってるわけじゃないんだがなあ、難しいね。 蛇→平兵衛の語呂がきついと言えばきついけどw
寝床
Wikipedia
597 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/12(月) 08:47:15
597 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/12(月) 08:47:15
店子を全部追い出す代わりに法外な値上げかあ・・・ 考えたなあw
616 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/12(月) 12:57:46
ぽっどきゃすてぃんぐ落語 「寝床」 柳家さん弥
ちりとてちん
ちりとてちんと酢豆腐はどれくらい違うんですか?
885 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/18(日) 02:58:50
>884 ものすごくおおざっぱに言うと話の中で騙される人が違う。 細かい違いは色々あるけれど、まあほぼ同じようなストーリーです。 東京の方だとちりとてちんやる人と、酢豆腐やる人に分かれますね。 紺屋高尾と幾代餅みたいなもんで。 そういえば上方で酢豆腐やる人はいるんでしょうか? 骨釣りじゃなくて野ざらしの方をかける人は見かけるけど・・・
888 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/18(日) 07:42:14
>>884 ウィキペの「酢豆腐」を見てもらえれば違いは多少わかるかと。 それぞれの落ちが、いかにも江戸落語と上方落語の違いという感じがします。
890 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/11/18(日) 08:27:27
>>884 酢豆腐では、貧乏酒盛りしようとしている町内の若い衆が、 ナヨナヨして気取り屋でいけ好かない若旦那に食わせる流れですね。 前半部分も、若い衆の貧乏酒盛り準備中の話になっており、印象はかなり違うと思います。 >>885 紺屋高尾と幾代餅はほぼ同じ筋ですね。細部が違うのでやや印象も違いますが、 高尾太夫にも幾代太夫にも惚れてまう。大好きな噺です。
947 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2008/02/05(火) 22:17:26
さっき柳家さん喬さんのちりとてちん聴いた 上方とはちとちがうのですね おもしろかった
胴乱の幸助
>>377 三十石船は、明治10年に京阪間に汽車が開通してから 約十年で姿を消したそうだから、胴乱の幸助は時代設定が 非常に限られてるってね。京まで三十石で行く一般的なバージョンの場合。
景清
こんなん詳しい人いるかな?いてたら教えてほしいんですが。 景清の再現シーンで、出てきた観音さんは普通の人の姿だったけど、 清水寺の本尊は確か千手観音だった覚えがある。 米朝師とかが言う「ようりゅう?観世音」は本尊とは別物でしょうか? ようりゅう=楊柳だとしたら、千手観音は手に柳の杖持ってるはずだし。
711 名前:重要無名文化財 投稿日:2007/12/06(木) 23:39:44
千手観音の「千手」とは、千羽鶴の「千羽」と同じで「たくさんの」という意 衆々に多く手を差し伸べ救うことから、千手観音。御本体は「観音さま」 漫画で走ってる人に、足がいっぱい描いてあるみたいなもんかなあ
750 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/12/07(金) 23:06:04
「満願」を再現では「マンガやな」
「満願」を再現では「マンガやな」
草々ははっきり「マンガンやな」と言っているように聞こえる。 ところで「この着物は縞もんやで」ということは縞物の着物は 特別な意味があるのでしょうか? それとも水玉でも良いところを「島流し」を言いたいから縞柄にしただけ?
766 名前:重要無名文化財 投稿日:2007/12/08(土) 08:52:11
>>750 縞のない着物を「盲縞(めくらじま)」と呼ぶのに対応して ホントに縞のある着物を母が着せた。
806 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/12/08(土) 19:09:06
草々の「景清」の母の信心で目が開く話と 若狭の母の100日詣での満願の日に 雷が鳴ってへしこの目が出て願いがかなって 初めて若狭が笑いを取るというのも良くできてた。 奇跡の起き方も面白かった。 落語と聞いて えぇ?落語?つまんない、渋すぎる と思ってたけど来週はどんな話か楽しみ。
鴻池の犬
クロがかわいかった。でも、四つ目(まゆ犬)だったのが少し気になった。 「四つ目の犬は縁起が悪い」とかいう迷信を聞いたことがある。飼い主を死なせるとか。 (自分はそんな迷信を信じてはいないよ、念のために言っておくと) ただ、そういう迷信を知識として知っている人が見れば、 豪商がわざわざ貰い受けに来る犬が、 四つ目だというのはちょっと違和感があるのではないかと思った。 ワンコのかわいさに文句はありません。磯七きどりの薀蓄のつもり。
536 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/12/18(火) 09:03:33
>>534 鴻池さんがもともと飼っていた犬がクロにそっくりだったんだよ だからクロを貰いにきた
611 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/12/18(火) 20:59:11
ところで「鴻池の犬」って誰の作なんですか? 次男が車で轢かれるって件があるみたいですが、 昭和に入ってからの作ですか?
