もう一人のボクと別れて、ボクたちを襲うチャンスはいくらでもありそうなのに

見落としてる

いや、本田くんの言う通りかもしれない
なぜもっと早く気付かなかったんだ。いや、気付いてたんだ、最初っから。
けど、それがそんなに重要なことだなんて、思わなかったんだ!

ボクたちはこの世界に来てから、
いや、そのずっと前から決定的に知らないことが一つだけあるんだ

そう。もう一人のボクの名前だ

思い出して。どうして記憶の石板から、もう一人のボクの名前は消されていたんだろう

そうさ。この世界は、もう一人のボクの記憶をもとに三千年前のことを再現している。
シャーディーが言ってた、もう一人のボクの本当の敵、ゾーク。
もしこの世界で、三千年前と同じように、
もう一人のボクがゾークと戦うよう運命付けられているとしたら

うん。きっとそれが、ゾークを倒す鍵なんだ。
もしボクの推測通りなら、ゾークと対決する時、
もう一人のボクは失われた名前を手にしない限り

とにかく、一度街に戻ろう。
もしかしたら、もう一人のボクに出会ったことで、王宮に入れるかもしれない。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2009年03月30日 23:32