【前回までのあらすじ】
バクラと神官団の戦いは、死霊達の力を得たバクラの圧倒的優位に展開していた。
カリムが倒れ、もはやオレたちもこれまでと思われた時、
オレの父、アクナムカノンの魂が死霊達を冥界へと導いてくれたんだ。
今だマハード、ディアバウンドにとどめをさせ!勝負あったな、バクラ!

無駄だぜ、バクラ。
残りの千年アイテムがオレたちの手にある限り、ゾークの封印が解き放たれることは無い

諦めろ、バクラ。お前の負けだ

なに

この声は

駒だと!



シャダ

これはどういうことだ、アクナディン。理由を話せ

どうした、セト

何をした、アクナディン

やめろ

なぜだ、なぜバクラが死んだのに闇のゲームは終わらない。
それになぜ砂になって消えたはずのバクラの声が、いつまでも聞こえる

なぜだ、なぜバクラを倒したのにオレの勝ちじゃない。なぜ時が止まる。
いったいいつまで続くんだこの闇のゲームは
!ゲーム・・・?

ぐああっ!そうか、これは・・・!

バクラ・・・ここは!?

闇のRPGだと

ならばオレのキャラクターはファラオ、そして、お前は盗賊王バクラ。
しかしそのバクラが倒れた今、オレの勝利条件はクリアしたはずだ。それがなぜ

つまり!ゾークを倒さない限り、オレの負けということか

何・・・

くっ・・・バクラ貴様!

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最終更新:2009年06月02日 23:57