618 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/12/18(火) 23:07:15
>>611じゃないけど、時代設定はいつごろなんだろうね 画面にはわんこしか出てこなかったから分からんw 話に出てくる鴻池善右衛門ってお金持ちが 江戸時代から大正まで続いた名前っていうのは ぐぐって分かったんですが いつの鴻池善右衛門なのかは、演じる人によって幅があったりするのかしら?
621 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2007/12/18(火) 23:42:34
>>618 鴻池善右衛門氏は、当代が今でも居られますよ
地獄八景亡者戯
29 名前:落語ファン Mail:sage 投稿日:2008/01/08(火) 10:50:47
米朝師匠の噺はスマートでそのまま江戸でも通用します。特に印象に残っておりますのは 地獄八景の閻魔大王前での演芸大会で亡者が演じる手品です。 鳴物が入ります「手の内より何か一品、やっ、取り出して御覧にいれーる。 とざーい、とーざい、手の内よりひねり出しましたはアカのこよりが十本」 「汚いものをだしてきよったな。」「このままにては見苦しい、これをば丸めると赤玉は腹薬。 これをば口中に。」「や。食たな」
30 名前:落語ファン 投稿日:2008/01/08(火) 10:53:24
食たとは偽り、生あるものにして、やっ取り出してまいる。」「とざーい。」 「虱仰山出してきよったな。」 「千手観音は洛遊びの態とござーい。」「何が千手観音じゃ。」 「このままにては見苦しい、指の先にて、かたっぱしから、潰してまいろ。」 「とざーい、血は流れて燦爛する所、春は落花の形。」「何が落花の形じゃ。」 「このままにては見苦しい、これをば丸めると。」「又丸めたな。」「再び口中へ。」 「又食たな。」「食たとは偽り、一流満倍、千流満倍にして」 「そこらじゅう虱だらけじゃ、なんという芸をいたす、お前は。」
73 名前:落語ファン Mail:sage 投稿日:2008/01/11(金) 11:20:02
言い忘れましたが >>29-30の地獄八景ですが。これは昭和42年米朝師匠が 大阪府民奨励賞受賞された時の音源から起しています。 米朝全集収録の地獄八景と微妙に異なっているのにお気付きでしょうか。 又鬼の船頭が渡し賃徴収する演出で、米朝全集では閻魔の庁のお達しで、 全て十倍にするとの演出ですがこの音源ではそのままです。 脱腸で死んだ亡者には、妲己のお百で百円、米朝全集では十倍の千円になっています。 米朝師匠42歳、将に円熟期です声に艶があります。 現在この音源は現在米朝事務所にもありません。
97 名前:落語ファン Mail:sage 投稿日:2008/01/12(土) 13:14:47
この時の米朝師匠の「地獄八景」(一時間八分)で時代思わすのは、冥途の旅での喜いさんと伊勢屋のご隠居の会話。 「そやけどあんた、わたいより大分はよう死んでなはるのに、今こんな所で追いついてしもうた。」「わしゃー脚気患うてたやろ、 どうしても足が遅れて追いつかれてしもうたんや。なんらなら先いたらええで。」 「いやいやこんなん、これこそ、ほんまに急がん旅やさかいな。一緒に行かしてもらいます。」 「足が悪かったらやっぱり、遅れまんねんわなー
98 名前:落語ファン Mail:sage 投稿日:2008/01/12(土) 13:15:48
「そう言うと前に足引きずって、松葉杖ついて歩いてる人おまっせ。」 「あの人もえらい足遅いなー、見た事ある人やなー。」「歌うておまっせあの人。ズビズバー言うとりま。 あれ左ト全(ひだりぼくぜん)やあれ。まだこんな所歩いてるんや。 あれ死ぬなり家に盗人入ったさかい、観に帰ってたんや、あれ。」「ト全さん一緒に行きまひょか。」
196 名前:落語ファン Mail:sage 投稿日:2008/01/30(水) 18:53:55
>>186 地獄八景に登場する四人の亡者(医師、山伏、歯抜師、軽業師)の内、山伏は怪しげな詐術で金銀を 貪り、医師は未熟な技で助かる病人を多数殺し、歯抜師は丈夫な歯まで抜いたと言う罪です。 軽業師は人をハラハラさして寿命を縮めた罪です。山伏、医師はふてぶてしい感じです。 軽業師は元鳶職ぐらいしか演じられんでしょう。それで橋本純君なら歯抜師が適当かなって思ったんです。
844 名前:重要無名文化財 メェル:sage 投稿日:2008/02/05(火) 14:08:11 今日の地獄八景の噺しで、フグにフグを買いにやりまして、 フグに料理して、フグに食べて、フグに当たってフグに冥土へ来てしもた。 というところのフグ連呼の意味がわかりません フグにフグを買いにやりまして、の最初のフグは河豚ではないのですか?
