『暴食プログラム襲撃』 - AngelGear_der_Anfang @ wiki

――その日も、瑞穂市は真夏日だった。

いつの時代、どこの戦争でも同じように。
ヤシマ＝統一帝国の内部にも、戦いに異を唱える勢力は存在する。

そのうちの一つが“天使派”――合衆国十字軍に共鳴し、
彼らに抗するより従うことを善しとする、過激派集団である。

その中でも最も過激とされる一派。
「大罪の翼」と呼ばれたその集団が、瑞穂に舞い降りる。
羽撃きは７つの災禍を撒き散らし、瑞穂を戦場へと塗り替えた。
後に言う「瑞穂の最も長い一日」である。

最初の刺客は、あらゆる防壁を食らいつくす暴食の使徒。
狙われたのは瑞穂基地の耳と目。
目に見えぬヒトに組み上げられた悪意が、蜘蛛の糸を辿って瑞穂に襲いかかる。

エンゼルギア 天使大戦ＴＲＰＧ The 2nd Edition
『瑞穂の一番長い日-１-　暴食プログラム襲撃』

「――まだまだ満たぬ。お前らの力とはこの程度かね？」

ハンドアウト（ログ記載なし）

▼シナリオハンドアウト

ＰＣ１　ミーナ・シュトラウス　ウィザード／シンガー
ダーザイン：【クラッカーからの挑戦】
いつもの様にデスクワークをこなしていたある日の朝。
ソレは突然瑞穂基地に喰らいついてきた。
突如として響き渡るアラート、次々と突破される何重もの防壁、
見る間に奪われていく基地機能。瑞穂基地はクラッキングテロに襲われた。
そして、画面に浮かぶクラッカーからの挑戦状。
基地の全ての機能が奪われる前に一刻も早い処置が必要だ！
「ウィザードが聞いてあきれるわ。この若造め」

ＰＣ２　ナァマ・セディム・イグニシア　ギアドライバー／アーティラリー
ダーザイン：【外界からの隔離】
いつものように早朝の飛行訓練を終え、基地に帰還した直後のことだった。
シュネルギアのコクピットに響くアラーム音。
続いてオートで緊急待機状態へと移行したシュネルギア。
つまり――――――コクピットに閉じ込められてしまった。
一体外では何が起こっているのか。
まずは相棒と協力して情報を集める事が必要だ。

ＰＣ３　※メンバー割れにより使用せず
ダーザイン：【同僚からの不安】
本日、この瑞穂基地に他の基地から兵士が増援されることになっていた。
しかし、その日は朝からなんとも言えない不安が胸をよぎっていた。
天使兵の襲来か、はたまたフーファイターなのか。
どちらにせよ無事に今日を生き延びるためには、新しい戦友との連携が不可欠だ。

外部ログ