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第二十四回セッションシナリオ

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公害調査
 年配の女性の研究者、ジェニファー・ウィンディアと一緒にある地域を調査する。
 この女性は昔(40年ほど前)、成り上がるために公害の原因を隠蔽したことがあり、それを後悔している。
そのために今、PC達と共に事実の究明に向かうことにした。
 汚染地域の閉鎖された工場跡に行けば、当時の書類が残っているかもしれない。その望みに
賭けたのである。
 彼女の体は既に公害に冒されている。シナリオの最後にメンダヒルの刺客が彼女を狙撃し、PC達と
闘いになる。一命は取り留めたジェニファーだが、公害の究明を長年続けていた彼女の体は最早手遅れの
状態にあった。ジェニファーは自分の遺体を最大の証拠として提出することを望んだ。

(
依頼人 メンダヒルの研究員  ジェニファー・ウィンディア  
年齢70代 一人称 私  口調 慇懃無礼  外見 一見上品そうな老婦人
HP15
武勇2 機敏1 精神6
再生魔法×2 治癒魔法×2 応援 魔力付与 発見 範囲魔法
スキルを1つ使うごとに評価が下がる。
基本報酬額6000G-500×依頼人の使用スキル数

1.依頼
 依頼を選択するとジェニファーがやってくる。
  出だし 
 「はじめまして皆さん。本当なら見知らずの冒険者なんかは信用できないのだけれど・・・よろしくお願いしますね。」
 依頼概要
 「メンダヒルの汚染地域の調査を手伝ってもらいたいの。
  今では工場も閉鎖されて、人が住んでいない地域よ。
  あそこは公式には40年前、地下から漏れ出した有害物質で汚染されたと言われたのだけれど、実際は工場から排出される
  不純な魔力で汚染されているのよ。
  工場を調べれば、処分しきれなかった当時の書類が見つかるかもしれないわ。
   実はほとんどの工場はもう調べてしまったの。でも、最後の1つは特に汚染がひどい地域にあって
  手助けが必要なのよ。猫の手も借りたいってやつね。もし公害を証明する当時の資料を査察委員会に提出すれば
  かなりの前進になるはよ。」

 公害について
 「体にさまざまな悪影響を与えるわ。特に呼吸器系統ね。
  それにあの地域では障害をもった新生児が非常に多かったわね。
  このマスクを着けてもらえば、汚染の軽い場所では何の問題もないわ。
  まあ、あなた達、もともと汚染されてるみたいな感じだけど。」

 依頼の理由
 「正義感よ。他に何かあるとでも? まあ、あなた達には縁のない言葉かも。
  住人たちの一部は他所に移住したけど、大部分は補償も受けられず、後遺症に苦しんでいるの。
  国に補償を認めさせるための証拠が必要なのよ。」

 工場
 「ヴァラコールの近辺で取れるある鉱石の精錬所だった場所ね。
  精錬時に不純な魔力が排出されるの。これ以上はどうせ専門じゃない人には理解できないわね。」

2.調査
 公害地域を歩いて、工場を目指す。
 紫色の部分を歩くと全員2ダメージを受ける。
 サバイバルがあるなら1ダメージで済む。

 黒い部分は戦闘 機敏判定で気配がわかる。

 巨大7本足ネズミ×3
 HP10
 武勇2 機敏4 精神1
 炎、冷気に弱い

 赤は工場
 黄色は宝石が落ちている。
 PLには赤と紫だけが見えている。

3.探索
 A.入口
   この中でもマスクは取ってはいけないとジェニファーに言われる。 
   探索すると廃棄物に触れてしまい、HPがー2
   機敏判定でDの方に物音を感じる。
 B.休憩室
   暗証番号で開く部屋。
   ジェニファーはこの番号を知っている。
   ここでは汚染がひどくないので、休憩できる。
   ただし1回だけ。
 C.備品倉庫
     傷薬×2 霊薬を入手。
   勿論汚染されているが、証拠品の一部にはなるだろう。
   追加報酬として5000Gになる。 
   警報装置が仕掛けられており、見過ごすとアラームの音に反応して
   巨大猫が不意打ちして来る。
 D.炉
   鉱石を精錬していた場所。
   巨大な白黒の、尻尾の無い猫が襲ってくる。

   巨大猫
   HP30
   武勇6 機敏3 精神2
   なぎ払い
   魅了で手なづけることができる。
 E.管理室
  探索するとボロボロになったレポートが散乱しているのがわかる。
  保存状態が酷く、証拠としては使えない。
  南にドアがあるが、鍵が無いと開かない。
 F.金庫
   鍵開けを使用すると開く。
   中には5000G相当の金貨。
 G.警備員室
   探索で宝石を入手できる。
   警報装置を解除できる。   
 H.裏口
   鍵が床にいくつも転がっている。
   精神判定でどれがIへの鍵かがわかる。
   こんな場所に長い間放置されていたものを大量に持ち運ぶのは危険かもしれない。
 I.第二備品倉庫
   ジェニファーの書いたレポートを発見する。
   発見すると同時にジェニファーが撃たれる。
   撃ったのはメンダヒルの刺客で、口封じと証拠隠滅を狙っていた。
   この戦闘にジェニファーは参加できない。

  メンダヒル刺客
  戦士
  HP20
  武勇7 機敏1 精神1
  鉄腕 不屈 自己犠牲

  暗殺者
  HP20
  武勇1 機敏7 精神1
  カウンター 回避 急所狙い

  魔法戦士
  HP20  
  武勇3 機敏3(軽業後5) 精神3  
  再生魔法 鉄腕 軽業 

  魔法使い(後)  
  HP20
  武勇1 機敏2 精神6  
  投射魔法 応援 治癒魔法 

  射手(後)
  HP20
  武勇1 機敏6 精神2
  射撃 発見 連続行動

ジェニファーの傷自体はそう深くない。しかし彼女は長年にわたって公害の調査をしてきたため
既に体は手遅れのところまで来ている。彼女はメンダヒルの自宅まで自分を送ってほしいと頼む。
メンダヒルの自宅はかなり大きい家で、執事や使用人もいる。
自宅のベッドの上で彼女は自分が昔、工場の研究員で、出世するために事実の隠蔽に手を貸したことを
告白する。その後彼女は意識を失う。
 執事が宿に報酬を届けると約束し、一行は白猫亭へと戻って行く。
 後日、白猫亭のマスターからメンダヒルで40年ぶりに公害の真相が明らかになったことを知らされる。
証拠となるレポートを提出した人物は他界したが、証拠品の1つとして自分の遺体を一緒に提出したという。

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