848 名前:重要無名文化財 Mail:sage 投稿日:2008/02/05(火) 14:11:52
>>844 ふぐに=直ぐに
858 名前:重要無名文化財 Mail:sage 投稿日:2008/02/05(火) 15:25:41
みなさんが解説されてますが、んなアホなダジャレばっかりな噺ですので 大ネタだからたいそうな物語だと思わないようにw
860 名前:重要無名文化財 Mail:sage 投稿日:2008/02/05(火) 15:33:37
>>858 最初聞いたときはあまりの下らなさに爆笑した 演者によってはその当時の時事ネタを勝手に入れたり 身内ネタが入ったり何でもアリな所がおもろいと思う
338 名前:重要無名文化財 投稿日:2008/02/11(月) 09:50:39
「地獄八景」は大部分創作とは限らないよ。 古典としての部分と創作(演者の味付け方)の部分をうまく配合しないと 失敗する。 現に三枝がこのネタを演った時、創作部分の比重が多くなりすぎて、 演者も客席も疲れてしまった。 それに現在このネタ演る人は皆、米朝師匠から直接お稽古してもらってる。 ただし、口移しじゃなく、覚えてきたのを聞いてダメだしするという稽古方法ですが。
343 名前:重要無名文化財 Mail:sage 投稿日:2008/02/11(月) 10:23:02
「大王飲んだから腹から出てきた」という落ちはどの人も共通ですか?
「大王飲んだから腹から出てきた」という落ちはどの人も共通ですか?
344 名前:重要無名文化財 Mail:sage 投稿日:2008/02/11(月) 10:28:22
>>343 枝雀バージョンは「大黄飲んで、下してしまうのや」のサゲとは違ってたな
346 名前:重要無名文化財 投稿日:2008/02/11(月) 10:43:27
>>343 「大王(大黄)呑んで下してしまうのや」が本来のオチ。 三枝は四人の亡者を生き返らせてる。これは「地獄のそうべえ」という絵本 の結末を参考にして作り変えた。「地獄のそうべえ」は米朝師の口演を 元にして昔話風に書かれた絵本。 枝雀は閻魔が嘘ついたので舌を抜かれたというオチに替えた。 他の演者は文珍をはじめ皆、本来の落ちでやってる。
360 名前:重要無名文化財 Mail:sage 投稿日:2008/02/11(月) 14:57:04
落語に詳しくないので、お聞きしますが、 今回みたいに一つのネタを数人で分けてやるってことは 通常あるのでしょうか?
361 名前:重要無名文化財 Mail:sage 投稿日:2008/02/11(月) 15:36:12
>>360 長い話をリレー形式にしてやるのは、滅多にはないけどたまにある
362 名前:重要無名文化財 Mail:sage 投稿日:2008/02/11(月) 15:52:51
>>360 子別れの上中下とかな まぁこれは一つずつが独立した噺として 扱われるのかもしれんけどな
363 名前:重要無名文化財 投稿日:2008/02/11(月) 16:09:28
>>360 大ネタを師匠の代演として弟子がやるならリレーは自然な設定だと思う。
364 名前:重要無名文化財 Mail:sage 投稿日:2008/02/11(月) 16:10:43
米朝・吉朝で発端〜七度狐とかやってたな